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シェーバー ブラウン メンズ 電気シェーバー 髭剃り 300S-R シリーズ3 3枚刃 レッド髭剃りで髭を剃るのが億劫な時のために、電気シェーバー購入。電池持ちも良くて満足。
Jan 16, 2024
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バッファロー(BUFFALO) HD-PCFS1.0U3-BBA(ブラック) USB3.1(Gen.1)対応 ポータブルハードディスク[1TB/Win・Mac対応] (HDPCFS1.0U3BBA)音楽ファイルが増えてストレージを圧迫するので、オーディオデータのバックアップのために購入。2つのパーティションに分けて、片方をTimeMachine用、もう片方をオーディオのバックアップ用の領域にする。割合は6 : 4
May 28, 2019
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長い間更新していなかったので、ここ半年ほどの間に買ったCDを挙げます。最初の3枚しか聴いてなかったけれど、30年目に出たこの作品を試聴して気に入る。Apple musicで聴いて好きになる。Metropolisの続きが聴きたくて購入。セカンドアルバムしか持ってなかったので、Cygnusの1を聴きたくて購入。以下は、ダウンロード購入。和楽器バンドを好きになって購入。Huluでアニメを見たら懐かしくなって、主題歌の21st century ver.の存在を知り購入。
Jan 25, 2017
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1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
Dec 29, 2011
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夢中で読んだ。買って良かった。私は四十年前を知らないから、懐かしむ事はできない。それでも、当時この雑誌に関わった方々の、「情熱」と「戸惑い」と「葛藤」は、生々しく伝わってくる。透明ブックカバーB5版用ブックカバー1パック(20枚)《ミエミエ》価格:472円(税込、送料別)
Oct 27, 2011
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もっと広まればいいのにと思う、お気に入りの漫画たち。透明ブックカバー!!☆新書版用ブックカバー(10pack)☆価格:1,207円(税込、?覧ソ別)透明ブックカバー!!☆B6版用ブックカバー(10pack)☆価格:1,365円(税込、送料?ハ)最近少しずつ読んでいる本。
Sep 25, 2011
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【漫画】いとしのニーナ (1-4巻 全巻)05P26Aug11価格:3,420円(税込、送料込)透明ブックカバー!!☆A5版用ブックカバー(5pack)☆価格:945円(税込、送料別)
Sep 23, 2011
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最近、楽天ブックスで購入した漫画。透明ブックカバー!!☆新書版用ブックカバー(10pack)☆価格:1,207円(税込、?覧ソ別)透明ブックカバー!!☆B6版用ブックカバー(10pack)☆価格:1,365円(税込、送料?ハ)透明ブックカバー!!☆A5版用ブックカバー(5pack)☆価格:945円(税込、送料別)
Sep 11, 2011
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最近愛読している漫画。感想のような物も書いているので、(記事→★)で自分のブログへのリンクを貼っておきます。(記事→★)(記事→★)(記事→★)(記事→★)透明ブックカバー!!☆新書版用ブックカバー(10pack)☆透明ブックカバー文庫サイズ透明ブックカバー1パック(25枚)セット《ミエミエ》
Aug 15, 2011
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こちらを久々に更新。漫画雑誌のプレゼントで現金1万円が当たりました。このお金は大切に、最後の1円まで漫画を買うのにきっちりと使わせてもらいます。なんとなく「このお金は漫画以外のことに使ったらバチが当たる!」ような気がします(笑)B6版用ブックカバー(10pack)/1,365円新書版用ブックカバー(10pack)/1,207円文庫サイズ透明ブックカバー1パック/315円(文庫サイズはの方が高さが155ミリと多め。白泉社文庫は天地が高いのでこっちの方が良い)2500円以上(税抜き)+おまかせ発送で送料無料。↑これはまだ買い置きがある。【送料無料】超人ロック 嗤う男(2)惑星のさみだれ(1)『特攻の島』第2巻/620円『超人ロック 嗤う男』第2巻/620円『惑星のさみだれ』第1巻/600円『少女少年学級団』第1巻~第2巻/830円『大和小伝』/1,575円7,132円残り2,868円にほんブログ村懸賞
Jan 16, 2011
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中原アヤは「幸せ」を描き、世の中を「肯定」するために生を受けた偉大な漫画家です!
Apr 21, 2010
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この文庫も、新作『いっしょにねようよ』の単行本ももっと売れて、いつか画集が出るといいなあ。詳細はこちら。
Jan 25, 2010
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最近、映画がマイブームです。といっても100円払って借りるんじゃなくて、テレビでタダで観ています。水曜シアター9とか日曜洋画劇場とか。ハリウッド映画とか、B級映画とか、もう最高(笑)私のような映画初心者にとって、夜の9時からという一番リラックスしている時間帯に、「誰が観ても面白い」という作品を週に数回タダで見せてくれるのはほんとにありがたい。最近では『S.W.A.T.』や『アサルト13』が面白かった。で、昨夜金曜ロードショーで観たのが『ラストサムライ』。これはかなりの傑作でした。監督はじめ、製作者側の「日本が好きで好きでたまらないんです」というのがグイグイ伝わってきました。もう日本の「良い面」だけを素材にして創ってくれた映画です。南北戦争のかつての英雄がお雇い外国人として来日し、士族反乱の領袖との出会いで日本の武士道を知るという物語。日本って良い国だね、日本人に生まれて良かったねと、心に染みました。ちゃんとDVDを借りてノーカットで観たいと、久々に思った傑作。関係ないが、売国総理ハトヤマは新渡戸稲造を読め! …読んでいるのにあの体たらくならもう救いようがないな(笑)
Dec 26, 2009
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★送料無料★ホーチキ<煙式>来年の10月までマンションの理事なので月1回の理事会に欠席できない。共用部分の地震保険は見送り。それでいいと思いますよ。消防法改正に伴う、火災報知器に関しては一括購入の案内は回覧することに。まあ高齢の世帯もあるので自分で買ってきて取り付けられない人には必要ですね。
Dec 5, 2009
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今、一番ハマっている作家さんかもしれません。それはそれとして、ホームページというモノを、今作っています。Bibliothek Urbanitharnne epoc
Nov 17, 2009
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【予約】 ベリーダイナマイト (1)予約しました。届くのが楽しみだ!もう雑誌で読んでますが。にほんブログ村
Oct 14, 2009
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6段階にリクライニング【送料無料】で衝撃価格円高還元【直輸入】送料無料【P0206】楽天最安値...結局、今使っているのと同じものを購入。昨日はポイント10倍でした。左右のポケットにテレビやDVDプレーヤのリモコンが入ります。【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有にほんブログ村
Sep 28, 2009
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ものすごく座りやすいのが欲しいですね。【ポイント2倍 9/24 9:59まで】【送料無料】リラックスチェア 国内生産品 びっくりする座りや...漫画を読むとき、私は枕を立ててベッドの上に座ってというのが多いんですが、ゆったりしたチェアに腰掛けてというのもいいかもしれません。優雅だ。【送料無料】 イーノ カトリーナ(座椅子) アイボリー今テレビの前にあるのは左右にリモコン用と思われるポケットが付いてます。■送料無料■低反発肘付座椅子■14段階アイボリー■使わない時は、背もたれを折り畳んで収納できます。折り畳み式 木肘回転座椅子SP-824BK【送料...【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有にほんブログ村
Sep 21, 2009
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シルバーウィークって何ですか(笑)?新型インフルエンザが猛威を振るっているさなかにわざわざ出かけなくてもいいじゃないか。家でじっとしてます。どのみちカレンダーと無縁な私には関係ありません。家でおとなしく、買った漫画を読んでます。神様はじめました(4)大好きな作品です。長く続いて欲しいので、大勢の人に読んでもらって、続けられるように応援して欲しい。→記事星は歌う(6)オトメン(乙男)(9)ローゼンメイデン(2)以上4冊、全て9/18発売で、楽天ブックスで「予約」を受け付けていたので発売日に届いたんですが、一緒にカートに入れて分割発送を選択したら4冊バラバラに梱包されてメール便で到着(笑)漫画の感想を綴っているブログはこちらです。http://blog.goo.ne.jp/wrlz/透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック
Sep 20, 2009
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さよならが、いえなくてああ、おそろしかった。昨日、テレビ朝日のスーパーモーニングを見てたら夜8時から「夜回り先生」こと水谷修氏のドキュメンタリードラマをやるとのことだったので、つい見てしまいました。『さよならが言えなくて』という、薬物、覚せい剤に溺れる若者達を救おうとしてきた水谷氏を題材にした、事実を元にしたドラマ。もう身の毛もよだつようなドラマでしたよ。下手なホラー映画よりおそろしい。「覚せい剤は恐ろしい」「一度手を出すと何もかも失う」というようなことは情報としてはみんな知ってるんですが、現実はこんなにすごいのかと。このドラマを学校で青少年に見せれば震え上がってもう絶対ドラッグに手は出さないだろうなというくらいの。現実がつまらないという些細なきっかけで薬物に手を出して、たった一度の使用でもう後戻りできなくなって、そのなれの果ては廃人、そして自殺。「温かい家庭があれば子ども達は夜の街に出ていかない」というのはその通りでしょう。私は幸い、まあまあ幸せな家庭に育ち、今もそれなりに恵まれた人生を送っているのでクスリをやりたいというような好奇心すらありませんが。そういうのが「普通」で、中毒者はどちらかというと少数派だと思っていたので10代の若者達の間で薬物がここまで蔓延しているというのがなんとも。私は1993年~が大学時代だったんですが、あの頃も同じキャンパス内で、自分の目に見えない処で薬物のネットワークみたいなモノはやはりあったんだと思います。美術研究会の先輩達とよく遊びに行って、ライブハウスやクラブで夜明かししたりという時には滅茶苦茶な日もあって、それでも私の周囲にはマリファナすらなかったんですが、やっていた人達はいたんだなと。薬物問題で国が亡びそうだ。眠かったらドリンク剤でも飲めばいいじゃん!というのは素人考えなんでしょうね(笑)夜回り先生ドラマの漫画版さよならが、いえなくてにほんブログ村
Sep 19, 2009
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私の住んでいるマンションでも政権交代です。来月から私が一年間、第93代管理当番です。そして318号室の福井さんと、611号室の亀山さんとの連立政権です。この度、管理当番に選出して頂きました。我がマンションの歴史が変わります。変えなければなりません。住民主導から理事会主導のマンションへ、これは歴史の転換期です。セレブの視点に立ち、「偏愛」の精神で、自分自身のために自分勝手な政治を行おうではないですか皆さん! これは私自身の勝利です!で、岡田外務大臣は核密約の徹底調査を命令ですか。「持たない」「作らない」は素晴らしいことだと思いますし、これからも堅持しなくてはと思いますが、米国に守ってもらっておいて「持ち込むな」というのはちょっと虫が良すぎますよ。当時はそういう事情があったんだからもういいじゃないか。今更ほじくり返すなよ(笑)高度に政治的な判断というやつですよ。だいたいこんなもん、冷戦が終結して10年以上経った今だからのんきにほじくり返しているだけです。今にも米ソの全面核戦争という危機のあった50年前にそういう取り決めがあったのは至極当然のことです。外交に密約は付き物だが、時が経てば公開すべきという新外相の言い分にも一理ありますが、私の父もかつては外務省の優秀な官僚だったのでなんとなく「脱官僚」という言い方そのものにややアレルギーがあるのでしょう。回顧する日本外交海洋をめぐる世界と日本(にっぽん)海が日本の将来を決めるEUー二一世紀の政治課題村田良平回想録(上巻)村田良平回想録(下巻)【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有にほんブログ村
Sep 18, 2009
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社民党(&国民新党)と連立を組んだ民主党ですが、何故手を組む相手が日本共産党ではダメだったんだろうというのは素朴な疑問です。社民党も所詮は社会党の残りカスみたいな政党で、社会主義国家の樹立を目指している人達の寄り合いなんだから。どうせ社会主義政党と組むなら共産党のほうが健全だしよほどマシな気もします。政策としては「弱者救済」とか「無駄をなくす」なんてのを掲げていますが、公明党の議員が教祖にお参りするように、共産党の根底にあるのもやはりマルクス・レーニン主義です。マルクス・レーニン主義なんて日本では学生運動の頃からこっち、冷戦終結後は完全に「過去の遺物」扱いですが、思想としてはかなり興味深いモノがあります。社会主義思想というのは得てして「恐ろしいモノ」と誤解されますね。私は20代の頃に民青(民主青年同盟、ほぼ日本共産党の下部組織)の学習会に興味本位で足を運んだことがあるんですが、なかなか面白い講義が聴けました。エンゲルスの『空想から科学への社会主義の発展』の「読み方」を教えてくれるという学習会で、大勢の若者達で賑わってました。あの子たちは今でも共産主義国家の誕生を夢みて情熱的な毎日を送っているのだろうか。私の隣に座っていた女の子の持っていた『空想から科学へ』(その時はもう売っていなかった古い版)がボロボロになるまで読み込まれていてちょっと引きました(笑)その帰りに買ってきましたよ。会場内の売店で『空想から科学へ』(笑)↓この画像のやつです。空想から科学へ新日本出版社という、日本共産党の著書を出している出版社の物。講義で「読み方」を教わったはずなのに、未だによく理解してません。覚えてきたのは「形而上学的な思考」と「生産手段の社会化」の二つの言葉だけ。F・エンゲルス著『空想から科学へ』を読む鳩山新政権の誕生が悪夢にしか思えない。きっと今日から日本の文化大革命が始まるんだ…。もう日本はおしまいだニュースを見ると亡命したくなる(笑)まあ首相が鳩山さんでまだ良かったですよ。小沢さんが総理とか寒気がする…。それはそれとして、今日も昨日に引き続き早起きして部屋の大掃除に燃えてます。新政権より、自分がこんな汚い場所で仕事をしていたんだということのほうが恐ろしい。よし次はエアコンの掃除だ。エアコン洗浄スプレー 無香性 420mLX2缶入★税込3150円以上で送料無料★これ去年も使ったけどすごくいいですよ。排水口から茶色い汚水がどろどろ出てきます。涼しい日にお薦め。【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有にほんブログ村
Sep 17, 2009
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仕事机から2台のパソコンを降ろして、細かい不要品を捨てて、さあ掃除しようとしたら大量のゴミが出てきました。なんて汚いんだ。掃除するのが気持ちよすぎる(笑)掃除機で積もり積もった埃を吸い取って、ピカピカに磨き上げて。花王 かんたんマイペット ハンディスプレー 400mL★税込3150円以上で送料無料★花王 かんたんマイペット つめかえ用 350mL★税込3150円以上で送料無料★今この一瞬だけ、テレビに出てくるような綺麗な仕事場です(笑)環境が改善されると仕事もはかどるのかもしれません。■三菱【MITSUBISHI】590W紙パック式クリーナー TC-BJ15P-R★パワーブラシ【TCBJ15P】明日は資料の山を少し整理する予定です。ポイント10倍中!アウトレット%OFF【送料無料】オフィスチェスト OC-S700R レターケース、書...一息ついてテレビ見ました。テレビ朝日のスーパーモーニング。ニュースは鳩山新政権一色ですね。別に内閣が替わるので掃除をしたわけではないんですが。赤江珠緒キャスターが目の保養です。彼女を見ると癒されます。【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有にほんブログ村
Sep 16, 2009
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8月30日深夜の衆院選開票速報は正に「悪夢」という感じでしたが、順応力高いな俺達日本人は(笑)もう鳩山がギャグのネタにすらなる。これが政情不安のどっかの国だったら「日本を護るために小沢を暗殺しなければ!」と殺し屋を雇ったり民主党本部に爆弾テロ…という発想が出てくるところなんでしょうが。日本は平和なんです。塩田潮の民主党に関する著書の新版が出たようですが、タイトルが分かりません。「昭和の怪物」岸信介の真実「昭和の教祖」安岡正篤の真実田中角栄失脚安倍晋三の力量危機の政権これかもしれない民主党の研究新版【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有にほんブログ村
Sep 8, 2009
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新聞のコラムで読んだんですが、あるアンケートの結果、インターネットの普及で42%が「一切本を読まない」と答えたそうです。どの年齢層何人からの回答なのかは忘れましたが、「漫画すら読まない」という人が42%。そんなバカな…(笑)そんなわけで今日も明日も去年も今年も漫画を読みまくっている私ですが、最近はまっているのはこの辺り。貧乏神が!(1)貧乏神が!(2)貧乏神が!(3)貧乏神が!(4)となりの怪物くん(1)となりの怪物くん(2)オレンジチョコレート(第1巻)神様はじめました(第1巻)神様はじめました(第2巻)神様はじめました(第3巻)漫画ではないんですが、最近図書館で借りて面白かった本。日本語が亡びるときインターネットの普及で「書き言葉」を読むことが日常化したことでの見えない変化を知ることができます。【マクロミル】アンケート会員募集中!謝礼ポイント有にほんブログ村
Sep 7, 2009
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衆院選の開票速報がきっかけなんですが、最近また少しテレビを見るようになりました。テレビ朝日の番組で見ていたんですが、赤江珠緒って綺麗だなと思います。知的だし可愛らしい。あとのりピーの失踪→逮捕の時も少しテレビ見てました。あ、事件はまだ未解決か。でももう飽きてきた(笑)2011年にアナログ放送が終了。未だに地デジ対応のテレビ買ってません。gooブログの過去記事嗚呼、地デジ普段はアニメのDVDしか観ないのでそれでもいいんですが、店頭や友人宅で見せてもらうと確かに地上デジタル放送は綺麗です。でも今うちにあるテレビだって15年前は日本一画質が良いランクのテレビだったんですよね。当時、私はまだ学生だったので一生懸命バイトして金貯めて買ったテレビです。「映ればいいじゃん」というのもなんだか寂しい。■P42-XP03■HITACHI(日立) 42V型プラズマテレビ Wooo P42-XP03 (フルハイビジョン/画面分割...もう少し小さくても別にいい。液晶ならシャープでしょうか。◎送料無料■【LC-37DX1-B】シャープ 液晶テレビ AQUOS [ブラック系]【きょうと●0721】gooブログの過去記事テレビ録画はほとんどしないので今あるHi8デッキでもいいんですが。あれだって買った当時は17万したんですよ。【当店ポイント5倍】シャープ らくらくブルーレイレコーダーAQUOS ブルーレイ BD-RE(1層)対...欲しいけどまだ買ってない、『ペールゼン・ファイルズ』劇場版。装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版【Blu-rayDisc Video】にほんブログ村
Sep 3, 2009
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すっかり更新してませんが。最近読んで、特に良かった漫画。潔く柔く(10)超人ロックエピタフ(3)モノクロ少年少女(第1巻)ACONY(1)ACONY(2)青空エール(3)夢みる太陽(4)それと透明ブックカバーを買い足しました。透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆漫画記事はこちらのgooブログに綴ってます。アルバニトハルネ紀年図書館http://blog.goo.ne.jp/wrlz/にほんブログ村
Sep 2, 2009
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あまりの素晴らしさに打ちのめされました。詳細はこちらで。http://blog.goo.ne.jp/wrlz/e/f602d32df37fc3073099194d5847725eにほんブログ村
Jul 21, 2009
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漫画の記事を、今はこちらのgooブログの方にだけ綴っております。http://blog.goo.ne.jp/wrlz/ブログの説明→(★)2009年上半期ベスト10→(★)『ザ花とゆめ』8/1増刊号→(★)『新クロサギ』第3巻→(★)『花とゆめ』15号→(★)『夏目友人帳』第8巻→(★)にほんブログ村
Jul 8, 2009
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『NGライフ』を完結させた草凪みずほさんがブログを始められてます。草凪みずほのNG Lifehttp://yaplog.jp/sanaginonaka/『NGライフ』第9巻の感想は私のgooブログの方でご覧下さい。切手収集と愛煙家のブログhttp://blog.goo.ne.jp/wrlz/夏からの新連載『花冠のヨナ』(仮)も楽しみです!にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック
Jun 22, 2009
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「LaLa」期待の新人、ふじつか雪さんの新作読み切りが、7月10日発売の「LaLaSpecial」に掲載されます。楽しみだ! 今度はどんなお話なのでしょう?ふじつか雪公式サイトFLOWER KINGhttp://yfk.whitesnow.jp/にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック
Jun 16, 2009
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しばらくの間、アフィリエイトコードの埋め込まれた新記事のエントリーを停止致します(アフィリエイトを一切貼り付けずに記事を書くことはあるかもしれません)。当楽天ブログの過去の記事は削除致しませんが、お買い物の際には個人情報の漏洩に充分ご注意下さい。購入したコミックス、漫画雑誌等の感想は、以前より運営していたgooblogにて書き続けますので、そちらをご覧頂ければ幸いです。今後はこちらのgooblogをご覧下さい。http://blog.goo.ne.jp/wrlz/にほんブログ村
Jun 7, 2009
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ちはやふる(3)やあやあ綾瀬千早でーす駒野くんスカウトしに来たよ一緒にかるた部でかるたしよう!!駒野くんて学年2位なんだよねかるたって頭いい人に向いてる競技(らしい)よ駒野くんがはいってくれたら5人になって正式に部になるの経験なくても大歓迎だよ肉まんくんこと西田優征(にしだゆうせい)、大江奏(おおえかなで、かなちゃん)が加わって4人になった瑞沢高校かるた部! 第三巻も熱い! 5人目のスカウトに向かう千早。太一に次ぐ学年2位の秀才、机くんこと駒野勉(こまのつとむ)。あんだけ机にかじりついてても2位なんだよ、イタイよねと陰口をたたかれてる机くんは、なんの意味があるんだ、かるたやったら1位になれんの?とちっとも乗り気でない。「つべこべ言わずに一回やれっ」と机くんを部室に連行する千早。周囲がその人をどう思っているかなど気にしない千早、いい子だなあ。そもそも頭の中に「偏見」という概念すらないかるたバカなのか(笑)部室に月例考査毎回1位の太一の姿を見た机くんは、かるたやるやつの記憶力が本当にすごいならその札全部裏返してやってみてよと言う。神経衰弱じゃないんだよ!?千早にとっても初めての「裏返しかるた」。普段は負けてばかりの太一は、千早にいつものキレがないと感じる。曖昧な記憶の仕方をしてるから。勝てるかもしれない、千早に--。いつもの練習してくれてる太一じゃない。太一に負けた。悔しい。でも嬉しい。そんな二人の姿を見て、いい友達もいて能力もある太一を見て、1位になったってあの輪の中には入れない、「僕は勉強しか……机しか 居場所がないんだよ」と机くん。太一はその机を放り投げ、「かるたの才能なんておれだって持ってねえ」と怒鳴り返す。「仲間にするなら かるたの"天才"より 畳の上で努力し続けられるやつがいい」、その言葉で、机を拾い上げようとした手を止め、夜の部室へと向かう机くん。メンバーが5人揃って正式に「部」になれた瑞沢高校かるた部。女帝こと宮内先生に部員リストを見せに行くと、「部長を綾瀬さん以外に変更するなら認めましょう」。部長:真島太一機器・道具管理:西田優征書記・対戦記録管理:駒野勉会計:大江奏キャプテン:綾瀬千早 の瑞沢高校かるた部発足! …「キャプテン」って何だろう?さて練習方法をどうしようかという話になり、いきなりかなちゃんと机くんと取るぞうと、仮にもA級の千早。実力差を知っていて無理だと言うかなちゃんに「私が初めてかるたをしたときも ものすごく強い人が相手だったんだ もし 手を抜かれてたら 私こんなにかるたを好きにならなかった」。みんなにも強くなってほしい、だから手なんか抜かない、「夏休みには5人で団体戦で全国大会へ行くの」。その千早の、「5人で」という目標、情熱に部のみんなは動かされます。早速セオリーを考え始める机くん、あとから来た人に負けたくないとかなちゃん。新私にも仲間ができたよ一人じゃないよ新からもらったものが広がってくよ合宿でも突っ走る千早。場所がないので太一の家(豪邸ですよ)、高校生にもなって男の家に泊まることに何も感じず、無邪気に太一の部屋見せてよと言う。かるたバカの千早に「男」として意識されていない太一、なんだか可哀想だぞ(笑)合宿の目標は「2日間で15試合でーーす」と明るく笑って千早は突っ走る。当然初心者の机くんとかなちゃんはすぐに体力と集中力の限界。今日はここまでだと千早の暴走を止めてくれる太一、肉まんくんは「真島が部長でよかったよ 死ぬかと思った~~~」。確かに、千早が部長だったらせっかく入部してくれたかなちゃんと机くんを潰していたでしょうね。女帝はそこまで見抜いていたんでしょうか?突然帰ってきたミセス・プレッシャーこと太一の母から逃げる千早とかなちゃん。夜中に「おまえが笑ってりゃかるたは楽しい」と千早の16歳の誕生日を河原で祝ってくれる太一とみんな。「ほんとだよ キャプテン」。肉まんくん達が内緒で買ってきてくれたケーキ。嬉しいシーンです。福井の新からも、千早に誕生日おめでとうって伝えてと太一の携帯にメールが届き、最高の誕生日。そして6月、梅雨のどまんなか、全国高等学校かるた選手権大会東京都予選に赴く瑞沢高校かるた部。袴を着て華やかな千早を携帯で撮影しようとする人を、「ごめん 撮らないで」とさえぎる太一。太一は新からの、千早の誕生日を祝うメールが本人ではなく自分宛に来た理由がなんとなく分かる。おれたちはどこかで 千早のことを 「二人のもの」だと思ってる。頭の中がかるた一色の千早、近くで自分を支えてくれる太一は「大切な仲間」で、会えない新は「情熱を教えてくれた人」、失いたくない、かけがいのない存在だけど恋愛対象ではないんだろうなあ。むしろ「恋する心」にまだ気付いていない千早にとって、二人は恋人以上に大きな存在なのでしょう。そういえば太一の彼女ってどうなったんだろ?第2巻で「告られたからつきあってるだけでそんな好きじゃないんだけど」ってすごく失礼な気が(笑)かなちゃんに女たるもの常に美しくないといけませんと言われ、美しさを心がけて札を飛ばす千早。予選の序盤では順調に勝ち進む瑞沢高校かるた部ですが、チームの勝利に全く貢献できていない机くんが突如、自分はもう帰ると言い出します。自分達は、クイーンになりたい千早のための数合わせなのだと。ショックを受ける千早。冷静に全体を見渡している太一は、一試合だけ休んでいい、決勝戦には出てもらうと机くんを留まらせる。「おれたちは かるたをしてるときはまだ"個人戦"の気持ちでいる まだチームになれてないんだよ」。絶対に負けられない、冨原西高校との準決勝で初めてプレッシャーを感じ、「ちはや」を取られてしまう千早。部長の太一はハデに札を飛ばし、三人の頭をポンポンポンと叩き優しい言葉をかける。「千早 おまえは 息をするだけで勝てる」。がんばれがんばれと陰から見守っていた机くんは思わず「がんばれ綾瀬!!」と声援を送る。「かなちゃん…… さっき 初勝利おめでとう……」「ごめん…… みんなごめん……」と戻ってきてくれる机くん。やっとチームになれて迎える北央(ほくおう)学園との決勝。7月に滋賀の近江神宮で行われるかるた選手権大会に出場できるのは各都道府県の代表1校のみ。「青春ぜんぶ懸けたって新より強くはなれない」と言った以前の太一はもういない。ここにいるのは部長の顔をした、今までとは違う太一。北央学園の甘糟那由太(あまかすなゆた)は顧問の持田(もちだ)先生に「今年も近江神宮連れてくから」と笑ってオーダーを渡す。読み上げられる決勝のオーダー、A級の須藤と当たる千早。須藤のかく乱、チラチラ目にはいる 邪魔だこの「ちはや」っ。個人戦で戦ってるとき 一枚はただの一枚だったいまは--- いまは チームの一枚を取りに行く。エースの自覚が芽生える千早、過去の自分と決別して「あきらめない」と肉まんくん。千早、がんばれ! みんなもがんばれ! 「チーム」なんだ!相手陣に攻め込んでの囲み手新も得意だった新の手も こんなふうに大きくなったかなぁ……そんなとこに!?こんちくしょ~~~~でもおもしろいやめよう いろいろ考えるのはあれは私の特別な札だからどこにあっても手が伸びるよ磁石みたいにお薦め度:★★★★☆部員達の心が一つになった! 青春ってかけがいのないものだ、そう思わされます。一話進むごとに確実に成長していく千早。恋だの愛だの、それだけが青春じゃない。もっと情熱的な青春があるんだ!透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆↓新に会いたい!にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック少女マンガ
Jun 6, 2009
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『花とゆめ』との付き合いもずいぶん長くなりました。読み始めた頃に既に連載されていて今も続いている作品も、完結した作品も、読み始めてから始まった連載も、色々です。『スキップ・ビート!』ACT.141.自分を嫌いな女から手作りチョコをもらう方法を眠らずに考えていた尚、脅迫されて(笑)愛情込めたバレンタインチョコを手作りするキョーコ。当人達は切実なのに笑えて仕方ない。バレンタインがこんなにムカつく行事だなんて。チョコレートが可哀想だ(笑)『神様はじめました』第26話。奈々生ちゃん、相変わらず可愛らしすぎる。今日もミカゲ社は参拝者ゼロ。しかしそれだけではなく、山の上の野ざらし廃神社は人魂が出る「お化け神社」として町の人々に気味悪がられている。毎日巴衛があんなに綺麗に掃除してるのに…。土地神である自分のためではなく、巴衛のためになんとかしてあげたい。巴衛が毎日綺麗にしている手水舎(ちょうずや)を参拝者に使って欲しい。お祭りを企画する奈々生、しかし「客寄せの祭事など聞いたことがない」と巴衛。お前の社だから好きにしろと言われた奈々生はお神輿、しし舞と色々なプランを立てる。我関せずと黙って今日も庭の手入れをする巴衛。ところが御輿は人が担いで神が乗る物、生身の奈々生に乗ることはできない。何も出来ないんだと落ち込む奈々生に、木の上から「…お前が気付かないだけだ 社の空気が澄んでいるのはお前がいるからだ」と笑いかけてくれた巴衛。お前がいるだけで掃除のし甲斐があると優しい言葉に頬を赤らめる奈々生。「いてくれるだけでいい」、なんて嬉しい言葉だろう!『花と悪魔』episode.32.ビビvsモーリッツの大悪魔対決。それを止めたのは魔王の側近ギルベルト。そんな態度だとその内に魔王候補から外されてしまうと言うモーリッツに「へえ…俺まだ候補に入ってるんだ?」と全く無関心のビビ。ビビが大切なのは、いずれ死んでしまうはなちゃんのことだけ。ビビのことどうでもいいと、魔界に行ってモーリッツと暮らすと言ったことを全く覚えていないはなちゃん。「好き」を理解した瞬間のことも忘れてしまいました。知らない間に酷い事いっぱい言ってしまったと泣くはなちゃん。フェルテンとエリノアは「はなお帰りお花見パーティー」を企画してくれます。人間のはなちゃんを「悪魔の世界へようこそ!」と出迎えてくれるみんな。ビビに「はな なんでもして償います」と謝ると、「へーえ ふーん なんでも? じゃあキスしろ」と!フェルテンもトーニの時も頬だったのに口に! あれ、「なんでビビだけ口にしちゃったのかな?」と自分でも分からないはな。膝の上に優しく抱いて「お帰り はな」。ビビをライバル視しているモーリッツはまだ何か企んでいそう。『モノクロ少年少女』#7.ケダ高生徒会が結成され、生徒会長(キング)となる呉羽(くれは)。しかし右京に肘鉄を喰らわせてしまい「3人からキス」の儀式がまだ完了しておらず、なんであいつは茅にキスされんのは平気で俺だけダメなんだと面白くない右京。自分がキスしなければオキテ破りでエサ決定、「キスして下さい右京様」と笑顔で土下座するならしてやってもいーけど!呉羽はケダ高をトップで卒業すると人間になれること、右京は「お気に入りの人間の女の子を守るため」に人間を目指していると知ります。もっと右京のことを知りたいと思い始める呉羽。第1回定例ミーティングでキングの呉羽は合宿の宿泊先を決めてくれと言われます。ケダ高での決定権はキングにあるので一人で決めてくれと。皆の意見を聞くべきじゃないか、多数決とか…と言うと「弱肉強食のケダ高で多数決…!?」と生徒会の面子は目からウロコ。みんなに投票してもらうとか斬新!と褒められた。認められた。嬉しい…!認めてくれるなら、頼ってくれるなら、応えたい。はじめてのキモチ。張り切りすぎてソファーで寝ていた呉羽に、右京は「お前なんで 俺の前では笑わねんだ?」と優しく上着をかける。そろそろ単行本第1巻、頼む。読み切りの予定で描いた第1話を採録すれば枚数は足りる!『いっしょにねようよ』第8話。ずっと考えていたことがあった一子(いちこ)。その日、家の主人の学生時代の友人と名乗る男が家を訪ねてきます。近くで通り魔強盗があったと帰ってくる家のみんな。被害に遭った人の鞄の中味が五十円だったと笑うが、その男は銃を持っていて逃亡中らしい。一子がさっき家にあげた男が赤ん坊の寅二郎に銃を突き付けて家族の前に現れる。自分と人質を交換してくれと頼む家のみんな。「頼む 五十円強盗!」「すいまっせん 五十円強盗さん!」って滅茶苦茶笑った(笑)一子は、扉を開けたのは自分だと、責任をとらせて下さいと人質を代わる。「いちこ 必ず助ける!」と言ってくれる春香。窓がなく外からだけ鍵がかけられる場所に連れて行かれる一子。そこにお面をつけたままの古白(こはく)が現れ、バッグの中の札束を無造作に投げつける。まだ足りないのか、もっとなのか、お面を付けたままなのに金なんかどうでもいいという気持ちだけ伝わってきて、怒った強盗犯は古白に襲いかかり、札束で殴られる。「死ぬまでに一度やってみたかったんだよねー "お札で頬(ほほ)をはたく" よくもうちの…可愛い子に痛い思いをさせてくれたねぇ」。賊を取り押さえた古白は、一子にそんな離れたところで泣かないでと言う。「いっつもそうやって 自分を抱きしめるみたいに泣くの 良くないよ ほら すがって」と優しく手を広げる古白。一子はずっと考えていた。わたしは救いを求める手を伸ばしても許されるの?ますますこの漫画が大好きになってきた。今の「花とゆめ」で一番好き。これを読むために買っていると言っても過言じゃない。あと2話進めば第2巻が出る。楽しみ。『星は歌う』第36回。夏休みが終わり、始まる二学期。自分以外はみんな受験生なのに、ホカンをやめなくていいのかなと訊くサクに「たまに みんなで星を見上げて 何が悪いの?」と言ってくれるせーちゃん。サクは高校生活最後の夏休みがホントに終わっちゃったんだなと秋の空を見上げる。久谷先生に今までのことを謝り、お詫びの品と言ってメガネを渡す聖、また何か本を借りようと図書室を訪れたサクの前に現れる千広。おすすめあるかな?とサクが訊くと、「漢字は読める?」とおバカさん扱いする千広(笑) ホッとする一時です。千広は天体写真を撮る人のエッセイ集を、「椎名らしいし」と勧めてくれる。千広くんが選んでくれたことが、少しでも自分のことを考えてくれたことが嬉しくて、その本を借りる。良かったら一緒に帰ろうと言ってくれ、貸し出しカードへの書き込みに手間取っても、優しく待っていてくれる。別れ際、「新学期も 仲良くしてね」と言ったら千広は優しく笑って、ホームへ消えていった。サクは自分の想いが、震える手がバレませんようにと、そっと祈る。しかし帰宅すると、もう寝てしまったのか、奏からの返事はない。『ただいまのうた』は予定外の休載です。ふじもとゆうきさんからのメッセージと、目次にお詫びがありました。病気ではなく家庭の事情による、しばらくの休載だそうです。読み切りが2本。幸村アルト『カフェ・コルベイユの恋』(新人)。ニグシケイコ『オーバートーク』(ビッグチャレンジ賞準入選)。『サイボーイ』完結しました。「イケメンかどうか」だけでお話をつくるのはかなり無理があるだろうと思っていたので、10回でお終いでいいんじゃないでしょうか。なんとなく「こんな風に終わるんだろう」と予想していたんですが、ほんとにそんな風に終わりました(笑)イケメンじゃなくても九条君はかっこいいよ。10回連載して結論がこれじゃガッカリです。別冊ふろくがあります。年の差ものの読み切りが4本。古都和子『フィアンセは小学生』丘辺あさぎ『お姉ちゃんごっこ』椎名橙『それでも世界は美しい』平間要『アナタ時間』まあ、普通。『それでも世界は美しい』は7号に載った同名の読み切りからの続きですが、前作を知っていても、知らなくても楽しめます。前より上手くなりましたね。アメフラシが見られて嬉しかった。『フィアンセは小学生』は原作がしっかりしている。ただし『ディア マイン』と被ってしまう。それは超えられない壁ですよ。一番良かったのは『お姉ちゃんごっこ』でしょうか。高校生の姉と入れ替わってしまった小学生の妹が、そのまま登校して「彼氏のいる高校生活」を味わってしまう。生徒会長呉羽を守れ!銀はがし。はがした枚数5枚以内で右京・茅・蝶々が揃ったけど、私が欲しいのはA賞のDSiじゃなくてC賞のオリジナル図書カード。にほんブログ村
Jun 5, 2009
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空を泳ぐ女(1)いつからだろう…空を泳ぐ夢を見るようになったのは……私は夜空へ泳ぎ出す--最初はとても心地よい。でも空で泳ぐのは難しい…私は次第に疲れて落ちてしまいそうになる…落ちないために私は必死でもがく--苦しい--これまで様々な「女」を描いてきた倉科遼が、毎回違った漫画家と組んで「ビッグコミックスペリオール」に連載している『十人十艶(じゅうにんといろ)』の2作目です。一作目は『星を食べる女』。主人公の中村今日子27歳は太陽テレビ入社5年目の女子アナウンサー。局では「ナカキョン」の愛称で呼ばれ、早朝のニュース番組「モーニングサン」の情報キャスターの司会をしていたが、ある朝遅刻をして放映に間に合わなかった。しかし自分の後輩が代役を務め、なんの支障もなくいつものように進行する番組。今日子は自分の存在は何なんだろうと疑問を抱く。一ヶ月の謹慎を言い渡される今日子。それは事実上の番組降板。「可愛い」だけがウリで、年齢的にも曲がり角の彼女。そんな時、2年前から交際していた、大リーグ移籍の決まった恋人の木坂良輔(きざかりょうすけ)にプロポーズされる。女子アナとしてまだ満足な仕事をしていない、しかし東京ジャガースのエースと寿退社すれば何不自由ない生活を手に入れられるかもしれない。限界に来ている自分には格好の逃げ道だ。今まで与えられた原稿をカメラの前でただ読み上げ、追従(ついしょう)笑いするだけだった彼女は、番組を降ろされたからといって給料泥棒をさせるわけにはいかないと、フリーディレクターの水元(みずもと)が取材してきたドキュメンタリーのナレーションの仕事を命じられます。水元が撮ってきたのは中東の紛争で難民となった子供達のドキュメント。リハーサルが始まると、「バラエティーじゃないんだ! そんな舌っ足らずの甘えたような声と喋りはやめてくれ!!」と怒鳴られる。チャラチャラした局アナには無理だと言う水元に、それなら映像を通して見せてくれと今日子は言い返す。大国間のパワーゲームに翻弄され紛争で荒廃した小国、その紛争で家族を失い途方に暮れる子供達の姿。その映像を見て「伝えたい」と、自分がマスコミを志した原点を思い出した今日子は何度ものリテイク、深夜に及ぶ作業で、初めて難しい仕事をこなしたという満足感を得る。降板させられた今日子の前にある選択肢は、政治力に優れていて社の役員達とのパイプも太い先輩アナウンサーの久保田に抱かれて番組に返り咲くか、木坂と寿退社して結婚を逃げ道にしてメンツを立てるか。仲の良いミカ先輩と水元さんは一回くらいやらせればいいと言う、母は女の幸せは結婚だと言う。仕事と引き替えに上司から関係を迫られていると水元の働いているバーに相談に行くと、彼は女子アナなんて所詮電波芸者で寝るのも仕事だと、わざと今日子を突き放す。それなら抱かれてやる、電波芸者になってやると、久保田と食事に行く今日子。だが「女子アナなんてテレビの前の視聴者に肉体(からだ)を売るのが仕事なんだ…」と言われブチ切れた今日子は、自分はテレビでやりたいことがあってこの仕事を選んだのだと、久保田を殴り倒してしまう。殴られた反動でカツラ(笑)が取れてしまった久保田は、お前のやりたい仕事はアナウンサーじゃなくて「報道」だと、その違いも分からないお子様のくせにいっぱしの口利くなと今日子を睨み付ける。もう自分の女子アナ人生は終わりだと、良輔からのプロポーズを受ける今日子。まだ女子アナとなってやりたいことをやっていない今日子はまたあの空を泳ぐ夢をみる。夢の中で助けを求めると、自分の手をつかんですくい上げてくれたのは、婚約者の良輔ではなく、水元だった。自分はまだ自分にしかできない仕事を何一つしていないとミカ先輩に結婚を逃げ道にしてしまった葛藤を打ち明ける今日子、自分達の仕事は所詮、番組のお飾りだと答える先輩。女性に限らず、男でも自分の本当にやりたい仕事をやり、仕事に生き甲斐を感じている人は少ないと思います。今の仕事は自分に向いているからと惰性で続けるのも、与えられたポジションをこなすだけと割り切るのも、どちらも一つの選択肢です。しかし水元のように40近くになってもやりたい仕事のためにバイト暮らしを続けながら使命感を持って番組を撮っている人もいる。そんな水元のような生き方に憧れると言う今日子は、マスコミの中にいる義務と責任を認識し、原点に戻る。本当にやりたい仕事をすれば、あの空を泳ぐ夢は見なくなる。目覚めた以上、もうこれまでと同じ生活、同じ生き方は続けられないと、今日子は良輔のプロポーズを断る。婚約を破棄しフィアンセに殴られた今日子はその夜、また空を泳ぐ夢を見る。夢の中でもがき、しかし初めて自分で呼吸でき、水面に出られた今日子。とても大きく鮮やかな満月が頭上に見えた。やりたかった仕事をせず、結婚に逃げることもできなかった今日子は、辞表を出せと冷たい視線の中、女子アナは辞めるが太陽テレビを辞めるつもりはないと答える。水元は自分に、太陽テレビには居づらいからヨソの下請け会社に行くのは逃げることだと言った。太陽テレビの報道部への異動を希望する今日子。本人が行きたいと言うなら行かせてやれと口を利いてくれるミカ先輩。「ナカキョン…もう逃げられないわよ。いいわね?」。私は中村今日子、28歳--今日もこの太陽テレビで働いている…私らしく生きるために--そして私は--空を泳ぐ夢を見なくなった--お薦め度:★★★☆☆万人向けだとは思いませんが、私は気に入ってます。現実に向き合うと言いながら、水元も今日子も「綺麗事」で終わっている感じはしますが、私はそれで構わないと思います。「漫画」と云うメディアは自分にとって何なのかということはうまく書けないので割愛しますが、真実を突き付ける媒体ではなくあくまでも「漫画」であって欲しい、そんな思いを込めて3つ星。第1話の試し読みができます。http://big-3.jp/bigsuperior/rensai/zyuuninntoiro/index.html透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック青年マンガ
Jun 4, 2009
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ノノノノ(6)野々宮?野々宮ってだれだっけ?聞いたことがあるような…そうだたしかお母さんの昔の名前--私の名前は--最新刊です。ノノの大ケガ、気になって仕方がなかったんだ…!スキー部でただ一人、野々宮が女の子だと知ってしまった岸谷の必死の制止、「ケガ人を病院へ運んで何が悪いんだ!!」と有無を言わさず搬送されてしまう…!ここで物語は10年前に遡ります。明らかになる全ての過去。第5巻を読んだ時に、ノノがその笑顔の下でどれだけのものに耐えているのだろうと思ったんですが、こんなにも重いものを背負っていたんだ…。10年前、父の由良悠介(ゆらゆうすけ)はスキーしか取り柄のない神川(かみかわ)町でオリンピックで金メダル獲得を期待されながらも「応援よろしく!」と笑って応える、ノノと悠太にとって優しいお父さんだった。母と四人で暮らしながら、父が笑顔で悠太とノノにスキーを教えてくれる幸せな家庭。何もない神川町から金メダリストが出ると、有名人の父。町のオリンピック出場選手壮行会で応援に集まってくれた町の人達を前に自分はスキージャンプしかできない人間で、選手の現役期間は短くもうすぐ30で引退する歳だ、せめて子供たちが胸を張って誇れる父親になりたいと、必ず金メダルを獲ると約束し皆の声援に応える。金メダルがなくても自慢のお父さんだよと思うノノ。その時父は、左足の痛みを隠し、ひとつだけ嘘をついていた。町民総出でオリンピックに送り出され、冬季五輪最後の種目の団体戦。由良悠介、天津敦、槙野慎二、下里広明(しもさとひろあき)のチームは期待に反し天津の銀メダル以外のメダルを獲得していなかったが、この団体戦で勝てば金メダルが4つも増えて俺達全員金メダリストだと明るく笑う由良悠介。その由良の脳天気さに助けられるという三人は、全員実力を出し切って大ジャンプをする。足が痛み出し、一人トイレで震えている由良悠介。2位のオーストリアに大差を付けて1位に登りつめる日本チーム。あとは由良がたったの80メートル飛ぶだけで金メダルは確実だった。怪我を隠したまま飛び、転倒し失格となる父、4位に転落する日本チーム。さっきまで父を応援してくれていた観客から「メダル返せ!!」と壮絶なブーイング。「死んでわびろ!!」「腹を切れ!!」と嵐のような非難。帰国すると投げつけられるペンキ、誰も出迎えてくれない空港、立て続けにかかってくる脅迫電話。飛び交う野次の中、自分達が父の代わりに金メダルを獲ると言う悠太とノノ。毎日届く脅迫状、鳴りやまないいやがらせ電話、左膝を悪くして選手生命を絶たれた父、体を壊し本州で療養している母。「転倒兄妹」と学校でいじめられ、苗字を母の旧姓「野々宮」に変えて追われるように引っ越した悠太とノノ。あの日を境に、もう昔の優しい父ではなくなってしまった。父のために金メダルを獲ろうと、ジャンプに明け暮れる悠太とノノ。オリンピックに出られない妹のノノの方が才能があり、体罰をも伴う、父の悠太への重いプレッシャー。小学生大会で優勝を重ね、小学生ながらも中学生の大会でも優勝し、どんどんスキージャンプが好きになっていくノノ。それに反し、期待に応えられない兄の悠太は、妹に負ける度に父に殴られる。その頃はまだ、女はオリンピックに出られないことを知らなかったノノは優勝する度にカップを父に見せていたが、父は少しも喜んでくれなかった。今は喜んでくれなくても、最後に喜んでくれると、昔見たアニメのように「よかった探し」をするノノ。優勝カップを見せるたびに父に冷たく無視されるノノが、「まだお父さんがほめてくれなくてよかったよかった」と「よかった探し」をする姿が泣けてしまうほどにすごく可哀想。自分が勝つ度に兄が殴られるのを見ていて自分が金メダルを獲るからお兄ちゃんを叩かないでと父に懇願すると、初めて女はオリンピックに出られない、無駄だと怒鳴りつけられる。中学に上がってジャンプを辞めてしまうノノ。働いていない父の代わりに、兄がジャンプを続けられるように毎日アルバイトをする。絵の才能がありながらも、ジャンプ選手になるの一点張りの悠太。今や父に元オリンピック選手の面影はなく、醜く老いた奇人。それでも何も言わずにジャンプを続ける兄。こんな無理強いをさせられて、まだ父を愛している兄妹。まだお父さんが大好きだから余計に可哀想。自分を殴る父を、兄を殴る父を、嫌いになれたら、憎むことができたらどれほど楽だったでしょう。変わり果てた父は、もし全国中学生体育大会(全中体)で予選落ちなどしたら殺してやると兄にナイフを向ける。たかが北海道大会で85位と予選落ちをする兄。もう悠太にオリンピックは無理だと、今までの自分のわがままを詫びた父は家で首を吊る。意識不明となり担ぎ込まれた病院のベッドで、人工呼吸器と点滴の管を付けたまま戻らぬ意識で「金メダル… ありがとう… ありがとう… 悠太えらいぞ…」とうわごとを言う父。兄の中で溜まっていたなにかが壊れる。先生が勝手に応募した、悠太の絵が内閣総理大臣賞を受賞した日、その結果を知らずに、兄は自宅の倉庫で灯油を撒いて焼身自殺する。帰宅しようとしたノノが兄の物と入れ替わっていたコートのポケットに見付けた自分宛の手紙。自分には父を救うことができないので、「野々宮ノノ」として死に、妹に全てを託すという手紙。『ぼくが死ぬことでノノに足りなかったものとぼくに足りなかったものが補(おぎな)い合える』『ぼくは死ぬことで夢を叶えることが出来るんだ』。ずっと絵を描いて生きていきたかったと涙を浮かべ炎に包まれる悠太。父と母、恋人のそら、妹のノノに謝りながら。燃え上がる倉庫、その場を走り去り、丘に上がると「ノノのジャンプが見たいんだ」と兄の亡霊が目の前に現れる。髪を切り落とし、「野々宮悠太」として生きていく決心をするノノ。警察では、一人の刑事が双子の遺体が入れ替わっていたのではないかと疑いを抱くが、検死結果が女性と出て「自殺」と処理される。意識不明のノノを見舞いに来ている興梠(こうろぎ)は、「悠太 あなた… よくも私に… 嘘ばっかり言ってくれたわね 覚えてなさいよ 目を覚ましたら許さないんだから」と眠っているノノに言う。目を覚まし、転倒したことを思い出し、胸にギプス、バレた…全部…と蒼くなるノノ。だが意外にも、与田記者の機転で知り合いの小さな病院に搬送されたため、女とはバレていない。目を覚ましたノノをなじる興梠、安心するノノ。ノノをいつものように奴隷呼ばわりする興梠の言葉に救われます。だが悪い知らせがあると言う与田さん。転倒したノノが最下位なのは当然として、奇跡的に風が変わり、岸谷が優勝してしまった。インターハイ出場に内定した岸谷と天津。インターハイの出場枠は一校3人まで、皇帝はインターハイ出場は自分とあと2人と言った(第2巻)。ノノは順調に怪我から回復している皇帝と一騎打ちをすることになるのか--!?。お薦め度:★★★★☆明かされた過去、重く、つらいんですが、ノノが「男」としてオリンピックを目指している理由が分かってスッキリしました。その過去が予想できた範囲のもので、意外性はあまりありませんでしたが泣けました。この巻だけを読むと「描かなくてはならない部分を描いた」という、必要なエピソードの消化という印象ですが、皇帝との一騎打ちが始まるであろう今後の展開に期待できます。透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック青年マンガ
Jun 3, 2009
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ちはやふる(2)そうだ初めてかるたをしたのもこの部屋だったあたしが知ったのはかるたじゃない情熱だ新 の我慢できず第2巻を購入。「チームちはやふる」として初めて、小学生としては最後の小学生かるた大会に出場した、大将:綿谷新(わたやあらた)/副将:綾瀬千早(あやせちはや)/三将:真島太一(ましまたいち)の三人。38度の熱がある新、勝敗の鍵は自分が握っていると思う太一、前半全く札がとれなかった千早。「あたしは一人じゃない」と気付く千早、流れをつかむチームちはやふる。すごい集中力、もう相手など見ていない千早。しかし素人相手に負けるわけにはいかない西田(肉まん君)。肉まん君は地力を取り戻し、結果は翠北(すいほく)かるた会2勝、チームちはやふる1勝で翠北かるた会の勝利。負けたことよりも、「3人でのかるた」が終わってしまったことがショックな千早。これを最後に太一は遠くの中学に進学し、新は福井に帰ってしまう…。かるた会からの帰り道、風邪がしんどくて倒れ込む新、自分のせいで負けたのだと謝る太一、それを見て「も…… もっと…… もっと3人で かるたがしたかったよぉ~~ 終わりたくなかったよぉ~~~」と大泣きする千早。そして東大里小学校の卒業式と共に訪れる、別れ。千早と太一は、荷造りのために先に帰ってしまった新のアパートに押し掛ける。「あたしとかるたしてよ 新!」。引っ越し荷物の中からかるたを取り出し、自分は5歳相手でも手かげんせん男だと言う新。天と地ほど実力差のある千早相手に新は本気を出す。それが嬉しい。新に「情熱」を教えてもらった。自分だって負けないと上着を脱ぎ、「あたしだって 新に会ってかるた大好きになったんだよ!」。太一が「ちはやぶる--」と読み上げ、同時に下の句の札に手を叩き付ける千早と新。同時なら札置いてる陣の勝ちだと自分の「ちはや」を放せとムキになる千早、その手を放した新は「……か… かるたを…… 一緒にしてくれてありがとな 千早も太一も でも たぶんもう会えん……」と大泣きする。思わず泣けました。千早は「なんで?」と目に涙を浮かべながら、あたしたちにはかるたがあるからまた会えると。時は流れ、中学ではかるた友達はできず、都立瑞沢(みずさわ)高校に進学した千早。顔が小さくスタイルも良い千早は「モデルの綾瀬千歳の妹」として一部で評判だけど、せっかくきれいでも動いたり話したりすると台無しの「無駄美人」。その日もスカートの下にジャージを履いて、廊下の壁に「競技かるた部を一緒に作りましょう!」のポスターを貼っている。頭の中はかるた一色、欲しいのはかるた友達、mpプレーヤで聴いているのはアイドルの曲ではなく百人一首の読手CD、彼氏も要らない、バレンタインチョコをあげてるのはかるた会の原田先生(笑) そのかるた会も、太一と新がいなくなり、ヒョロくんも中学のかるた部に入ってしまい姿を見せない。高校でこそ仲間を作ってかるた百パーセントになるって決めたのに--。一人孤独に大の字で寝ていた千早の前に現れたのは、高校生になった太一。エスカレーターで開明成(かいめいせい)の高等部に進学したものとばかり思っていた太一との予想外の再会。嬉しい! バンバンと背中をどつき、「太一 太一 太一」と頭突きを喰らわす千早に「千早 おまえ モテねーだろ」と太一。新はどうしているだろうと語り合っていて、太一の携帯にかかってくる、彼女からの電話。太一のことが好きだからではなく、太一にかるたより大事なものができたのかとショックを受ける千早。「かるたは… しょせん趣味だ」と言う太一に「日曜の大会で優勝してA級になったら 一緒にかるた部作ってよ」と強引に約束させる千早。昔の友達はもういないという歌が頭をよぎる。女の子の方が先に大人になってしまうことが多いのに、逆に女の子の千早が小学生の時の情熱をそのまま持ち続けていて、男の子の太一がいつまでもかるたじゃねーだろと冷めてしまってる。結局気になって大会に来てしまった太一は数年ぶりに原田先生と再会。実は中学でも同好会で細々とかるたはやっていた。でも「青春ぜんぶ懸けたって 新より強くはなれない」とうつむく太一。会場を覗くとでりゃあせやあと絶対に勝つために大声を出して札に突進し払う千早。陸上部に入ったのも、ピストル聞いて飛び出す練習がかるたにつながるから。「全部 かるたにつながります!」。原田先生は「"青春ぜんぶ懸けたって強くなれない"? まつげくん 懸けてから言いなさい」と。3回戦を突破した千早からの「チョコレートサイン」。50枚の配置を覚えて忘れて覚えて忘れて脳が糖分を消費し尽くして体重が3キロ減る、過酷なかるた大会。千早は高級チョコを食らいつくし、白目をむいて倒れるように眠る。そんな千早に優しく上着をかける太一、千早は自分の携帯を見つめ、連絡を取ることができない新のことを思いだしたのか、自分が優勝してもかるた会のことは無理強いしないと言います。「でも見てて 勝つから見てて」。決勝に進む千早、相手も3年もB級の強敵、安田。自分の一番得意な「ちはや」の札を相手陣に送る攻めがるた。お互いに「ちはや」を送りあう壮絶な応酬。汗だくになり戦う千早を楽しそうだなと思う太一。「ちはや」を取って優勝した千早は「やろう かるたやろう太一 やろう!」と窓越しに抱き付く。仲間がいたら強くなれるから!A級になったことを新に報告しようと電話すると「悪いけど電話とかせんといて かるたとか もうやってないから」と切れる。知らない低くなった声福井なまりいま 会わないと もう会えない何があったの 新2年前に届いた年賀状の住所を頼りに福井の新の家を訪れる千早と太一。「綿谷」と書かれた表札の家の前で固まっていると、お隣さんから新なら今日は駅前の本屋でバイトしていると告げられる。今来た道を戻りすれ違う自転車。思わず追いかけ、つかみ、転がり落ちる千早と新。かるたの話ばかりしていて変人扱いされ、孤独だった中学時代。でも新はきっと一人になってもかるたをしていると信じていた千早はまた3人でかるたをしようとお座敷で手札を分けて開く。その瞬間が大好きだと言う千早、かるたを蹴り飛ばし、日本語が分からないのかと冷たく睨む新。その背後には新の祖父の遺影。かるたはもうやれない……?お隣の由宇(ゆう)から聞かされた、綿谷先生が発作を起こして死んだ日の出来事。千早が置いていった饅頭の袋の束を広げる新。袋の裏に書かれた、千早のメモ。ちゃんと話せるかどうか分からないから読みながら話そうと書いてきた沢山のメモ。会いに来るべきじゃなかったと電車の中で泣く千早、自転車で追いかけてきてくれる新!窓は開かないけれど、伝わった、「でも会いたかったよずっと」という気持ち。日本一のかるた部を作って、新を待とうと協力してくれることになった太一。誰も注目してくれないかるたに青春ぜんぶを懸ける、なんという情熱だろう。華やかな千早と学年トップの太一が捨ててある畳を二人で運ぶ様子を見て「無駄だ 無駄部だ」とささやかれる。そんな周囲の冷たい視線も気にならないほど、頭の中はかるた一色。世界一になってみたい、取り柄も夢もなかった千早が初めて知った情熱。二人しかいない部室を覗きに来てくれる女の子登場。代々呉服屋の大江奏(おおえかなで)さん。袴を着ない「競技かるた」を見て、自分の好きと千早の好きは違うと一度は立ち去ってしまう奏ですが、千早は彼女から歌の「背景」を聞かされます。歌の情趣を味わう彼女の知識の片鱗を見て「すごい… すごいすごいすごい!! かなちゃんもっと教えて!」と千早の小学生の時のままの真っ直ぐさ。みんなに「古典オタクって何?」とバカにされていたのに、この人は「かなちゃん教えて」と見つめてくる。「かなちゃんはもう百首と友達だよ」と千早が後ろから抱き付くシーンが好きですね。色気のかけらもない高校生に育ってしまった千早がとても女の子に見えます。入部の条件として呉服屋のモデルをやり、更に肉まん君も同じ高校にいたことが判明。歌の「色」や「温度」も知った千早、これから瑞沢高校かるた部はどうなるのか!?新とまた かるたがしたいかるたは楽しいよって仲間がいるのは楽しいよって伝えたい「ちはやふる」は真っ赤な恋の歌なんだ--お薦め度:★★★★☆とにかく熱い! 青春ぜんぶをかるたに懸ける千早の姿が気持ちいい!透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村
Jun 2, 2009
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ノノノノ(5)お父さんのことバカにされたのに…仇をとれなかった…ひょっとして私 金メダルなんて夢のまた夢で…お父さんやお兄ちゃんの想いも果たせずに…今までしたこと全部 無駄だったんじゃ…最新刊…ではありません。今月第6巻が出たのでね。父をバカにされ、ノノがうみの彼氏ハンスと勝負することになった第4巻からの続き。そらの妹、うみが何故これほどまでに「野々宮悠太」を敵視するのかが分かりました。その理由が悲しすぎる。そして10年前の、ノノの父の由良悠介(ゆらゆうすけ)のたった一度の転倒で、今もその過去に囚われている人々も。悠太が火事で死なずジャンプの才能があれば、ノノが男だったなら、そもそも由良悠介があの時転倒さえしなければ、全て防ぐことのできた悲劇です。大人達が悲しい過去から這い上がることができず、否応なく十字架を背負わされた彼等の子ども達が新しい明日をつくるために戦わされる、実はつらい物語です。ノノが「私超かっこいい!!」という笑顔の下でどれだけのものに耐えているのか。変態ラブコメの要素に救われます。3年ほど前、父の海外赴任に付いていくことにした、そらの妹のうみ。中学時代、オーストリアに行くかもしれないうみが、その時はまだ生きていた野々宮悠太に決死の告白をすると彼は「ジャンプの練習がある」と彼女を冷たくフッた。もう野々宮と顔を合わせたくないと、姉を日本に残し自分がオーストリアに行った半年後、うみは友達からの手紙で姉が野々宮悠太と付き合い始めたことを知らされる。打ちひしがれ、自分も野々宮の夢を打ち砕いてやるとの復讐心から自分に告白してきたハンスと付き合い始めたうみ。交際の条件として「あなたがジャンプで金メダルをとってくれたら考えてあげるわ」と言ったらハンスは「いいよ そのくらい」とあっさり承諾した。中学生になってからオーストリアに渡ったうみがドイツ語ペラペラなのかというのは疑問かもしれませんが、私自身が小6から3年間アイルランドに在住していたので、10代の頃から3年近く海外で暮らしていれば言葉は覚えられると私は思います。逆に日本人の彼女を溺愛しているハンスが日本語ペラペラという線もありますが。コインを投げて、ノノが先に飛ぶことに。オーストリアで一番強いと豪語するハンスに「君にはオーストリアを代表して赤っ恥をかいてもらう」とノノが飛ぶ…!斜面を駆け下り、スピードを上げ、ものすごいG、ジャンプ台と重力にはさまれていた体が思い切り空へ--はじけ飛ぶ!!掲示板の134.5mの数字、呆気にとられる観衆。「おいおいふざけんな!!」と叫んだ銅メダリスト槙野慎二。その日ノノは、槙野慎二のバッケンレコード(そのジャンプ台の最長不倒距離)134.0mを超えた。うみの口から明かされるハンスの正体は、すごい才能を持ちながらもそれを腐らせている、想像を絶する怠け者。サッカーでキーパーをやっていたのは「走らなくていいし楽だから」、スキージャンプを始めたのは「リフトで上に登って滑り降りるだけで楽チンだから」、汗をかくのも一生懸命になるのも大嫌い。野々宮悠太に復讐するためにハンスを育ててきた、毎日お弁当を作り、ジャンプ台まで送り迎えし、練習後にマッサージし、全部この日のためだったのにハンスが負けちゃう…。ノノの圧倒的な実力を見て、もう面倒くさいから帰ろうとしたハンスはいつも笑っていたうみが、競技台の下で泣いているところを初めて見ます。感情を表に出す人間が嫌いなハンス。その理由は、自分が心を動かされてしまうから。なんとゲートを下げ、スタートするハンス。「ふっ……ふざけるな!!」と怒るノノ、条件が変われば勝負が成立しない。ハンスは「すぐにそこへ行くよ」と飛ぶ。君をいつものように笑わせてあげようと。一瞬、勝敗の分からない興梠。「ハンス!! ハンス大好き!!」と駆け寄って抱き付くうみ。ノノよりも不利な条件で飛び、ノノを超えたハンス。ノノの完敗。勝ち誇るうみ。勝負に敗れ、泣き崩れるノノ。初めて天津と勝負して負け、泣いた時(第2巻)にはまだ気付かなかったんですが、ノノはすごく重いものを背負わされてます。女の子男の子という以前に、背負わされたものが大きすぎる、絶対に負けられないという思い。泣いてしまうのも無理はありません。ずっと悠太の夢をつぶすことばかり考えていたうみも、こんな展開、全然うれしくない…。ハンスはノノに君も十分強いから泣く必要はないと言う。ただ、決定的に欠けているものがある。それは「Angst(恐怖)」。その意味は自分で考えろ、と。日本ジャンプ界のエース、槙野慎二はなかなか大物だとノノに声をかけ「由良悠太」と名を呼ぶ。野々宮悠太ではなく由良悠太と。自分は10年前、確実だった金メダルをお前のオヤジに潰された。あの時のジャンプで不幸になった者がここにも…。槙野慎二は2年半後の冬季オリンピックで大ジャンプをして自分の金メダルに貢献しろとノノに言う。ノノを励ましながらも、彼女に重いものを背負わせる大人がここにも。何故父の姓が「由良」でノノの姓が「野々宮」なのか、その理由はまだ分かりません。夏休みが始まったばかりなのに元気のないノノ。興梠の言葉も届かない。ノノを「女装癖のある男」と思っている興梠は、ノノの目に付く所にフリフリのお洋服を吊し、それに釣られる単純なノノ。興梠のさりげない優しさ、元気を取り戻し、フリフリのお洋服を着てお出かけするノノ(笑)貧乏だったノノは電車賃片道650円もかかる長野市内まで行けば知り合いにも会わないだろうと、女の子の格好で楽しくお出かけ。そらさんと待ち合わせお食事お参りショッピング。女の子だとバレないようにと心配するそらさんに「だって電車賃往復1300円もかかるんだよー?」、その根拠、ものすごく希薄。目の前に現れる、皇帝を見舞いに市内に来ていた天津と岸谷、そして皇帝本人。幸いまだ気付かれてない。岸谷と皇帝は「ノリコ」ちゃんと紹介されたその子に「すごく可愛い」と一目惚れ、女アレルギーの天津は無反応。5人で喫茶店に入り、遊園地へ行こうと言い出す皇帝。遊園地ではしゃぐノノ。そらさんは知っていた、お金持ちのスポーツであるスキージャンプを兄に続けさせるためにノノが中学からアルバイトをしていたことを。楽しい変態ギャグの、救いのエピソードになるのかと思いきや、自分と一緒の時にはジンマシンが出ない天津への、ノノの想い。「まあ天津にとって私は… 男だからね どっちみち天津に相手されないよ…」。お互いの正体に気付いている天津とノノは「野々宮」のことを語り合う。野々宮は「親のカタキ-- その息子だ」と言う天津。だがそれは親の代までの話で、「銀メダルコレクター」のレッテルも屈辱も、全ては自分が金メダルを獲れば済む、そして「野々宮悠太は--おれが唯一認めるジャンパーだ」「本人の前じゃとても言えないが… おれは あいつを尊敬してるんだ」。翌週、札幌で行われる大会に出場するためにスキージャンプ王国の北海道へ旅立つ奥信高校スキー部。北海道出身のノノの心配事は、地元で悠太の昔の知り合いに会わないかどうか。そして「男」として天津と岸谷と同じ部屋に泊まること。悪い予感は的中。夜の10時に女湯に切り替わる旅館の風呂、野々宮の声が聞こえたので中を覗く岸谷。そこにいたのは一目惚れしたノリコさん、そんな偶然、あるわけないだろ!!今まで通り野々宮と付き合えるだろうかと思い悩む岸谷。しかし悩む暇もなく予定通りに訪れる大会の日。ノノの前に、悠太の死を知らない、兄の中学時代の先輩が現れる。悠太のことも、妹である自分のこともいくら悪く言われても、けなされても陵辱されても構わない。でも他のみんなまでバカにされたら黙ってられないと、栗橋(くりはし)というその先輩を殴り倒す!そこへ同じ雪野高校の去年のインターハイ優勝者真岡(まおか)が現れ、ノノの胸ぐらを掴む栗橋を止める。あれが真岡と知り、ノノが思い出す、小学生(中学生?)時代のトラウマ。競技は定刻通り始まり、栗橋は野々宮悠太だと思っているノノに自分との実力差を見せつけてやると、強い横風の中K点まで飛ぶ。強まる横風、脳裏をよぎるハンスの『君には決定的に欠けているものがある』という言葉、そして一本目から見えてしまう兄の幻。青になる信号。この風は危険すぎると天津が止めるのも聞かずノノは飛ぶ。高く、速く、気持ちよく、何も心配する必要などないと空を舞い、横風に巻かれ空中でバランスを崩し…地面に叩き付けられる…!!!胸を強く打って吐血しているノノに駆けつける救急隊員、服を切って脱がせろ!! 「やめろ!!」と制止する、ノノが女だと知っている岸谷。天津も野々宮のことを知らない…!「やめろ!! 野々宮にさわるな!!」今すぐ手当が必要、でも服を脱がされれば女とバレる。なんて気になるところで途切れているんだ!!お薦め度:★★★★☆一巻が濃い! そして、つらい。つらいんだけど、読んでいて嫌ではない。「亡霊が見えると失敗する」というオカルト的な部分がどう説明されるのかは気になります。透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村
May 31, 2009
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ノノノノ(4)みんなに叩かれた背中がまだ 熱い今まで 誰かからこんなに期待されて飛んだことなんてなかったから--ただ 遠くまで飛べることがうれしくてお父さんに誉めてもらいたくて飛んでいた今まで誰かのためになんて思いながら飛んだことはないけど…でも--皇帝 今日は初めて--あなたのために 飛びますよ続きが気になって仕方ない。買いました!尻屋皇帝が細工された板で、裏取引も全て知った上で飛び、大ケガをしてからの続きです。皇帝の本当の優しさを知って、二人で優勝しようとするノノと天津。青鹿のコーチは許せない。「がんばれよ」と笑顔を見せるノノ、先輩の敵討ちも青鹿学園のこともどうでもいい、皇帝と白黒つけるために個人賞を獲ると答える天津。青鹿のコーチ火野は、奥信(ノノ達の高校)は棄権じゃないのかと舌打ちする。そこへ現れたのは天津暁の父、天津敦(あつし)。一本目のリザルト(result)を与田記者に見せられ「相変わらずムラが大きすぎる」と言う。オリンピック一家の家に生まれ、親の七光りと蔑まれていた天津暁が決めた、命よりも優先する鉄の掟、何があっても絶対に負けないこと。尋常ではない天津の負けん気、ジャンプで負けたら死んでもいい、命よりプライドが大切な天津に、同年代で勝てた者はまだいない。風に乗りHS(ヒルサイズ)を超え98.5メートルを飛ぶ。「すごいすごい!!」と駆け寄るノノにすれ違いざま「あとは頼んだ」と一言だけ呟く。競技は進み、第2グループの終了時点で青鹿が1位、奥信が2位、その差は29ポイント、距離にして15メートル。病院から戻ってきた部員から皇帝の容態が知らされる。命に別状はないが、右足開放骨折でもうジャンプは無理かもしれないと。奥信の怒りは再燃。何が何でも優勝してあのコーチをクビにしてやる…!105メートルくらいなら飛べると言うノノ、任せたぞ!! 期待してるからな!! と気合いを入れてくれる部員の皆。女の子でオリンピックには出られず、小学生の時はジャンプしても優勝しても父も兄もイヤな顔をした。今、初めて皆に期待され、号泣。今兄の幻を見て失敗するわけにはいかないと、目隠しして岸谷に手を引いてもらいながら競技台に上がるノノ。「幽霊を見る確率を少しでも減らしたいんだ!!」が可笑しい(笑) 青鹿のエース寺之内は縁起を担いでいるノノを笑うと同時に気負いすぎるとケガをする、と。この人心配しているのか何なのか…。目を開けると兄の幻は見えず、目の前は清々しい大空だけ。「……勝った!!」と呟いて飛んだノノの、見たこともない軌跡。沸き上がる歓声。電光掲示板の105.5mの数字。口だけだと言った前言を取り消し、初めての賞賛の声。空気を読まない男で通っている寺之内が90メートルに届かなければ奥信の勝ち。クビがかかっている火野コーチは寺之内に賭け、青鹿のエースはK点を超える。92.0mの飛距離だけを見て勝ったと雄叫びを揚げる火野コーチ。だがコーチングボックスからは見えない、選手の着地。「やったな」とノノの背中を優しく叩く天津。寺之内は飛距離を伸ばそうとするあまりテレマーク(着地時のポーズ)をとれなかった。ジャッジの集計が終わり、表示された順位は奥信661、青鹿660。1ポイントの僅差で優勝する奥信。この辺りの評価方法などは、スキージャンプを全く知らず、理解もできない村松さんの疑問に与田さんが答える形で自然に説明されていていいですね。良かった私……ジャンプをあきらめなくて!! 部員達からも絶賛されるノノ、しかし彼女が驚異的な活躍をすることは、今まで負けたことがない天津を負かすことにもなってしまう。表彰台で初めて人より下に乗った天津。「今回はぼくが勝ったな!! 次も負けないぞ!!」と笑いかけるノノにまだ先は長い、「次は負けない」と答える天津。自分の命よりもプライド、「勝利」に固執する天津がこの後、もっと「チームワーク」を覚える展開になってくると嬉しいかも。競技が終了するとまたラブコメに突入です。このスポ根とラブコメが交互に楽しめるのがまた魅力です。病室の皇帝を見舞う新宮、そして優勝を知らせに来る部員達。オッパイの付いてない人間の見舞いはお断りだ!!と素直になれない皇帝のために、特別ゲストに来てもらったノノ。ロシアから帰国したばかりの興梠みかげ。憧れの興梠みかげに「最っっっっっ て---」と蔑みの言葉を浴びせられ、止まる心電図(笑)夏休み、ノノが同居させてもらっている興梠の家のブレーカーがおかしくなり、止まるエアコン。このままじゃ暑くて死んじゃうと、興梠は「悠太!! これからプールへ行くわよ!!」と命令。有無を言わさず奴隷のノノをプールへ連行する興梠、そこに通りかかる、「野々宮悠太」を捜しに来た、以前の悠太の彼女、そらさん。ノノを見て「誰? あなた…」と泣き出し、修羅場。近くの天津の家にとりあえず移動。「お久しぶり」とノノにキスするそら、「あ---っ!!」と思わず二人を引き離す興梠。コウロギのことをテレビで見たことがあるというそらは、確か変わった名前の…え~と…「ゴキブリさん」と(笑)自分と悠太はキス以上のことも夜通ししていたと言うそら、違うのに否定できないノノ。そらさんに話を合わせないと自分が悠太ではなく、女だとばれてしまう…!「私 悠太は女の子に興味がないのかと思ってたんだけど… 違ったんだね 私に… 興味がないだけだったんだ」と一瞬寂しげな顔を見せ、しかしめげずに自分もノノにキスする興梠。ノノを男だと信じている興梠の想い、どうなってしまうんでしょうか。本当はノノを一目見た時から全てが分かっていたそらは、天津家のトイレで一人で泣く。昔のことはともかく、今のことはハッキリさせてくれなくちゃイヤと言う興梠、少し時間が欲しいと答えるノノ。そらはノノを小菅神社のお祭りに誘います。皆も付いてくる。「かたぬき」に苦戦するノノの意外と不器用な一面、金魚すくいに失敗して子供にまで負けず嫌いの八つ当たりをする天津。またしても興梠に意地悪するそらさん。射的の的が外れ、コウロギを「カマドウマさん」呼ばわり。二人きりになり、野々宮悠太はもうこの世にはいないと本当のことをそらさんに告げるノノ。最初から気付いていたそらさんは、もう少しだけあなたのことを悠太だと思わせてと、涙を浮かべて優しく抱きつきます。本当は死んだのに戸籍上は生きていて、誰の前にもその姿を現さない「野々宮悠太」、彼の死を受け入れられない、そもそも知らない人達の「置いていかれた」という気持ちはまだたくさん存在するのでしょう。そらの妹のうみは、自分の彼氏のハンスの方が姉の彼氏の「野々宮悠太」より飛べると勝負を挑みます。「ねぇ ハンス!! この人をやっつけて!!」と。何故にそこまでむき出しの敵意? ハンスがオーストリア代表のハンス=シュナイダーと聞いて顔色が変わる与田さん。ジャンプを始めてまだ2年、「いつでもチャンピオンになれる」が口グセの変人、ハンス。この作品は本当にキャラクター一人一人が個性的でくせがあり強烈です。もちろんノノも変態(ナルシスト)の一人です(笑)君に恥をかかせたくないと遠回しにノノを気遣うハンスですが、ハンスのコーチに父のユラ(由良悠介)を馬鹿にされ、逆上したノノは対決を挑む。ゲテモノ喰いの、全日本代表にして銅メダリスト槙野慎二(まきのしんじ)はあれはまさか…由良悠介の息子か!?と競技台を見上げる。サングラスの下の目の表情は、まだ分からない。お薦め度:★★★★☆明かされていない謎はまだ沢山あります。でもじれったくはなく、一巻一巻の中でスポ根もラブコメも泣けたり笑えたりする展開も盛り沢山で「読んだ!」という満足感があります。透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック青年マンガ
May 30, 2009
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ちはやふる(1)6年まえ東京まだ情熱を知らない私おこりんぼで一つ年上のお姉ちゃんは美人であたしの自慢でお姉ちゃんが日本一になることがそのころのあたしの夢だった遂に手を出してしまいました…!末次由紀(すえつぐゆき)の作品も、Be Loveコミックスを買うのも初めてです。実は先日、本屋に行ったのに『ちはやふる』が見つからないという夢まで見てしまいました(笑)この漫画、帯にある通り、2009年マンガ大賞の大賞受賞作なんです。掲載誌は講談社の『BE LOVE』で、第1巻は2008年5月初版、私が買ったのは第6刷(2009.4)です。流石、期待を裏切らない面白さです。競技かるたのチームプレイにワクワクでき、主人公三人の想いの交錯、千早(ちはや)が「情熱」を覚えていく過程がすごく楽しい。末次由紀のトレース(構図の盗用)騒動を全く知らなかったので、先入観なしに読めました(仮に事前に詳しく知っていたとしてもこの作品はすごく面白い)。小学6年生の綾瀬千早(あやせちはや)は学校で百人一首が流行っている中、まだ50くらいしか札を覚えていない、素直だけど色々と人並みな女の子。モデルを目指している姉が日本一になってくれるのが自分の夢だと言う。クラスでは最近、福井から転校してきた綿谷新(わたやあらた)の方言をメモしては皆が陰で笑っている。先頭に立って田舎モンをつまはじきにしているのは千早の昔からの友達、真島太一(ましまたいち)。「あたしが綿谷くんだったら 笑うためにメモとってる人と話したくないなあ」と言う心を持つ千早は、太一に突き飛ばされた新をかばい、彼の家にあがります。ボロい新のアパートで、千早は初めて新とたくさん喋ります。姉が日本一になるのが夢だと言う千早にほんなのは夢とは言わん、「自分のことでないと夢にしたらあかん」と言う新。百人一首を取り出し、自分には夢があると言う新。千早が百人一首ができると言うと、「や やろっさ!」と大喜びする新。二人なので上の句を詠む人がおらず、テープを使った勝負。千早は新の圧倒的なスピード、実力を見せつけられます。所詮かるたと思っていた千早は初めて悔しがり、せめて一枚だけでも取りたい! 「せをはやみ…」、その一枚だけが取れて、24枚差で完敗する千早。新は「でも たっ 楽しかった!」と興奮した顔を見せます。他の国ではほとんどやられていないかるた、「日本で1番になったら 世界で1番ってことやろう?」。自分には夢があると断言した新は、上の句が「ちはや」で取れる札を千早に見せ、その札は自分にはもう「ちはや」に見えると、千早の名前をいい名前だと褒めます。しかし「よそもん」と仲良くした千早はその日からクラスでハブ(仲間はずれ)に。自分は構わないから綿谷くんを解除してくれと太一に真っ直ぐに笑いかける千早。チビでビンボーで田舎者じゃないかとけなす太一に「でも 綿谷くんかるただったらここのだれにも負けないよ」と声をあげる。一枚も取らせないと勝負を受ける新。「これだったら誰にも負けない」、自分の持っていないものを持っている新が千早には眩しい。厳しい親を持ち、何事にも負けられない太一は新のメガネを隠す。裸眼0.03の視力で劣勢になる新の代わりに自分が出ると言う千早。この札は「ちはや」に見えると言った新の言葉が甦る。太一に勝ち、敢闘賞の賞状をもらいます。「太一との勝負 すっごいおもしろかった かるたって楽しいね」。生まれて初めての賞状。嬉しい! 興奮する千早ですが、美少女コンテストに出場しスカウトの話が来ている姉は「地味 ていうかダサッ」と笑います。自分にとって初めての賞状なのに、モデルとして歩み始めている姉も家族も、誰も誰も「それどころじゃない」と喜んでくれない。「綾瀬さんは かるたの才能あると思うわ」と新は言ってくれたのに、自分の才能には何の意味もないのかと、目に涙を浮かべ、初めての賞状をくしゃっと丸めてしまう。正々堂々となど勝負していない太一の葛藤、そしていつまで経っても見つからない新のメガネ。太一を疑ってなどいない千早は、裏山にメガネを捜しに行きます。「綿谷くんに思いっ切りかるたさせてあげたい」の一心で。その姿を見て自分が恥ずかしくなり、俺が盗ったんだと新にメガネを返す太一。新は千早には嫌われたくないという太一の気持ちが分かると、笑って許します。三人の間に芽生え始める友情のようなもの。千早は一生ものの宝物が何個も見つかる冬になるという予感がして、丸めてしまった賞状を再び広げ、大切に壁に貼ります。市立文化センターの白波かるた会の練習場を訪れる三人。そこで見たのは暇潰しのボードゲームなどではない、「スポーツ」である競技かるたの壮絶な闘い。驚きを噛みしめる暇もなく、世話人の原田先生に大歓迎される三人。「子供が入ってこない」というのは郵趣界にも共通する現象ですね。子供が増えて大喜びする原田先生の気持ちも分かります。元からのメンバー、ヒョロくんこと木梨浩(きなしひろ)は百首全部覚えていないのに来てしまった千早を笑います。3対3の源平戦で生まれるチームワーク。新は、反射神経のいい千早は「一字決まり」の札、太一には六字決まりの「大山札」担当と仕切ります。今までずっと一人で、テープ相手にかるたをしてきた新の「チームに なってみたくての……」という言葉。助け合ったり足を引っ張り合ったりしながらも、チームでかるたができる。「百人一首は全部で百首 百人 友達ができたと思って 仲よくなりなさい」と原田先生に百人一首を一組プレゼントされる千早。親に勝てるものだけやれと言われている太一も、スポーツも勉強もできる太一のような「わかりやすい」才能が欲しかったと羨んでいた千早も、見る見るうちに競技かるたの虜になっていく。刺激に満ちた毎日、「世界一」を目指して三人でずっと一緒に夢を語り合いながら戦い歩んでいける毎日がこれから続くんだと思っていた矢先、秀西大付属に進学するものとばかり思っていた太一が、通学に一時間半かかる開明成(かいめいせい)中学に合格します。先生んとこでかるたできなくなっちゃうからそんなとこ行かないよねと笑いかける千早に「かるたできなくなっても開明成行くに決まってんじゃん」と答える太一。勝利至上主義の親を持つ太一の悲しい選択でしょうか。新もまた、祖父である永世名人綿谷始(わたやはじめ)が脳溢血で倒れ、介護が必要なので卒業したら福井に帰ると言う…。原田先生は「子供はさ どんなに強くても かるたが好きでも 友達がいないと続けられないんだ」と、ずっと仲よしでいて欲しいと願っていた。せっかく仲良くなれた新も、昔からの友達の太一もいなくなり、一人になるの?とつまずいて転ぶ千早。もう大会なんか出ない。一人になるんなら かるたなんて楽しくない…。千早は贈られたかるたを原田先生に返しに行き、まつげくんが合格した開明成は毎週かるた会に来ていては受からないほどの名門であること、新の祖父が永世名人であること、その自分にかるたを教えてくれた祖父が倒れてメガネくんはどれだけ心配だろうと聞かされます。「あ! 流れ星」と嘘をつき、「きみがやめたら 私もさびしい」と言ってくれる原田先生。千早が帰宅すると、母に真島くんがメガネの子と一緒に来て、荷物を渡されたと言われます。姉がダサッと笑ったそのTシャツを見て、太一と新の二人がケンカしながらも自分のために作ってくれた光景が目に浮かび、溢れる涙。翌日、お揃いのTシャツを着て、トロフィーだってもらったことがない千早に、「二人で勝って 千早にやろう」と小学生かるた大会に「チームちはやふる」としてエントリーする太一と新。大将:綿谷新副将:綾瀬千早三将:真島太一 の「チームちはやふる」。開かずの踏切が20分開かなかったと、かなり遅れて到着する千早。自分を置いてきぼりにして怒っている、でも「こんな さびしいのは あたしだけじゃないよねえ?」。15分の暗記時間をはさみ、始まる勝負。あたし覚えたみんなと友達になったでもごめん友達にもまだランクがあってこのへんはもう大親友ばっかりになったね巻末の第2巻の予告を見ると、小学生編はクライマックスを迎え、この後、高校生編に突入するようです。第1巻時点で既にかるたが楽しくて仕方ないんですが、高校生になって恋愛したり三角関係になったりもするんでしょうか。お薦め度:★★★★☆展開が早くて、話がサクサク進むんですが、「駆け足」感は全くなく、一話一話が丁寧で充実してます。なんかもう、この一冊のおかげですごく充実した一日です。第4巻まで発売中。透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村
May 29, 2009
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銀翼(1)"ト号(特攻)要員として志願してくれる者は一歩前に出てくれ"その一歩は"ぼくたちのはじまり"その一歩は"ぼくたちの終わり"を意味していましたこの漫画、昔昼休みに読んでいた「チャンピオン」に連載されていた作品です。まだ単行本が売っていたので以前買いました。『本気!』の作者が今度は特攻を題材にしたのかとは思ったんですが、意外と良かったです。全1巻とコンパクトにまとまってるし。特攻隊が題材の漫画ですが、海軍の新風特攻隊ではなく、帝国陸軍の「ト号」です。作中で大規模な作戦が予定されているとあり、主人公の特攻後、練習機による体当たりが主流になると語られているので、時期的には菊水1号作戦の頃だと思われます。作中に「昭和○年○月」などと具体的な数字を一切登場させずに、時期が特定できるという面では完成度は高いです。「決定された死」を自分の中で受け止める、19歳の渋沢大助伍長の心境を淡々とモノローグで綴る手法です。小隊を組んだ時にこの戦に階級などはない、5人の兄弟だと思おうと言ってくれた小隊長の神山少尉。先に出撃した隊が敵艦に辿り着く前に全機撃墜され、大和が沈み、早まる出撃。物心つく前に父を亡くし、母には告げずに逝こうと決めた大助は、母に手紙を書くことなく、母に語りかけるようにその時々の心の内を、出すことのない手紙のように心の中に積み重ねます。大助は特攻機を見送る涙を「熱涙(ねつるい)」と呼ぶのだと知覧女子の女学生に教えられ、新しい言葉を知る。「熱涙…… かあさん 新しい言葉知りました」。直掩戦闘機なしで、明朝に早まる出撃。「今夜はきっとかあさんの夢をみます」。こすった時の衝撃でオイル漏れを起こす大助の機、兄として戻る勇気を出せという小隊長のはじめで最後の命令。「おいてゆくのではない 後から来い」。生きて戻り、兄弟達の突入の無電を聞く大助。その数は一本。「三機は犬死にと呼ぶのでしょうか 突入の無電を誰が発したのか知りえない事が今 唯一の救いです」。また自分の死について考える時間ができた大助。母のために死ぬと言った自分、恋人のタテになり死ぬと言った少尉。敗けると分かっている戦を続ける意味。ト号を使う意味。己自身熟慮した死であり行動死なのだと言い聞かせる。大助はト号要員を世話してくれる知覧女子の少女に、大空には、すがすがしく迷いも汚れもなくなり、熱涙はなかったと言います。大助を訪ねてくる、先に逝った神山少尉の婚約者は、自分の死を美化しているだけの男達は勝手だと、ここから逃げろと言う。守るために死ぬのだと言う大助は、あなたはあなたを守って死ぬ人がいる事を望みますかと反論される。自分の舎を世話してくれる野口上等兵はあなたが帰って来た時うれしかったと言う。こんな国のため死ぬ事はない。目上の人を殴りました………父ほども年のはなれた人を殴りましたでも"こんな国"はない"こんな国"の国を母と入れかえてみましたこんな母…いいえ この国です この母ですこの国のためこの母のためだからこそ死ねるのです自分の機のために部品を調達に行き、班長が爆弾の直撃を受けて死ぬ。隊長の妻と子が、中尉が心残さず特攻できるようにと自決する。「これもト号だ」と言う隊員、機械は泣かないと言う中尉に大助は黙って敬礼する。敵を憎む事を学び始めた大助は、出撃までに隼が直らなければ練習機にドラム缶と爆弾を積んで飛ぶと言う。隼が直らなくても自分は明日往く。死ぬ前に謝っておきたい人がいる。大助は以前手をあげた野口上等兵の家を訪れ、手を付いて謝ります。おくる親の辛さを見て、その辛さの中に自分は母に愛されているといくばくかの幸福も感じる。大助の隼は直り、出撃の前日、隊長が検閲で止まっていた母からの手紙をこっそり盗んできてくれる。「この国より大切なあなた」と書かれている手紙を読んで笑う大助。少し笑いました こりゃ 検閲通るわけもない かあさん 近いような気がします 人が自由に物をしゃべれる時代…… そんな時代がきっとくる…。突入の無電。幾人もの人に愛され、敵空母にぶつかり鉄の塊になる。銀翼(ぎんよく)とは戦闘機の意味ですいつの時代にもぼくたちは銀翼(つばさ)を持っている愛する者たちを守る銀翼(つばさ)を持っている愛する者たちを守る戦闘機を持っていますお薦め度:★★★☆☆そこそこです。特攻を美化するという手っ取り早くありきたりな切り口ですが、海軍ではなく陸軍の特攻を描いたという点では珍しい一作です。特攻を題材にした漫画で松本零士の『音速雷撃隊』を超える物はなかなかありませんね。佐藤秀峰の『特攻の島』の続きに期待してます。透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック
May 28, 2009
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表紙を見て、まず『オトメン(乙男)』のドラマ化にビックリ。昨日マイミクさんの日記で知ったんですが、改めてびっくり。特集記事でも載ってるのかと思ったら、意外にも実写化を伝えるカラーページが1枚あっただけ。本誌ではほとんど取り上げられてません。巻頭カラーが日渡早紀『キミは友達』。『ぼく地球』→『ボク月』へのミッシングピースで、輪が14歳の時に少しの間だけクラスメイトだった柴浦コウが主人公の番外編です。読心術ができ、霊感体質のコウは至る所で皆の秘密を知ってしまうが故に友人もいない。ただ一人、友達と呼べる、幼馴染みの凛(りん)。中2に進級したての頃、「おい凛!」と呼びかけたら輪と凛の二人が同時に振り向き、輪と名前が同じ読みだと知った凛はもし自分が小林んとこに嫁入りしたら小林輪凛(リンリン)夫婦だねと笑った。コウは、自分と同じように友人のいない小林輪が、本当はすごい奴なのに目立たないように振る舞っていると、面白くない。そんな折り、コウは輪に憑いている霊が彼に何かを語りかけているのを目にします。その霊、紫苑が何と言っていたのかと問い詰める輪、お前が嫌いだから教えないと意地悪するコウ。どうしても聞き出したい輪は、コウと約束した通り中間試験でオール0点を取る。しかし輪が追試でオール満点取ったので「なんでお前だけ生きてんだ 許さない」と言っていたと嘘を教えます。突然引っ越すことになったコウ、寂しげな放課後の校舎、輪の一人で色々抱え、一人で苦しみ泣いていた姿を見て、自分が転校する前にと本当のことを言います。あの霊は「なんでお前はいつも独りで居るんだ オレのせいか オレは消えた方がいいんじゃないのか」と言っていたと。何も出来なかったと自分を責め、落ち込むコウの前に紫苑の霊が現れ、「アリガトウ」と言う。最後まで何も言わずにずっと黙って傍にいて、痛みをシェアしてくれていたコウに「キミはオレ達の友達だ」と。時は経ち、小林輪は9歳年上の歌姫(亜梨子)と結婚し、コウは刑事となり、時折亜梨子の新譜の発売を知るように。「いつかまた会おう」と言った紫苑の「いつか」はまだ訪れていない--。『執事様のお気に入り』第27話。先月はなんか不満だったんですが、やっぱり面白い。体育祭で良ちゃんが伯王からもらったハチマキ、今月にちゃんと繋がってます。寮のベッドの枕元に伯王の写真、ビーチグラス、そしてハチマキ。いつの間にかこんなコーナーが自室に出来ていて、やってることは伯王ファンのLクラスのお嬢様達と同じ? でも自分は伯王に専属になってもらい、与えてもらっているのは自分ばかり。自分も伯王に何かしてあげたい、そう思って家庭科の授業で張り切ります。Bクラス寮に一台だけあったテレビが撤去されることになります。理由は執事候補生達が深夜にやってる昔のアニメの再放送を就寝時間を過ぎてこっそり見ているから。Bクラス生から集まる反対の嘆願書。交渉役は寮長の庵、交渉相手はサイボーグ執事の仙堂。庵と隼斗が寮長の座を争ったエピソードは2008年6月号付録の津山さんの書き下ろし小説『ティーカップの中の大嵐』にあります。(↑これは去年の6月号の付録です)話し合いでは埒があかず、更に仙堂に問題は寮長の庵だけではなく伯王にもあると降りかかる火の粉。「いくら主人が型破りで常識的でないからと言って執事までがたがを外していてはいずれ指をさされることになる」。人の主人をけなしていると言う伯王、伯王をけなす発言が聞き捨てならないと怒る庵。交渉は決裂し、決闘。内容は双星館の伝統に則りカード勝負のポーカー。伯王一筋、伯王のためにも負けられないとイカサマを使い勝ち星を増やしていく庵。休憩をはさみ、そんな風に自分の手を汚すなと言う伯王。庵のイカサマに気付いていない良ちゃんは「--すごかったです!! 庵さんっ 伝わりましたよっ」と無垢な笑いを見せる。その笑顔を見て、伯王の選んだ御主人様は大した切り札だと、今のでそんな気もなくなったと、庵はイカサマをやめて正々堂々と勝負に勝ちます。伯王のためなら本当に何でもやれる庵さんはすごい、そして伯王が庵を大切に思っている気持ちも伝わってきたという良ちゃんに、庵は「氷村さんには氷村さんにしかできないことがあるから そのためなら 力をお貸ししますよ」。『オレンジ チョコレート』第6回。入れ替わってからちろが知ったこと。りっちゃんにはみっつの顔がある。幼馴染みの「りっちゃん」の顔、女形タレントの「おいらん王子姫野律」の顔、行谷(なめがや)流名取「行谷春律」の顔。疲れているなら代わってあげたいと思うちろの気持ちが、入れ替わりの超常現象を引き起こしてしまったのでしょうか。仕事を抱えながらも学校行事で舞うことになったりっちゃんとちろ。完璧主義者のりっちゃん、練習に付き合わされヘトヘトになりながらも、りっちゃんは大丈夫だろうかとちろは心配に。春が訪れ、ちろも高校生に進級。訪れる本番の日。舞台のそでで動揺しているちろを「大丈夫 お前は舞える 行こう」ときつく手を握ってくれたりっちゃん。第1巻が6/19に出ます。『オトメン(乙男)』第35話。ニセの幸花ジュエルに恋してしまった春日。彼が呼び寄せた一癖も二癖もありそうな新任教師達の出番です。そのあまりのキュートさに前任の高校で大規模なファンクラブが結成され、彼女を巡って男子生徒の間で血で血を洗う抗争に発展したという問題教師の「おーたん」こと萌松音羽(もえまつおとわ)先生。銀百合でも早速その少女趣味とドジっ子ぶりで全校男子を虜に。「おーたん」としてモテない男全員に平等に愛を注いでくれる天使となりますが、りょうちゃんをきらきらフワフワキュートな女の子に造り替えようとして挫折。ターゲットの飛鳥の前で媚びて媚びて媚びて…全くの無反応。飛鳥が一人で持てますからと言った荷物、ところがりょうちゃんに手を貸すと言われて半分渡す素直な姿。おーたんの脳裏によぎる過去のトラウマ。本性を暴いてやると闘士むき出しになって次号に続く。第8巻が7月に出ます。藤原規代『お嫁にいけない!』、短期集中連載のスタート。キャリアウーマンで「片付けられない女」の小田桐まどか(27)と、俺様ハウスキーパーの広瀬悠貴(17)のラブコメです。『アラクレ』より断然好きです。3回連載して、最初の読み切りと併せて全4話で単行本にしてほしいと思っていたんですが、3回の短期連載のようです。単行本出たら買います!『愛のもとに集え』VOL.14.小説家としてどんどん有名になっていく愛さん、最近愛さんのことばかりに熱心になっている勇気。夢路は焦ります。「勇気のそういうとこ大好き」といういつもの台詞、また軽々しくそういう事を言うとあきれる勇気。本当に本気で言ったら聞いてくれるんだね?と、手を握り「俺… 勇気のこと好きだよ 初めて会った時から …ずっと」。いつもならその後に「なんてねーっ」と続くのに、本当に本当の告白だった。固まる勇気。返事はゆっくり考えてからでいいと言う夢路。ゆっくりっていつまで?何を考えればいい? 目を合わせられず、下宿にもいられず、「愛☆永遠に…」に帰らずにバイトばかりして夢路から逃げます。誰にも相談できず、一人では答も出せず、必要もないのに毎日毎日遅くまでバイトしてバイトして…ついに倒れて入院してしまいます…!自分のせいで倒れたのだと、勇気の手にそっとキスして今まで通りの勇気でいてくれと謝る夢路。退院すると豪華な夕食を用意し、険しい顔をして待っていた愛さん。「いいから食べろ!」と怒鳴ります。自分が気を付けていればこんな事防げたはずなのに、誰も俺の前で倒れないでくれと。愛さんはお祖母さんが倒れた時と勇気の倒れた姿を重ねてしまったんだとひとみちゃんに聞かされ、思い出させてしまってごめんと謝る勇気。「…愛さん 私は ちゃんと 生きてるからね」その手を握り返し「…そうだな」と切なく笑う愛さんを見て、泣きそうになる勇気。愛さんの、編集部の人にずっとボツを出されていた第2作目の小説の案がようやく通ります。何かあったのかと訊く編集さんに「書き留めておきたい事が できたので」と答える愛さん。この作品、あと2回で完結しちゃうんですよ!? 勇気がどんな決断を下すのか。愛さんを選ぶのか、夢路を選んで愛さんが二人を大人として見守るというラストになるのか、それとも全く予想外のフィナーレが待っているのか。とにかく「別花」で今これが一番楽しみ。8月号、都戸利津『群青シネマ』47Pがあるようです。連載です。楽しみだ!花とゆめCOMICSの透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村
May 27, 2009
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高河ゆん「ウィングス」1991年10月号・11月号に掲載され、双葉社の『日本漫画家大全 高河ゆん初期傑作集』に採録されている前後編の作品です。この単行本の中で唯一1990年の休筆からの復帰後に描かれた作品で、一番完成度が高いです。地球で核を使った第三次世界大戦が起き、唯一人救命ポッドで惑星サガに流れ着いた地球人の少女・貝島歩(かいしまあゆみ)。同じ銀河系の端と端にあった地球と惑星サガ、200年前に滅びた地球をサガ星が知ったのはつい20年前で、コールドスリープしていた歩は連邦宇宙局調査部の父を持つエヌの家に暮らしながら、調査部で地球に関する情報蒐集に協力することに。同じヒューマノイド生命体でありながら、高度な文明を持ち、徹底して合理的なサガ星人と、唯一人の地球人の生き残りである歩は価値観が合わず衝突の連続です。錠剤だけの効率的な食糧摂取、感情を表に出さず理論でだけ物事を捉える子ども達。翻訳機があって言葉は通じるのに「思い」が伝わらない。エヌに耳にゴミがついてると言われ、これはピアスだ。耳に穴が空いてると「不衛生ですよ」と言うエヌに「なにいっ かっこいいだろ!」とキレてしまう。調査部で愛する対象=地球のことを知らなさすぎると言われる歩。何故同じ惑星上に何種類も言語があったのかと訊かれる。日本語とフランス語では会話ができない、無駄じゃないか。知らない言語で書かれた文章をよく判らないと言ったら自分の星のことを知らないのかと言われる。自分の星のことでも知らないこともあるだろうと歩が怒鳴ると調査員達はこの街の人口は七万四千二十人、その中の女の数は三万八千人弱とスラスラ数値が出てくる。この街を愛しているから知っていると言う調査員に歩は「そんなことで愛は計れないと思うよ」と反論する。不良だった歩を見放さなかった、今はもういない学校の先生のことが脳裏をよぎる。「まじめにやんなかったからばちがあたったんだ くやしい 先生もしあんたがここにいたら こいつらを言いまかしてくれるのに!」。自分なんかよりずっと頭のいい人もきれいな子もやさしい子もいたのにどうして皆いなくなっちゃったんだ!砂漠化したクレーターだらけの現在の地球の写真を見せられた歩は「戦前の世界地図が描けますか?」と白い紙を渡される。……描けない 正確な地図さえ。場所なんか知らなくても飛行機のればどこへでも行けたし本屋に行けば地図なんかいくらでもあって…。本当にあの文明は滅びたのだと思い知る歩。「後悔」とはどういう感情なのか、その悔しさ、悲しさがすごく伝わってくるシーンです。泣けました。歩は地球最後のあの日の夢を見ます。押し寄せる放射能、一機だけ残っている救命ポッド。「一番若い者を乗せたらどうでしょう」との意見に賛同して自分を乗せてくれた地球人のみんな。くだらないと思っていた大人達が、最後の時に強くやさしく美しかった。悲しい夢だったけど夢見が良かったと言う歩、分析してあげようかと言う、エヌの友達のハルヒ、「やあだよ! 分析なんてできるもんじゃないよ」と答える歩。歩のピアスを見て本当に耳に穴があいてる、こわい、と囁くハルヒとキサク。エヌは「……かっこいいよな」と言います。歩のことをすぐ怒鳴るし恐いと言っていたエヌの「かっこいい!」という言葉。ピアスがかっこいいかどうかというのは全く「主観」の問題で、理論でしか物事を考えないサガ星人のエヌにこの台詞を言わせる、そういう描写がやはりすごく上手い作家です。計り知れないものが人にはあると気付いた歩は、いつも怒鳴ってばかりだった第一調査部を訪れ、その日、自分には判らないことがあるから知っていることから話すと言います。そして自分は地球に帰りたいんだと気付きます。後編は、いつまで経っても地球に行く許可が下りず、待ちきれずにエヌ、ハルヒ、キサクと共に四人で勝手に地球までレンタルした宇宙船で渡る歩達。船内で地球の話をしてくれとエヌ達にせがまれる歩。教科書を全然覚えていない歩は、学校の先生がしてくれて、心に残っている話を聞かせます。第一次交通戦争で一万六千人以上だった交通事故での死亡者数がわずか十年足らずで半分までに減った最大の理由は車に乗る人のマナーが良くなったから。「うそぉ!! そんなことで八千人も助かるの?」とその話が印象的だったと歩は三人に聞かせます。その後も第二次・第三次交通戦争があり、死んだ人の数は減ったり増えたりしていると言うとハルヒは「へんなの! 普通同じあやまちはくり返さないわよ 知的生命体は」と。歩は、今更ながら自分が今となってはたった一人の地球人で、同じ星の人間同士で核を使って滅ぼしあった理由も自分達の星を砂漠にした言い訳も責任も全部自分なのだと再認識します。酸素がなくなりそうになりながらも地球に到着した宇宙船。一面の砂漠。自分の知らない星。歩は「そーだ ここ 地球じゃないんだ ね 間違えちゃったんだよね! 早く……地球に行こうよ!!」と取り乱します。レーダーに妙な影を発見するハルヒ。歩とエヌが駆けつけると透視できないブラックボックス。英語で書かれたプレート。「もしもこの文字を読める人間が一人もいなくなってしまったらそれが私たちおろかな地球人の運命だとあきらめよう。だがもしこの扉が開くようなことが起こるならもう一度やり直したい」。地球人からの最後のメッセージを受け取り、扉を開ける歩。一人じゃないのかみさまもう一度やり直したいんですもし 許されるなら…もちろん採録作 『約束の夏』/WINGS 1991年10月号・11月号 『ほっとすたっふ'88』/花とゆめ・EPO 1988年11月号 『9月の夏』/花とゆめ・EPO 1989年11月号 『狼をめぐる冒険』/花とゆめ・EPO 1989年5月号完成度から見て、他の3作が白泉社から単行本化される可能性は低かったと思います。同人誌時代からの高河ゆんファンにとっては嬉しい一冊となったでしょう。お薦め度:★★★☆☆『約束の夏』と同時期の作品で一冊になっていれば4つ星にしたと思います。透明ブックカバー☆A5版用ブックカバー(5pack)☆にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック~漫画感想~
May 26, 2009
