世界の最果て ~world's end~

2003年11月30日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のテーマは『it(それ)と呼ばれた子』です。
これは、本の題名です。
今日は、凄く真面目に語りますね。
壊れた朱鷺枝が好きと言う変わった方がいましたら、読まない方が良いかもしれません。

この本、まずは大まかに作品紹介しますね。
この作品は、3部構成になっていて、それぞれ『幼児期』・『少年期』・『青年期』となんています。

つまり、自分の受けた虐待や、その後の話が書いてあります。
作者はデイビット・ペルザー。
彼は、幼い頃から母親に激しい虐待を受けます。
何度か殺されかけたこともあります。
そんな彼を見かねた学校が警察に通報して、彼が家族と離れるところまでが『幼児期』です。
『少年期』は、里親に預けられるようになり、母親と裁判で戦うなど、『母親』の影から開放されるまでが書かれています。
そして、『青年期』。
ここでは、両親の死や、恋人との触れ合い、結婚など。
デイヴが自分の人生を生き始めます。


私はこの3部を全て読んだけれど、私が考えていた虐待なんて、比べられないくらいに酷いことが書かれていました。
こういうのは変かもしれないけれど、『生きているのが不思議』だと思いました。
私達の悩みや、苦悩がとても軽いものに思えました。

ので、苦手な方は『幼児期』を読まない方がいいと思います。
私自身、そこまで苦手ではなかったけれど、暫くは気分が悪くなったりしましたので。
『少年期』はそこまで酷い内容ではないけれど、それでも『生きていくのって、こんなに大変だった?』と思ってしまいました。
里親と上手くいかなかったり、周りからの偏見の目は、虐待と同じくらい辛いと感じました。
『青年期』で、やっとデイヴが歩き始めました。
やっと『一人の人』として生きていけるようになった、と。
でも、誰でも生まれたときから『一人の人』として生きられるのに、成人してからそれを実感出来るようになったなんて、悲しすぎます。

私は全体を通して、人の生きようとする力を感じたけれど、それでも『幼児期』の虐待の描写が頭から離れません。
今でも時々思い出しては、顔を顰めてしまいます。
でも、私達はこういうことがあったということを知らなくてはいけないと思います。
そうやって、私は自分の子にデイヴのような悲しい思いをさせないと誓ったし、他の子も彼のような思いをさせてはいけないと感じました。






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最終更新日  2003年12月01日 18時59分27秒
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