親仁の意見-50男の素朴な想い

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January 14, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「公開質問状」(笑)を、「ぐりぐりママ」さんから突き付けられておりますので、しっかり答えますね。彼女の質問は以下の二点です。

1.ただ、一番難しいレベルの問題を体験すると応用がきくようになりますか?
2.そして一番難しい問題=「公開模試」ですか?

先ず、「応用が利く」という言葉の定義から入ります。その前に「難しい」という言葉の定義ですが、これには「幅と深さ」があります。「幅」の例を上げると、「年齢算」で基本的な問題は、親子の年齢差を問うものですが、これだと登場人物は二人です。ところが、少し難しい問題では、親一人の年齢と、子供二人の年齢の和がベースになります。更に難しくなると、子供が三人になったり、両親の年齢の和との比較になります。

ここでのポイントは、親子一人ずつだと年齢差は一定ですが、子供が一人増える度に年齢差は毎年1歳ずつ縮まり、二人増えると2歳縮まるということです。子供が二人の問題をマスターすれば、子供が三人になっても延長線上で解けます。

次に「深さ」ですが、設定条件によって場合分けが生じる複雑な問題等が良い例です。具体例を出すと長くなるので、一般論で済ませますが、生じ得る全ての場合を具体的にイメージ出来、個々の場合で計算したりして、最適解を求めるような問題です。こういうのは、タフな精神がない限り、途中でギブアップです。

次に「応用が利く」の定義ですが、これにも二つあります。一つは、基本原則を如何に適用するかの「着眼力」があることです。もう一つは、解法の「パターン」を体得し、類似性のある問題に対しては、その「パターン」を適用出来るということです。算数なり数学の問題は、無限に「種」がある訳ではなく、既存の「種」を上手く組み合わせて構築されているのです。

難問ほど「種」を巧みに組み合わせていますから、これを解いて行くことで、「着眼力」と「パターンの適用力」が養われます。また、「深さ」にも慣れますから、途中で投げ出さないタフな精神力も養われます。

質問の2.ですが、NYSなり、名古屋の「K」では、その地域でのトップ進学校への合格が照準になっており、「一番難しい」かどうかは別として、洗練された問題が出題されます。要するに、柔軟な思考力がないと問題の核心が掴めず、高得点には結び付かないのです。



それなら、問題さえ手に入れば、公開模試を受けなくても良いではないか、ということになりますが、そうではありません。公開模試の利点は、これまた二つあって、一つは厳しく時間管理された中で、どの程度出来るかが分かることです。また、同一条件で受験した中で、どれだけ優秀な人がいて、自分はどのレベルなのか客観的に分かることです。

ある本によると、大都市において、将来的に東大に入学するような子供は、80%が私立又は国立の中高一貫校に中学から入学し、残り20%の内15%が高校から入って行くらしいです。NYSの公開模試には、これら優秀な児童の大半が受験している訳であり、そういう優秀な母集団の中で現実を把握しておくことは、中学で受験しなくても、良い緊張感を維持して行く上で意味があると思っています。回答になっていれば幸いです。
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尚、このページは、僕が3年前から始めた自分のHPである 「NEUBEAUX CINQUANT ANS(新・サンカンタン)」 がベースであり、その中で 「息子と共に」 が連載されています。(Bookmarksにも記載)





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Last updated  January 14, 2005 11:25:39 PM
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とても丁寧な回答ありがとうございました。  
「タフな精神力」が養われるよう、家庭学習に励み、
頑張ってきたことの発表の場として、我が家も今年は積極的に公開模試にチャレンジしていこうと思います。
でも学期に1回ぐらいのペースでかなぁ。
我が家は多分Nの公開模試を受けることになると思います。
4年生のことしか知りませんが、Nの塾生は年に8回も公開模試を受けるようです。
5年生もそうなのかな?
また調査してみます。
母は点数や偏差値にふりまわされないようにしなくては。

大変わかりやすい回答ありがとうございました。
また難問にぶち当たったら?!こちらで「公開質問」させていただきますね。 (January 15, 2005 04:29:52 PM)

Re:とても丁寧な回答ありがとうございました。(01/14)  
ぐりぐりママさんへ
-----
今回は、あなたも徹底的に質問されましたから、逆に納得が行ったのかも知れませんね。決して完璧な回答だとは思いませんが、少なくとも僕の考えは反映出来たと思います。

「N」の公開模試は、僕の得た情報によると試験範囲が明示されないということですが、どうなのでしょうか。「K」の場合は範囲が明らかなので、試験に合わせて勉強がし易いのです。我が家のニーズには合っていると思っています。

ペースは学期に1回でも良いでしょうね。また、本科生にならなくても、夏期講習や冬期講習等を受講してもよいと思います。頑張りましょうね。 (January 15, 2005 07:17:44 PM)

賛同したいと思います。  
>解法の「パターン」を体得し、類似性のある問題に対>しては、その「パターン」を適用出来るということで>す。算数なり数学の問題は、無限に「種」がある訳で>はなく、既存の「種」を上手く組み合わせて構築され>ているのです。

その通りだと思います。

>優秀な母集団の中で現実を把握しておくことは、中学>で受験しなくても、良い緊張感を維持して行く上で意>味があると思っています。

 本当に大切だと思います。
 私の生徒は田舎の生徒が多く、せっかくの天賦の才が
現実の状況把握のないまま、埋もれていきます。

 田舎の中学の先生は、最後の2週間で40ページ
くらい一気に進んで帳尻合わせてそれでよしとする人た
ちがいまだにたくさんいます。
(こちらの地元では、塾の講師達もT高レベルの準備の
仕方は全く知りません。)
 頑張らなくてはいけないな、と思いました。
(January 16, 2005 12:59:31 AM)

Re:賛同したいと思います。(01/14)  
スライディングキャッチさんへ
-----
専門的な立場から、コメントありがとう御座いました。高校レベルだと、昔から旺文社の全国模試があり、地方でも広い範囲で自分の実力を確認出来るのですが、小中学校の段階では地域差があるのかも知れませんね。

ただ、「N」に関しては、自宅受験が可能です。我が家も一度試しました。求めれば可能性は広がりますので、お互い情報交換に努めて参りましょう。 (January 16, 2005 09:54:32 AM)

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