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超人ロックニルヴァーナ(1)聖先生が40年間描き続けている壮大なスペースオペラ『超人ロック』の新作『ニルヴァーナ』!むちゃくちゃ面白かった!! 続きが待ちきれません!銀河帝国混乱期のミッシングリンクを描いた『エピタフ』の連載を抱えながらも昨年完結した『凍てついた星座』、欲張りな私達は更なる新作を待っていたのです!そんなファンの声援に応えて下さる聖先生、最高です。聖先生がロックミュージック、特にプログレッシヴ・ロックが好きというのは有名な話で、例えばロストコロニー「ラフノール」の光景はプログレバンド「イエス(yes)」のアルバムジャケットを多く手がけたロジャー・ディーンのアートワークが基になっています。他にハードロックの金字塔、ブラックモアズ・レインボーの同名の曲を彷彿とさせる『スターゲイザー』(宇宙歴0446年)というお話など、元の音楽を知っている人は思わずニンマリと共感できてしまう「隠し味」的なもので、本筋以外の処でもファンを楽しませて下さる素敵な作家さんです。今回の新作『ニルヴァーナ』、同名のパンクロックバンドと関わりがあるのかどうかはまだ不明ですが(多分関係ない)、本来の意味は「涅槃(ねはん)」です。作中での綴りは一般的な"nirvana"ではなく"nirvaana"になっています。今回の物語は銀河帝国の「時間庫」絡みという、ファンにとってはたまらない展開。時系列的にはハンザ博士の研究が元になった「ゲート」の実用化後で、ロックが最後の妻・ミラと死別して何年も経過した時。銀河帝国の根幹がライガー教授が「ファーゴ」に残したコンピュータとオーリック家の星間帝国(共和国)というものである中、「時間庫」は数少ない帝国独自の遺産です。『オメガ』(宇宙歴1112年)の時点で確認されていた時間庫は8つ、うち動作可能なものが3ヶ所でした。折りたたまれた空間が「未来」に向かってワープを繰り返す、無限大の大きさを持つ時間庫。また超人ロックにかけられる「賞金」に関しても、個人の支払う報酬と、権力が提示する賞金の二通りに分けて考える必要があると思います。銀河帝国初代皇帝ナガトの崩御(暗殺)後、偶像と化した「超人ロック」にかけられていた賞金は銀河帝国による公の物で、ゲート実用化以前の新銀河連邦時代の『凍てついた星座』ではマエケナスという一個人による賞金でした。ロックという一人の不老不死のエスパーが時の権力と良好な関係にあるか対立する関係にあるか、全体を見渡すとかけられる賞金の性質に大きな違いがあります。ロックが時間庫の反応を追ってある惑星のある島を訪れるとニセの情報、襲いかかる賞金稼ぎ。だが、その様子をカメラに収めていた誰かがいた。賞金稼ぎ達の雇い主はオニール、スポンサーはキューブ作家のグラフ・ラヴェンドラ。彼の相棒は行き詰まっている売れっ子ポルノ作家のニナ・カード。合い言葉は「カムジンと『ニルヴァーナ』のために」。情報を辿ってロックがジャヌイア・オニールの会社に赴くと、同じくオニールの行方を追っている、元警官の少女と出会います。兄を捜しているというシルフ・バナールと行動を共にするロック。彼女の兄、マット・バナールは非合法の「V・キューブ」に「出演」ではなく「使用」されていたらしい…。兄が最後に仕事を受けた時のエージェントがジャヌイア・オニールだった。グラフがマット・バナールの所在を確認すると虐待愛好家のベルジーナの下で「使用中」。彼もまた、「『ニルヴァーナ』のためなのだよ」と言う。監視カメラの付いていない、海賊船の搭載艇で移動するロックとシルフ。千年以上の昔を知らないシルフにロックは説明する。帝国時代の時間庫には「情報」が入っていると。亜空間フィールド、ナノボットガード、ジオイド弾…それは失われた旧連邦の危険な遺産。ロックを伝説のエスパーだと知らず、強気な態度のシルフが可愛いっ!! 同じようにキューブの題材にされるロックに、シルフが兄を重ねて惹かれていく展開を期待しそうです。そしてグラフの前にもう一人、今度は「超人」を題材にしたボードゲームを制作している中性のミカが現れる。ゲーム内の敵にプリンス・オブ・ファントム。もうこういう要素一つ一つがたまりません。そしてミカもまた、ゲームをクリアした者への賞品は「カムジンのニルヴァーナ」と言う。罠と知っていてグラフ・ラヴェンドラのペーパーカンパニー、リバーキューブスへ向かうロックとシルフ。待ち受けていたのはクリエーターの狂気。何百年も昔に死んだクーガーが自分に光の剣を投げつける、花嫁姿のミラ・ファニールが現れる。その様子を全て収めている、上空1万キロのカメラ。ロックは「番犬」に攻撃を当てさせながらそのプログラムを更新し、シルフの捉えられている場所にたどり着く。投影されるラヴェンドラの立体映像。「私はクリエイターで…作品を創っているんです 題材はもちろんあなた 超人ロック」。自分の手に入れた限りでは一番古い、1200年前の映像をロックに見せるラヴェンドラ。自分は人よりちょっと変わった力を持っている、たまたま永く生きているだけの「人間」だと言うロック。そんな説明では誰も納得しないと詰め寄るラヴェンドラ。そんな折り、コズロフ議員を訪れる金髪の女性、ラムセス。ニナ・カードの作品は全て持っていると言うその議員は、市場に出ていない新作を買う。セールスレディは「芸術家に納得のいく作品を創ってもらう」のがカムジンの目的だと説明する。そしてベルジーナの新作はまだかと催促する将軍に、それに優るとも劣らないものが1本ございますと映話で答える。「ニルヴァーナ と申します」。嗚呼、今後の展開、ニルヴァーナの正体、ロックとシルフの関わり合い、狂人達に暴かれるロックの知られざる伝説、何もかもが楽しみすぎる!!お薦め度:★★★★☆昔からのファンとしては5つ星付けたいくらいのワクワクさせられる第1巻。『超人ロック』を全巻持っていなくても、本筋の謎解きにワクワク出来ます。20年くらい前から『超人ロック』を読んでいるファンにしか分からないネタもありますが、現在「完全版」の刊行が進められているので読んでみてほしいものです。限りなく5つ星に近い4つ星です。聖先生のストーリーテラーとしての本領発揮。『凍てついた星座』『エピタフ』透明ブックカバーはこのサイズ。透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆B6版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村
May 25, 2009
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星は歌う(第5巻)せめて凍えて しまわぬように第5巻はハッキリ言ってとても辛いです。『フルバ』の作者の作品だから、雑誌で連載を読んでいて続きが気になるから、そういう理由で買い続けていますが、どうして楽しむために買った漫画でこんなにも深い絶望を突き付けられなくちゃならないんだ!かといって楽しめないわけではなくて、むしろ面白いんですけどね。約束していた花火大会に熱が出て行けそうにないと、サクヤに嘘をつく千広。せーちゃんと二人で夜店を見て回るサクの前に、聖といずれ結婚するのだと言う男が現れます。せーちゃんと二人きりになりたいその男は「いくら欲しいの?」とサクに金をチラつかせる。「…金ならやるって言ってんだよ」。紗己のところへ戻っていてくれと言われるサク。自分達に任せてくれと言う紗己はサクに千広の住所を教えます。せーちゃんの前で気絶している、婚約者である男。一言も口をきかない聖。そんなお嬢を本条家の使用人達は持て余します。彼女が本音を吐けるのは、自分が拾ってきた紗己(さき)の前でだけ。紗己がせーちゃんに拾われた経緯の描かれている番外編が「花とゆめ」3号に特別編として掲載されました。第6巻に採録されるのかな?紗己に教えられた住所を訪れたサクは、殺風景で必要最低限の物しか置いていない千広の部屋に通されます。母はいないのかと恐る恐る尋ねるサクに、千広は冷めた顔で「さぁ でも多分 どこかの男とどこかで暮らしてると思う」と答えます。あの人は男がいれば平気な人だからと。自分が産まれてからも男をとっかえひっかえ、男が来るたび雨の日でも夜中でも追い出されたと、他人事のように淡々と。もう何も望まなくなった千広は椎名のようなすがる気持ち、親とか家とかを望む気持ち、泣く気持ちが分からない。そう言う千広にサクは「この星は千広くん」と夜店でアルファルドの形にしてもらった飴をお土産だと言って渡します。初めて自分のことを他人に喋った千広は「…やっぱりこわいな 椎名は…」と寂しく笑う。(手をつなぐのは 嫌いだ)サクに会うのが嫌で、熱が出たという嘘をついた千広は、次のホカンの活動には必ず行くと約束します。この世界は本当はもう少しだけ優しいものなのかもしれない。そう思い始める千広の脳裏に、自殺したかつての恋人、桜の「ファンタジーだよ そんな世界は 幻想だよ…」という言葉がよぎる。ホカンの活動日、千広の過去を調べ上げたせーちゃんはサクに、葵くんには東京に相手がいるのと真実を伝える。そこへ約束通り現れた千広、「サクは 身代わりなんでしょう?」と言われ、凍る空気。中学生時代、千広の通う学校で問題児だった2年2組の天宮桜(あまみやさくら)。始まりは、何もかもに絶望していただけの千広が、陰湿なイジメに遭っていた桜の筆箱を拾ってあげたこと。この世界に馴染めず、淘汰されるのもごめんだから勉強し人間とも付き合いそれなりに笑い遊び、「生きているフリ」をしていただけの千広のことを桜は「"向こう側"の人間なのに 優しいね……」と言います。上辺だけ周囲に馴染んでいるフリをしていた千広、上手に馴染んだフリができずにむき出しのままでいた桜。お互いを「独り ぼっち?」と惹かれあっていった。二人きりの教室の窓から見える、星空のような街明かり。あれは全部お家の明かりだろうか。"おはよう"とか"おかえり"とか"いただきます"と家族でご飯を食べたりするお家。「ファンタジーだよ …そんな世界は 幻想だよ… みんなみんな 虚像(ゆめ)だよ…」。何故自分は生きているのかと狂ったように笑う、殴られた傷だらけの桜の顔。自分を忘れないでくれと言った千広に、桜は死ぬ時はこの桜の木の下がいいと言う。チヒロと初めて口をきいた場所だから。同じ高校に行こうと言ったら、「チヒロ あたま いいのに サクラに あわせるの だめ」と君は言った。やがて二人は違う高校に進学し、ある日また夫と言い争い、娘に手をあげた桜の母親から彼女が失踪したと電話がかかってくる。あの桜の下で死にたいという彼女の言葉を思い出して中学校に駆けつける千広。サクラはあの桜の木で首を吊っていた。意識不明の娘が担ぎ込まれた病院で言い争う桜の両親。平気で踏みにじり、自分達だけは守られる大人に逆上して椅子を持ち上げて殴りかかる千広。自分の言葉は何一つ、桜に届いていなかった。停学となり留年した千広は叔父に、自分のいる田舎で高校生活の最後の一年をやり直してみないかと言われる。姉のことを許してやって欲しいと言う叔父に「どうでも …いいですよ」と答える千広。千広は決してくだらない大人達を許してはいないんです。どうしようもないと、もう何も期待できずに、ただ失望しているだけなんだと思います。桜が見限ったくだらない世界で自殺した恋人が目を覚ますのを待っている千広。桜が戻る日を待ちながら病室に通い、ずっと待ってると思った次には身勝手だと彼女を責め、次には罵った自分を責め殺して、また大好きだと乞う、その繰り返し。消えたいのに消える覚悟もなくてごめんと、ビルの屋上から飛び降りられない。せーちゃんに罵られた自分を捜しに来てくれたサクは「"ここ"に居て 良かったよ…」とただ笑ってくれる。…新しい 場所 環境でサクラ小さな星と出会ったよ嫌な奴で 心を開こうとしない俺に 馬鹿みたいにつきまとってよく笑って よくしゃべってでも泣き虫で決して彼女の為だけに言ったわけじゃない言葉にありがとうと言ってくれた君に一番伝えたいと想う気持ちは多分一生伝えられない第1巻で知り合ったばかりのチヒロが、星が好きだと言うサクに自分の好きなものは桜と答えていた、それが花の桜ではなく目を覚まさない昔の恋人だったという伏線が明らかになった第5巻です。謎ばかり積み上げていき徐々に明らかになる手法は『フルーツバスケット』と同じですが、現時点ではとてもじゃないけどハッピーエンドの予感がしない。もちろんハッピーエンドが遙か先に用意されているのでしょうが、そこまでの過程が辛い。お薦め度:★★★☆☆完結してからまとめて読んだ方が楽しめそうです。第1巻~第4巻透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック
May 24, 2009
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愛のもとに集え(第3巻)初めは静かに降り出す雪もしんしんと積もって積もって気付くと歩けないくらい真っ白になってたりするんだ私のきもち 雪に 似てる第2巻が少し停滞気味だったんですが、今雑誌で連載を読んでいて、予想外の展開に盛り上がりを見せてます。「別冊 花とゆめ」誌上で今一番楽しみな作品と言っても過言ではありません。それがですね、あと3回で完結してしまうのですよ…! 今まさにクライマックスに突入しています。相変わらず飢えた日々を送っている三人ですが、時は学祭のシーズン。周囲から懇願され、イケメンコンテストに出場することになった愛さんと夢路。初めは嫌がっていた二人ですが、優勝者に高級焼肉10万円分と知り、はしゃぎ期待する勇気。人気者の夢路と顔だけはいい愛さんが出れば確実にどちらかが優勝できるね、「完全に食べれる気でいるね…」と夢路、賄い目当てにバイト増やすような勇気の姿を見て「…でも…本当に焼肉権とってきたらあの数十倍は喜ぶよね…」という言葉に同意して出場することにする愛さん。服を借りて可愛い系で来た夢路、スーツ姿の愛さん。みそ汁を作れなど貧乏暮らしの二人には造作もない課題が続きますが、続いては「甘い言葉対決」。どうやったってスベるよと困惑する出場者達。普段大事な女の子に対して思ってること言えばいいかなと、夢路の台詞は「君の可愛い寝顔 ずっと見ていたいな… …ダメ?」。負けじと愛さんは「…辛い時は無理して笑わなくていい お前がどれだけ泣いても喚いても 俺は絶対そばにいるから」。その愛さんの言葉はあの時の続き?と一瞬ドキドキする勇気。普段そういう事思ってるんだと敵意むき出しの夢路。結局イタリア人講師のストレートな愛情表現に敗れる二人ですが、気になるのは勇気はどっちに票入れてくれたの?周りの女の子達が結構夢路の名前書いてたから確実に行こうと思って夢路にしちゃったと愛さんに謝る勇気。そんな理由で愛さんに勝ったと満足できてしまう夢路。愛さんと夢路の大人気ないくらいの勇気争奪戦が始まります。この展開待ってましたよ。お父さんとお母さんの夢を見て「行かないでえっ…」と叫んで目覚めてしまう勇気。愛さんは書いた小説をもう応募してしまったと言います。読ませてって言ったのにと噛みつく勇気。狭き門だしダメかもしれないと思う愛さんは、勇気に「…お前の存在って 周りを助けるよな」と言います。愛さんと男二人でむさ苦しい食卓を囲む夢路、貧乏下宿の華である勇気の存在は大きいと再認識する二人。勇気がバイトから帰ってくる途端に明るくなる「愛☆永遠に…」。そういえば最近みんなとご飯食べてないなと思っていた矢先、違う学部の高校からの友達に大変なことを知らされる勇気。「この間 お前んちの前通ったら----…」父の借金で差し押さえられてはいても残ってはいた昔の家が取り壊され更地に---…。唖然とする勇気。元気をなくし、なけなしのお金で買ってくれたお菓子にすら反応しない。いっつも元気な勇気がそんなだと気になってしょうがないよ、何があったか吐けと詰め寄る愛さんと夢路。「…いえ が なくなってた…」。これでもう本当に帰れなくなっちゃったよと泣きそうな顔の勇気。朝起きると出かけるぞと二人に誘われる勇気。彼女を家のあった更地へピクニックに連れて行ってくれる愛さんと夢路。自分の大事な場所を楽しい思い出で締めくくってくれます。愛さんは子供の頃自分がお祖母ちゃんに見せた自作の絵本の話をしてくれます。「ばーちゃんはもういないけど 俺の中にはちゃんとそういう事が残ってて だから 何がなくなってもお前の中に存在してれば大丈夫なんじゃないかって 思う…訳だ」。自分のことを話さない愛さんが励まそうとしてくれたんだと「…うん そうだね」と感謝の笑みを浮かべる勇気。建物が取り壊されてしまった更地でここが階段、ここが私の部屋と二人を案内していて勇気は落ちていたシャツのボタンを発見します。一個取れてしまい、家にいた時は全然見つからなかったボタン。そして自分の初めてのバイト代でプレゼントしたシャツだからお父さんはきっと今でもそれを持っている。形がなくなってもボタン一個でよみがえる新しい思い出。自分のためにここまでしてくれた二人を、感激してぎゅう~と抱きしめる勇気。「ごめん! でもなんか こういう気分なの! これじゃ全然足りないくらい ありがとうって気持ちなの!」「もう 二人とも 大好きだよ!」。二人とも、か、と苦笑いする愛さんと夢路。お腹も満たされ勇気が眠った後、台所で夢路は「ねえ愛さん 下宿内恋愛禁止っての 解いてくれない?」と言います。今はこうして一緒にいられるけどそれは当然のことじゃない。お父さんと会えたら絶対そっち行っちゃうだろうし、この状況だって勇気の家みたいに突然なくなってしまうかもしれない。続く第11話で風邪で寝込む愛さんと夢路を献身的に看病する勇気。彼女を天使のようだと思う愛さん、「こんないい子 どこ探してもいないよ…」と感激する夢路。「やっぱり俺 勇気以外考えらんないや」、同じく勇気を愛おしく感じる愛さん。眠っている彼女に思わずキスしそうになり、愛さんはこれ以上勇気の居場所を奪う訳にはいかないと自制。先輩に悩みを打ち明け、自分居てこその「愛☆永遠に…」と再認識。一方の夢路は勇気大好きとベタベタ。愛さんが自分にキスしようとした時に実は目が覚めていた勇気は複雑です。麗ちゃんに誰かに突然キスされそうになったらどうする?と訊いたりお母さんとお父さんが居たら相談にのってくれたのかなあと。小雪だからと侮って傘を持たずにバイトに行ってしまった勇気を迎えに来てくれた、雪が嫌いなはずの愛さん。寒いの嫌なのにどうしてそんなに機嫌がいいのと尋ねると、「実はさ 出した小説 今日雑誌で一次の発表があって 名前 あった」。そのことを自分のことのように喜ぶ勇気。愛さんは勇気を迎えに来たのは本屋に寄るためじゃなくて、いつもそうやって応援してくれるお前を雪まみれにさせる訳にはいかないからだと言います。同じく傘を持たずに外出した夢路は「あんなに外出るの嫌がってたのに勇気の為なら出れるんだー」と八つ当たり。雪遊びをしていて勇気に今好きな人とかいるの?と訊く夢路。急な話題に慌てていないよ!?と答える勇気。「ふーん そっか俺はさー 今 いるんだよねそれ勇気なんだって言ったらどうする?」お薦め度:★★★★☆次巻が最終巻なんて寂しすぎる。第1巻~第2巻透明ブックカバーはこのサイズ。透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村漫画、マンガ、まんが、コミック少女マンガ
