PR

×

プロフィール

Wrlz

Wrlz

カレンダー

バックナンバー

Oct , 2026
Sep , 2026
Aug , 2026
Jul , 2026
Jun , 2026
May , 2026
Apr , 2026
Mar , 2026
Feb , 2026
Jan , 2026

コメント新着

マイコ3703 @ スゴイですね☆コレはビックリ(^^ゞ 普段はコメントしないのですが惹かれてコ…
マイコ3703 @ 初めまして(*´∀`*) ふむふむ!と私にもあるある!と感じてし…
Wrlz @ Re[1]:goo いるた2006さん、 あけましておめでとう…
いるた2006 @ Re:『ラストサムライ』(12/26) 最近は楽天の方に あまり日記書いてなく…
Wrlz @ Re[1]:私が一子ちゃんを許します! +ちょも+さん、こんにちは。 >ふじ…
+ちょも+ @ Re:「花とゆめ」13号(06/05) ふじもとさん休載だったんですねえ。 立…
Wrlz @ Re[1]:トレース騒動? いるた2006さん、こんばんは。 >末次…
Wrlz @ Re[1]:手が勝手に…(笑) +ちょも+さん、こんばんは。 >手を…
いるた2006 @ Re:末次由紀『ちはやふる』第一巻(05/29) 末次さんは、あの事件で世間的に かなり…
+ちょも+ @ Re:末次由紀『ちはやふる』第一巻(05/29) 手を出しちゃいましたね。 これは、掲載…

お気に入りブログ

『神仙桃娘 宮廷の贄… New! いるた2006さん

プラモデルの戦士た… REALISTさん
ロック魂70(おや… ミケマサチャンさん
にき☆ろぐ 藍依78さん
~*合縁奇縁*~ 桜嶺みすずさん
Jun 4, 2008
XML
カテゴリ: 漫画

かの人や月(1)
かの人や月(2)
かの人や月(3)

私は光
この家にある光
なんてね


最終巻まで買いました。良い作品に出会えた事に感謝です。
第1巻に関しては( ★ )

全3巻通して読んで、これは「オムニバス」なのだと気付きました。
登場人物一人々々の視点で綴られた(切り取られた)読み切りが一つの物語に展開していたという事ですね。
「とても良かった」と一言で言うのは簡単ですが、「どう良かったのか」を具体的に書いてきちんとした記事にしたいと思います。

私は心理学はほとんど知らないんですが構成心理学というのでしょうか、登場人物一人々々の想いや環境の変化等の要素を一つずつ丁寧に描きながら最終的にとても巧くまとめていて、だけど全体の構造を工夫しているという事を読者に意識させずに素直に「感動」させられます。
様式というか根底にある物は「家族」です。
家族という物を丁寧に描くと生活感、悪く言えば「所帯染みた」部分が前面に出てきて、一般に少女漫画でも少年漫画でもそういう生活臭のような物が不都合だと巧妙に回避するんですが、この作品の場合それが全くマイナス要因とならなくて、逆手にとってそこを魅力としています。


深町のひろのとその家族に対する「愛」はとても誠実です。
その深町の誠実な想いが第5話でひろのに 「だって私たち結婚するんでしょう?」 と言わせる要素の一つでしょう。
たとえそれが深町が酔った勢いで言った「運命の別れ道」の言葉であったとしても。
そしてひろのが玄関に貼った「深町出入り禁止」の張り紙、これは人との交わりを避けていたひろのの気持ちの裏返しだったのだと思いますが、
もっと ちゃんと おちついて 伝えたかったんだ ほんとうの気持ちを
と後悔するひろのを追いかけてきてくれる深町がすごくいいです。

死んでしまった花川先輩を思い出せなくてごめん、と言う顕、彼女の後輩の西尾さん、誰からだったらもらってくれると問いかける彼女に「生きた人間」と答える顕。
彼等は皆大学生・社会人なのに「恋愛」に対して不器用です。
それで逆にキャラクターが魅力的になってるんだと思います。

一方、ほのかの彼氏の隼人もマンションが火事で焼けてしまい(この展開はちょっと安易に感じますが)、羽上家にお世話になる事になります。部屋は納戸。
始終人の目がある事を窮屈に思う隼人、ここは「みそ汁くさい」、だが猫アレルギーの彼も羽上家の「空気」に馴染んでいっているように思えます。


自分にとって新はどんな存在かと訊かれ、自分の世界を広げてくれる人?と疑問形で答えるひろの。
対して「あたしの新はね 18年間のすべてなんだよ」
ときっぱり言い放つ空見(くみ)。

