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2006.10.04
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テーマ: 庭の植物(283)
カテゴリ: 植物(木本)




 幸いなことに、根元近くから伸びてきたひこばえがまだ残っていたので、それを今度は鉢に移して大事に育てることにした。しかし、一向に生長せず、母の存命中には花は再び咲かなかったと記憶している。



 何故枯れたのか、又、鉢に植えたのが何故生長しないのかは良く分からなかった。ナナカマドの植えてあった辺りではその後もよく木が枯れるので、ネマトーダ(線虫)でもいるのかと思ったが、どうも違うらしい。

 ある時、かつて祖父が大事にしていたフウチソウ(多分戦前からあった鉢植え)が殆ど干からびているので根元を見てみたら、なんと根が付いていない。株を引き上げてみると、小さな植木鉢にネキリムシ(カナブン類の幼虫)が15匹位いて、根は総て食べられてしまっていた。



 ある時、庭の木がまた弱り始めたので、その根元にオルトラン粒剤を撒いてみたら、木は枯れることなく、暫くしてからまた元気を取り戻した。ナナカマドの植えてあった辺りでよく木が枯れるのも、どうやらネキリムシと排水の悪さによる病気の感染が原因らしい。

 そこでナナカマドの生長が悪いのもヒョッとするとネキリムシのせいかもしれないと思い、春先ネキリムシが生長して大きくなる前にナナカマドの鉢にオルトラン粒剤を撒いてみた。すると、ナナカマドはチャンと生長するではないか。



 最近は毎年かなりの数の花を着けている。もう少し早く気がつけば母に見せてあげることが出来たのに・・・


ニワナナカマドの花

ニワナナカマドの花.季節外れで花序が小さい(2006/09/29)



 ニワナナカマドというのは妙な植物で、6月に最初に花が咲いた後、新たに葉腋から出て来た芽には必ずといっても良いくらい花が着く。今年は晩夏になってからも芽が出て、先日花が咲いた。しかし、花序の長さは普段の1/3位で随分小さい。

ホサキナナカマドの花(拡大)

ニワナナカマドの花.拡大してみると如何にもバラ科の花という感じ。

直径7mm、体長約1mmのハチがとまっている(2006/09/29)



 ニワナナカマドの花が咲くと必ずやってくるのがルリマルノミハムシ。「ルリ」と言っても真っ黒な体長3mm位の小さな羽虫である。しかし、もう時期が遅すぎるのか、今回は咲いて2日後に1匹来ていただけで、もう少し沢山来てから写真を撮ろうと思っていたら、ついにその機会を逃してしまった。

 その代わり小さな虫が写っている。写真を撮ったときはハエだと思ったが、写真を良く見てみると触角が長いからハチらしい。花の直径は7mm、ハチの体長は約1mm。

 人間の感覚からは、こんな小さなハチもいるのかという感じだが、卵に寄生するタマゴバチの中には0.1mm位のものもいるそうである。0.1mmと言えば100μ。普通の動物細胞の大きさは数10μなので、そんなハチの細胞構成は一体どうなっているのだろうか?顕微鏡写真を見てみたいものである。







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最終更新日  2006.10.04 17:59:53
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