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2007.09.05
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オオミズアオの4齢幼虫1
オオミズアオの4齢幼虫.体長3cm強(2007/09/05)



 早速写真を撮って調べてみると、何と、オオミズアオの幼虫であった。大きさから判断して4齢幼虫らしい。

 最近はヤママユガ科の蛾を全く見ない。昔はシラガダユウ(白髪太夫)とかシラガタロウ(白髪太郎)と呼ばれるクスサンの幼虫が毎年のようにクリに付いていたし、その成虫もごく普通に見かけた。

 オオミズアオもクスサンよりは少なかったが、街灯に止まっているのを屡々見かけたものである。しかし、何れもこの20~30年、全く見ていない。

オオミズアオの4齢幼虫2
少し枝を動かしたら、この様な姿勢になった(2007/09/05)



 それが我が家のヒュウガミズキに居るのだから、一寸驚いた。

 そう言えば、1ヶ月程前、ヒュウガミズキの葉裏に体長1cm位の橙色の毛虫が数頭居たのを想い出した。写真を撮ったような気もするが、探しても見つからないところを見ると、やはり撮っていないらしい。撮っておけば良かった。

オオミズアオの4齢幼虫(腹部拡大)
オオミズアオ幼虫の腹部拡大.透き通った黄緑色が美しい.

中央下の丸いのは水滴(2007/09/05)



 もう一度、ヒュウガミズキを調べてみると、他に2頭も同じ形の幼虫が居た。やはり、一ヶ月前に見かけた毛虫が成長したものらしい。オオミズアオの初齢幼虫は橙色に小さな黒斑を多数帯びると言うから、まず間違いないであろう。

 オオミズアオは大型の蛾である。と言うことは、その幼虫は大食漢に違いない。これでは高さ1m余りのヒュウガミズキは丸坊主になってしまう。また、最近はスズメバチ科の蜂がよくこの辺りを遊弋しているから、捉まって肉団子にされてしまう可能性も高い。オオミズアオは、今やこの辺りでは「珍種」乃至「絶滅危惧種」である。保護する必要があるのではないか?

オオミズアオの4齢幼虫(頭部拡大)
毛虫君の顔.口の周りの構造は複雑(2007/09/05)



 ・・・と言う訳で、飼育をすることにした。ヒュウガミズキはマンサク科である。オオミズアオの幼虫はかなり広く色々は木の葉を食べるが、調べた限りではマンサク科の植物を食べると言う記録はなかった。バラ科、ブナ科、カバノキ科などがお好みの食草らしい。そこで、枝が伸び過ぎて困っているコナラを食草にしてみることにした。

 しかし、食草は幾らでもあるが、大食漢を3頭、世話が大変そうである。


 なお、この幼虫は蛹で越冬をし、成虫になるのは来年5月である。まァ、気の長い話ではある。







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最終更新日  2007.09.05 10:31:53
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