物語は(ほのかが踏み抜いて吹き抜けになってしまった事により(笑))羽上家改造計画で幕を閉じます。
設計事務所の金子さんと何故かいつも「吉田家」で一緒になってしまう顕。

西尾さんから「ごめんなさい まだ好きです」とのメールが届く。
そして顕は「Re: ごめんなさい」と今までの自分を詫びるメールを返信します。
金子さんの下の名前は「うらら」でした。

心     ってのは

ここで完結となりますが(いくえみさんは他にまだ描きたいエピソードがあったようだけど)、「心」というのは綺麗な形の物ばかりではない、すれ違うし相手を傷つける事もある、でも数々の困難を乗り越えて想いが通じた時、それを「奇跡」とは呼ばないと私は思います。
何故なら花川さんが顕と同じ会社に就職した事は「奇跡」ではないと私は思うからです。
第3巻では金子さんの「普通をあたりまえに思ってはだめですよ」という台詞が私は印象的でした。


透明ブックカバーはこのサイズ

透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆
透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆

マクロミルへ登録
【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Jun 5, 2008 09:50:36 AM
コメント(4) | コメントを書く
[漫画] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:いくえみ綾『かの人や月』第2巻・第3巻(完結)(06/04)  
+ちょも+  さん
さすがWrlzさん!
詳しく分析されてますねえ。
わたしは、分析するのが苦手なので「なるほど!」と思ってます。

心ってのは、人との出会いやふとしたきっかけで変化していくもんだなあという続きかなとわたしは思ってます。
(Jun 5, 2008 10:36:58 AM)

Re[1]:これって実はかなり名作なのでは??  
Wrlz  さん
+ちょも+さん、こんにちは。

昨日の16時に寝て今日の深夜1時に起きるという滅茶苦茶な生活してました(笑)
今『フルバ』の第19巻・第20巻読んでます。

『かの人や月』、実はかなり名作なんじゃないかと思ってます。なんだか奥が深い。

>心ってのは、人との出会いやふとしたきっかけで変化していくもんだなあという続きかなとわたしは思ってます。

正に人との出会いで変化するものだと思います。
一番変わったのは深町と出会ったひろのですが、顕が実はかなり変わったのではないかと思います。
22歳というと社会人1年目ですが、どこかで女性を疎ましいと思っていた自分がいました。それが、8つ年上の女性に「結婚しない?」と半ば冗談でも言えるようになるのはすごい変化だと思うのですよ。

顕とうららは、本当に結婚するかどうかはおいといて、設計事務所の所員と依頼主の関係を越えて少なくともある一定期間は同じ時を共有する間柄になるんでしょうね。


話変わって「花とゆめ」13号買ってきましたぜ!
高尾さんの新連載『いっしょにねようよ』第1回載ってました。ちなみに付録が『花と悪魔』クリアファイルでこっちのコンビニでは紐で縛ってありましたがそちらでは立ち読みできますか(笑)?

(Jun 5, 2008 12:05:35 PM)

Re:いくえみ綾『かの人や月』第2巻・第3巻(完結)(06/04)  
+ちょも+  さん
花と悪魔のクリアファイル惹かれますねえ。
まだ、立ち読みができる本屋には行っていないんですが、そういう付録付きだとやばいかもしれませんねえ。
なので、明日マンガ喫茶で読む予定です(笑)。
花と悪魔の2巻がそろそろ出てもいいですよね。

(Jun 5, 2008 07:32:32 PM)

Re[1]:クリアファイルをクリアファイルに綴じる(笑)  
Wrlz  さん
+ちょも+さん、こんばんは。

>花と悪魔のクリアファイル惹かれますねえ。

『花と悪魔』のペアクリアファイルいいですよー。
右側のはなの部分が開いて二重になってます。
クリアファイルをファイルに綴じると「クリアファイルをクリアファイルに綴じる」という状態になります(笑)

>まだ、立ち読みができる本屋には行っていないんですが、そういう付録付きだとやばいかもしれませんねえ。
>なので、明日マンガ喫茶で読む予定です(笑)。
>花と悪魔の2巻がそろそろ出てもいいですよね。

元の値段290円に戻ったし(笑)
枚数的には既に第2巻を出せる量が描かれてますね。
ただ雑誌の付録とか懸賞のプレゼント用の描きおろしがあって音久無さんが忙しいのかも。

(Jun 5, 2008 09:39:37 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: