書くことの意味

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2004年07月02日
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 虎ノ門のJTホールで、シューベルトのピアノ三重奏曲第二番を聴いた。この曲が演奏会に採り上げられる機会は滅多に無くて、生演奏を聴くのは10年ぶりだった。

 演奏者の方々は皆さん、素晴らしいキャリアと経験を積んでいらっしゃる。それでも、とてもしんどそうだった。シューベルトが本当に、生きるか死ぬかの瀬戸際まで自分を追い詰めて、おそらく、血を吐くような思いで生み出した作品だからこそ、演奏者にも極限の精神的集中を、迫るのだろう。演奏者同士が生み出す緊迫感が途切れることなく続き、あたかも43分間のサッカーの試合を見ているような錯覚を覚えた。その様は決して、この曲本来の姿とは言えなかったけれど(本当は、まもなく死を迎えざるを得ないシューベルトの苦悩、絶望と、そしてそれを乗り越えて初めて得られるかすかな安寧、生への憧れを表現したものだから)、それでも、3人の方々は、一生懸命、演奏して下さった。これだけの難曲に、力を振り絞って挑戦して下さったこと、それがとても有難かった。曲が終わって、大きな拍手がわいたとき、シューベルトに思わず、呼びかけた。「あなたの作品は、こんなにも、大切に扱われています。この作品を遺して下さって、本当にありがとうございます」。

 そろそろ、留学先の絞込みをしなければならない。したいことはかなり、固まってきた。やはり問題は、自分の英語力だろう。高い堰に遮られて、流れが止まっている水溜りを思う。堰を越えて、次の段階へ流れ出さなければならない。徐々に、近づいてはいる。後は、時間との戦いか。

 今日は満月なので、先ほど、月を見に外へ出た。煌々とした光。何か、祈りを託したくなる。





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最終更新日  2004年07月03日 01時04分12秒
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