~タロット日和~ by 常葉 了

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常葉 了

常葉 了

2017/11/08
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カテゴリ: タロット実践
​​​​​​​​​​​​​​​ ども、トキワです。(^^)/

 十勝は、すっかり寒くなって来ました。
 まだ、冬と言う程では無いのだと思いますが、日が落ちるとグッと冷え込みます。

 今年は、冷え込むのが早いですねぇ。(--;
 雪が本格的に降り積もる時期も、近いのかも知れません。

 願わくば……
 遠出の予定が有るので、11月末位までは、降らないで居て欲しいと思う所です。

 完全に、冬服モードに移行すべきかどうか迷う今日この頃。
 皆さんは、如何お過ごしでしょうか。




 さて、今回は、タロットで適職を占う場合の第六回目です。
 他に話題が無いのかと言えば、そう言う訳では有りませんが、ボチボチ進めておかないと、いつ終わるか分かりませんからね。
 ちょっと進めておきましょう。

 今回は、【12番 吊るし人】【13番 死(死神)】【14番 節制】の三枚です。

【12番 吊るし人】
【吊るし人】の運命性は、目的達成や問題解決を目指す上で、どうしても避ける事の出来無い【試練的な場面】と、その【克服】に焦点が当たります。




 これは、【登山】をイメージすると、分かり易いかと思います。

 山を登り進め、山頂に近付けば、どうしても難所に遭遇する事になる。
 この難所を避けて、山を登り切る事は出来ません。

本人の苦手とする領分 に関わるものだったりします。​



 そう言った意味で、苦難の伴うカードである事は確かです。

 では、【吊るし人】は、どんな仕事を適職として見るのか。

 適職の抽象的なイメージとしては、 【何らかの課題が有り、その課題の解決をミッションとする仕事】 と言う事になります。


 計算を苦手とする人が、経理をやったり。英語を苦手とする人が、通訳をやったり。
 これは【適職】とは言えません。

 なので、この【課題】を、社会の視点から捉える事になります。

 つまり、 【社会の中で【課題】となっている物事に取り組む仕事】 と言う判断です。

 例えば、【環境問題】と言う社会的課題に取り組むと言う観点から、リサイクル・リユース業者など。
 【エネルギー問題】と言う社会的課題に取り組むと言うならば、再生可能エネルギー関連の仕事など。
 【高齢化】と言う課題であるならば、福祉関係の仕事や、高齢者の仕事を創出すると言う仕事。
 【農業家の後継者不足】と言う課題ならば、農業事業のコンサルタントなど。

 まあ、社会的な課題を考えてしまえば、いくらでも適職の範囲は広がってしまいますね。

 なので、【職種そのもの】を判断すると言うよりも、【課題の解決に取り組む】と言う【仕事の機能】に注目して、判断する事が大切になっています。

 一応、【吊るし人】が、四大の【水】に属すると言う点から、【飲食業】【水産業】【人気商売】【サービス業】等を適職として見る場合も有ります。


【13番 死(死神)】
 タロット78枚の中で、最も有名で、恐らく、最も誤解されているカード。
 失恋するのか、離婚するのか、クビになるのか、それとも死ぬのか。
 沢山の怖いイメージを抱かれ易いカードですね。(^^;



 でもね。例えばケルト十字法と言う占い方をする場合、カードを10枚引くのです。
 単純計算、確率的に言って、8回に1回は死神のカードが出現する訳です。
 その度に、相談者さんが死んだりクビになったりしていたら、大変な事ですよ。
 そんな訳、有りませんからね。(^^;

​そもそも、【死神】と言うのは、本来、ユダヤ教やキリスト教における、天使の位置付けです。
 地上での生を全うした魂を、悪魔からの攻撃から守りつつ、新しい世界へと誘導するのが、本来のお仕事。
 占い上では、 【古い段階を終え、新しい段階へと移行する間の、変容の時期】 を示すものです。

【死神】の運命性は、【終わりと始まり】その推移としての【変容】が主なテーマとなります。

 さて、どんな仕事が適職になるのか。

​既存の物事が終わりを迎え、新しい段階へと移行する際に必要とされる仕事​ が、適職の範疇に含まれる事になります。

 例えば、引越業者。古い家での生活が終わり、新しい家での生活が始まります。引越業者は、そのフォローを行う。
 例えば、ブライダル関係の仕事。独身生活は終わりを告げ、新しい家族との生活が始まります。ブライダルの仕事は、そのフォローを行う訳ですね。
 確かに、少し暗いイメージの仕事も、含まれる事になります。
 例えば、葬儀関係のお仕事。現世での生涯を終え、彼岸へと渡るフォローを行う。
 会社が倒産する際に、その後処理を行うような仕事も、適職の範疇と見て良いでしょう。

 いずれにせよ、古い物語が終わる瞬間に立ち会い、同時に、新しい物語が始まる瞬間までフォローするのが、【死神】のお仕事と言えます。
 この部分を、充分意識して、職種を考えてみましょう。


【14番 節制】
【節制】の運命性は、高度な調和とバランスを通して、物事が洗練されて行く事を促すものです。
 高度な調和とバランスは、高度な技術力によって成し遂げられます。
 そして、何よりも重要なのが、 【何事も無駄がない】 と言う点です。



 【節制】は、 錬金術師のカード とも考えられています。
 複数の要素を組み合わせる。そして、それぞれの要素が反発しないように調和を維持する。
 そして、無駄なく、洗練されたものを作り出す。

 適職としては、かなり専門的で、高度な仕事と見る事が多くなります。
 そして、その専門的で高度な技術力を持って、 【複数の要素をマッチングさせて行く】 と言うのがポイント。

 例えば、料理人。いくつもの食材を寄せ集め、それぞれの食材が反発し合わないように調和を取って、洗練された【料理】を作り出す。
 或いは、各種のプランナー業なども、【節制】の範疇に入るでしょう。
 イベントの企画・立案・実行を司るプランナー。複数の要素を上手く組み合わせる事によって、始めてイベント全体が、楽しく、有効なものになります。
 企業のコンサルティング業なども、複数の事業要因を考慮しながら、ベストミックスを探って行くと言う観点から、【節制】の範疇と言えます。

 と言った具合に、【節制】の場合は、 【専門性】【高度な技術力(併せて経験)】【複数の要因の組み合わせと、調和】  この辺に注目しながら、適職を考える事になります。

 【節制】は、【魔術師】の上位版と言う位置付けで見る場合も有りますので、シンプルに【技術職】【専門職】と言う考え方でも良いですね。なので、誰でも出来る【一般職】は除外されます。



 と、まあ、こんな感じですかね。

 本日は、以上です。(^^)/







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Last updated  2017/11/08 01:00:06 AM
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