May 23, 2009
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社に戻って二日目昨日から私は変だこんなはずじゃないのに あれから私ばかりドキドキして…巴衛はというといつも通りちょっとムカつきます相手は狐だもんね…主人公が黒髪というのはこの作品が初めての鈴木ジュリエッタさんですが、奈々生はとにかく可愛い。魅力的です。オデットのようなアンドロイドならではの可愛らしさもありましたが、神様修行に勤しむ日本人の女子高生というのがまた魅力たっぷりです。第3巻の表紙を乗っ取っている瑞希(みずき)、この後物語に大きく関わるようになります。最上級の感謝と、神使の再契約(口付け)をされて巴衛を更に意識し始めてしまった奈々生、でも自分は社の神様とはいえ所詮人間で、相手は狐。以前縁結びをしてあげた沼皇女(ぬまのひめみこ)から土地神の奈々生に茶会の招待状が届きます。「小太郎君との仲進展したかなぁ」と皇女に会うのが楽しみな奈々生に「鯰の姫が人間とどうやって親交を深められるのだ」と言う巴衛。「俺は人間の女など 好きにならないよ」という言葉にズキっと来る奈々生。沼皇女の宮は豪華で、綺麗な姫がたくさん。制服で来てしまって「…服 地味だったかな…」と思う奈々生。着飾った綺麗な姫達にモテモテの巴衛を見て心が痛みます。妖達の世界で、一人でドキドキして一人で怒って、巴衛は自分のことをどう思っているのだろう。そんな奈々生に皇女は「そなた…あの神使殿が好きなのだろう」とあまりにも高そうな着物を貸してくれます。人間の男の子に恋をして、それを奈々生に応援してもらった沼皇女は「今度はわらわの番じゃ」と奈々生の恋を分かってくれる。稚魚たちにチヤホヤされる巴衛、そこに現れた、皇女に借りた着物で着飾った奈々生。この中で誰が一番美しいか今日の相手を選んでくれと言われる巴衛は奈々生の前にひざまずいて「この方より美しい女神を 俺は知らない」と。その場から逃げ出したいだけだった巴衛の言葉ですが、心がざわつく奈々生。「生活苦」というあだ名を返上し、今では学校にも通えてる奈々生。迷い込んできた白蛇を神様の使いだと助けます。巴衛の同類なのだと。その蛇の正体は主に去られた、ヨノモリ社の神使である瑞希(みずき)なわけですが、奈々生の手首の蛇の御手付き(おてつき)、蛇との婚約の印を見付けて「誰が来てもお前には指一本触れさせないよ」と言ってくれる巴衛。主人を娶(めと)られては自分の名に傷が付くとピリピリしている巴衛とは裏腹に、この展開をちょっと喜んでいる奈々生。巴衛と自分の関係は所詮「神使と土地神」なのかと思いながら、巴衛が「御景巴衛(みかげともえ)」として高校に転入してきてくれる展開に、あの蛇に感謝してしまいそう。でも巴衛が「奈々生は俺の主人」などと言い出せばまた変なあだ名が付いてしまう。主人とか下僕とか、そんな言葉はズルい。巴衛には自分のことを「一人の女の子」として見て欲しい奈々生は、同じ教室で授業を受け、日直の仕事をし、社にいた時よりも巴衛を近くに感じます。明日も明後日もずっと学校に居てくれたらいいのにな。そんな風に楽しくて嬉しくてすっかり忘れていたの蛇の御手付き。白蛇の瑞希にさらわれる奈々生!奈々生を丁重に迎え花嫁にすると言う瑞希、奈々生を捜せ!!とキレる巴衛。迷惑だ。帰らせてもらうと社を飛び出した奈々生、ところが歩いても歩いてもどこまで行っても一本道、何時間走っても何故かまた社に戻ってきてしまう。転んだ奈々生を優しく手当てしてくれる瑞希ですが、巴衛の「お前には指一本触れさせないよ」という言葉は嘘だったのか…。帰りたいと泣く奈々生に「ずっとここで暮らせばいいだけさ」と、巴衛より大事にすると言う瑞希。奈々生はこの社は何か変だと感じます。立派な社、神は鎮座し神使も社の精も揃っているのに何かが足りない。瑞希の制止を振りほどいて奈々生が拝殿の奥の本殿を覗くと御神体であるヨノモリ様の姿がない。--やっぱり この社には 神がいない朽ち果てた水神の社、参拝者が来なくなったのはいつから? 昔、大きな川に子供が流されるのを祟りだと恐れて建てられた社。人に必要とされて生まれた神は人なしでは存在を保てず、お隠れになったヨノモリ様。それでも神使の仕事として社を守り続けてきた瑞希はまるで、ミカゲが去った後も20年間ずっと、帰らぬ主人を待って社を守り続けてきた巴衛のよう。「優しいんだねぇ奈々生さん」とここでずっと一緒に暮らそうと言う瑞希。巴衛が自分を捜してると謝る奈々生。ようやく駆けつけてきてくれた巴衛、「無事で良かった…」とかすれるような声。それだけでなにもかもチャラになる、奈々生の心。巴衛は瑞希のよりどころ、自分が消えても一人で泣かないでと約束したヨノモリ様の梅の木ごと社を燃やそうとします。そんな巴衛を、ずっと一人で梅の木を守ってきた瑞希の孤独を理解できる奈々生はとめます。一緒にいてあげられないことを謝り、寂しくなったらまた梅の木を見に来ると約束して。実の父に去られ親戚も帰る家もなく、迷い込んだ廃神社を20年間ずっと守ってきた巴衛を知り、「孤独」ということを理解している奈々生ならではの優しさです。ぐっと来ます。奈々生自身も本当は相当寂しいと思うんですよね。騒ぎに巻き込まれたり巴衛の態度にイラっとしたりすることでかなり救われている気がします。巴衛は転んだだけで血が出る、簡単に死んでしまうのかもしれないこんな危うい人間の奈々生が自分の神なのだと、壊れないように壊さないようにと優しく手を繋ぐ。そんな騒動もあり、熱を出して寝込んでしまう奈々生。巴衛は変化の術で出席日数のやばい奈々生に化けて、代わりに登校します。バックに華が飛び心なしか胸も大きく、神々しいオーラの出ている、巴衛が変身した奈々生。久々に登校してきたKURAMA天狗と張り合ってしまいます。英語の教科書の外国文字が読めない巴衛、音楽の授業ではプロ歌手のKURAMAには敵わない。アイドルの顔面を殴りつけた奈々生=巴衛にKURAMAは学校の瘴気(しょうき)が濃くなってると忠告します。暗闇はあちら側への入口。この瘴気、どこかで入口が開いたのかもしれない。痴漢まがいの低級妖怪を逃がしてやる巴衛。外見が奈々生の巴衛に鞍馬は「あいつのいない時は無茶するな」と優しい言葉。「では 明日から巴衛に出てきてもらわねばな」と言う、奈々生の姿の巴衛。風邪で寝込んでいる奈々生の元には、巴衛がいないと聞いて会いに来た瑞希。元々野狐(やこ)だった巴衛は奈々生の前では相当猫かぶってるんだなと瑞希、そんな風に巴衛のこと言わないでと奈々生。「一緒にいる私が 一番 巴衛のことわかってるから 誤解され易い奴だけど…優しいところもあるんだよ」。それを聞いた、奈々生より前から巴衛を知っている瑞希は「時廻(ときまわり)の香炉」で奈々生に巴衛の過去、その本性を見せます。少しだけ時の狭間で遊ばせてもらう奈々生、その魂は自分が生まれる遙か昔の過去に遡り、目に映ったのは悪羅王(あくらおう)とつるみ、欲望のままに村人を漁る、見たこともない知らない野狐の巴衛。過去の世界で奈々生がその体に乗り移った「雪路(ゆきじ)」という村娘、この後の展開への伏線です。こんな野狐は巴衛じゃない。目覚めた奈々生は巴衛に会えたかと訊かれて「…会えなかった」と否定します。学校から帰ってきて瑞希が社にいるのにキレる巴衛。何もされなかったか、熱はまだあるかと訊く、自分の知っている巴衛の優しい手。主のいない瑞希は奈々生というご主人様を見付け、そのご主人様に愛されている巴衛が羨ましくて仕方ないわけです。そして「寂しい」という気持ちを理解してくれる奈々生の優しさにぐっと来ます。この手だ優しい 巴衛の手私の知ってる巴衛この人で良かった--巴衛で良かったよお薦め度:★★★★☆寂しい心を分かってくれる奈々生がcute!第1巻~第2巻透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(5pack)☆透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村
May 22, 2009
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---ありがとう伯王伯王がいつも側にいてくれるおかげだよアル君の助けになれるのも私が毎日楽しく過ごせるのも何故かクッキング部が開催するお芝居に良ちゃんが王子役として参加する第21話から始まって、英国からの短期留学生アル君絡みの話がメインの第6巻です。伯王が昔の宝物を忘れて新しい宝物(良ちゃん)を見付けてしまったという慌ただしかった夏休みは終わり、「夏休みで一緒にいられなかった分も傍にいてやるからな 覚悟しとけよ?」と自分に笑いかける伯王。また一緒だという言葉を聞いて何故か嬉しくなる良ちゃん。そこへ現れたのはお姫様の格好をした薫子さん。何故クッキング部でお芝居? ブロードウェイに行って感化されてしまった花園部長はあの興奮あの感動を伝えたい…と。「楽しければなんでもあり」のLクラスのお嬢様らしい行動が微笑ましいというか。Lクラスのお嬢様達ってただ遊んでるだけに見えるんですが、それもそのはず。「お嬢様」なんだから卒業しても働く必要なんかないんですよ(笑) 「お嬢様」って何だ?ということを第5巻の記事で少し考えてみたので→第5巻。白雪姫のはずが、希望者多数のため姫量産され『眠れる森の白雪シンデレラ姫達』。その凛々しさと行動力で王子役に抜擢された良ちゃん。姫の役じゃなくていいのかと訊く伯王に昔からお姫様には興味なかったと答える良ちゃん。「--それに 私 お姫様なんてガラじゃないし」と言う良ちゃんに「姫だろ お前なら」と答える伯王。男役を楽しむ良ちゃんは読んでいて心地よいです。なくてもいいんじゃないかと思われる、良ちゃんが男役を演じる番外編的な第21話ですが、劇が無事終了した後の「俺はやっぱり見てみたかったけどな お前の姫の姿」という伯王の台詞。物語の中のような「王子様とお姫様」、執事とご主人様ではなくそんな関係を、本当は二人も心の底では望んでいるのでは?そして双星館に英国からの短期留学生、アルバート・スタルトウィンがハウススチュワードの向坂さんとともにやってきます。日本びいきで日本語もペラペラのアル君の登場です。慣れない学園生活に戸惑うだろうと、アル君の面倒を見るよと言い出す良ちゃん、「--でも伯王もいるから!」と執事候補生も巻き込んで。悪意なく自然体で良ちゃんの腰に手を回し、「リョウ」と親しく呼びかけるアル君を見てハラハラしてしまう伯王。向坂さんの「---熱くなるなよ 『執事』なんだろ?」という意地悪な一言のおかげで余計に焦ってしまいます。好きなものは好きだと、気に入ったものは気に入ったと、正直に自分の気持ちを表現できるアル君に対し、自分はあくまで「執事」なんだと言い聞かせる伯王のジレンマ。良ちゃんを決して「良」と名前で呼ばず「氷村」と呼ぶ伯王。もしここが双星館ではなく普通の高校だったら…という事を伯王の視点から見るともどかしいんですよね。やりたいことがあって、自分の実力で勝負したくてBクラス生になった伯王ですが、仲良く相合い傘で帰宅する二人の空気に何かを感じたアル君の「---彼は 本当に リョウの執事なのかな?」という言葉からおおごとに。ハクオウがまるで「執事」じゃなくて「王子様」みたいだと言うアル君の一言。お芝居での王子様お姫様というくだりはこれの伏線と考えれば必要な一話でした。アル君は断ろうと思っていたレセプションに「喜んで行く」と返事を改めます。パートナー(同伴する女性)がいないと一人前と見なされないと、良ちゃんに同伴者を頼むアル君。他意はなく善意で快諾する良ちゃん、「先輩」として伯王を見守っている向坂さんは熱くならないのが「正しい」執事だと言うと同時に「でも それだけじゃ足りないんだけどな」と。アル君はお姫様の隣に立つのは王子様って決まってると伯王に言う。「執事」の君じゃない。「アルバート様の奥方候補として 氷村良嬢をお迎えする準備を」と動き出す向坂。その嘘にまんまと謀られて、使わないと決めていた「神澤」の名を使って会場に駆けつけてしまう伯王。良ちゃんを奪還。「ただの執事じゃなかったの…?」と訊くアル君に「---ただの執事ですよ どこにいても どんな服を着ていても --俺はただ 氷村のためだけの執事ですよ」。ご主人の不興を買うのも覚悟の上で大嘘をついた向坂さんは「『一番大事なのは良ちゃんのためになるかどうかだろ』---ってな」。心配して来てくれたの嬉しかった、でも家の名前を使わせてしまったことを悪かったと思うと言う良ちゃんにそんなこと別にいい、いくらだって心配してやる、お前のためなら何だってすると伯王。「…俺がお前の一番隣にいる エスコートだってするし 一番近くでお前を守る …いいよな?」と。決して情熱的な恋愛を描いているわけではないんですが、不思議とこの二人の距離が縮まる様にドキドキできます。第24話冒頭はアル君の帰国。心配で目どころか手すら離せないと言う伯王。あの騒動以来、良ちゃんに対して過保護すぎるくらいになってしまう伯王。この手を離さないと公言してしまいます。良ちゃんもそれがまんざらでもない様子。そんな二人を見て「何かいいよな ああいうの」と言う隼斗。そしてLクラス生のお嬢様と一緒に登校し、お世話をしている、伯王一筋で誰の専属にもならないはずの隼斗が話題になります。全ては実家の事業が失敗して双星館にいられなくなった清里夏南(きよさとかな)嬢の「思い出作り」のため。第1巻から一貫して良ちゃんのことを「氷村さん」でも「良ちゃん」でもなく「氷村嬢」と呼んでいる隼斗(ちなみに庵は「氷村さん」と呼んでます)は清里さんのことも「清里嬢」と呼びます。そこに「専属にはなれないけど」、後輩ではあってもLクラスのお嬢様方に一歩譲りある種の敬意を払っている執事候補生の姿というものを感じます。私は男なのでついつい良ちゃん(と伯王)ばかり見てしまうんですが、女性読者には庵と隼斗の人気も高いんですよね。双星館を出て行かざるを得ず、これから色々大変であろう清里嬢に最後のお楽しみとしてとっておきの、「思わず顔あげる景色」を見せてあげる隼斗、前を向いて生きていくと約束する清里嬢。そして傍にいたい相手ができる幸せを知っている伯王。その気持ち、「Bクラス生」としてのものだけでしょうか?お薦め度:★★★★☆一読して横道にそれているようで、実は良ちゃんと伯王の関係に跳ね返ってくるのがいいですね。第1巻~第5巻透明ブックカバーはこのサイズ透明ブックカバー☆新書版用ブックカバー(10pack)☆にほんブログ村
May 21, 2009
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「花とゆめ」って今まで290円だったのに最近320円。次号もふろく付きで310円。もう290円に戻ることはないの?どうでもいいことですが。『モノクロ少年少女』#6.525万ポイント獲得してケダ高の生徒会長に選出された呉羽。「辞退する!!!」と叫んだら全校生徒から壮絶なブーイング。皆、必死でポイント貯めてトップを目指してた、それなのにトップになった奴がポイントなんかどうでもいいなんて言い出したら「どー考えてもバカにされてると思うだろが」。ケモノは「感謝」が大好物で「情け」が大嫌い。名誉挽回しなければ確実に喰われてしまう籠の中のウサギ。戴冠式での就任演説作成を手伝うと言ってくれた、生徒会補佐ハイエナ国第1王子の黒蘭(コクラン)を「テメーじゃこのチビブス扱いきれねーよ」と突っぱねて、お前の苦しむ顔が見たいからと手伝ってくれる右京。単なるドSかと思いきや、あのときもあのときも今も、口悪いけどいつも助けてくれる気がする。ヤジが飛ぶ戴冠式会場、黒蘭がステージのテーブルの上に用意したという原稿が白紙! 何か言わなきゃやばい! 今の気持ちを口にしようと全校生徒を前にした呉羽の第一声は「ごめんなさい!!!」。皆必死で頑張ったのに辞退とかポイント要らないとかめちゃめちゃ失礼なこと言った。呉羽はひとりぼっちで右も左も分からなかった自分にいろんな「はじめて」をくれて、見守ってくれて助けてくれた感謝の気持ちを伝えたい。「ありがとう……」。↑感情とシンクロして立ったり折れたりするウサギ耳が相変わらずいいです。「感謝」が大好物のケモノ達から拍手が沸き上がる。そしてケダ高のオキテ第14条にあるように、副会長全員が会長の首筋に口付けることで生徒会結成。無防備に首筋を晒し、蝶々がちゅ。茅がちゅ。もう慣れたから!、と右京が自分の首筋に口付けようとして思わず殴り倒してしまう呉羽。なんとか結成できた新生徒会。しかし原稿が白紙になっていたのは黒蘭の仕業じゃないでしょうか。ぶつかり合ってぶつかり合って、その先に何が待っているのか。次回も楽しみです。『花と悪魔』episode.31.モーリッツに術をかけられたはな様。どこから出てきたのか分からない俺様な人格、ビビの言うことも聞かないワガママ娘。自分はピーマンを残しておきながら「俺はいいんだよ偉いから」とはなに命令するビビ、それはさすがに言う事聞いてくれないだろう(笑)魔界に行ってモーリッツと暮らすと言い出すはな様。フェルテンは「はな 愛してる! お前がいなきゃ生きていけない!」ぐらい言えばはなちゃんは戻ってくるかもと。抱えきれないくらいの花を頼まれた桃も、あいつがああだと調子が狂うと、桜の苗木を用意します。魔界の植物用肥料で一晩で満開になる桜。「お前が必要だ」「行かないでくれ」「愛してるよ」、どれも口に出来ないビビ。そんな言葉を口にしてもはなが戻らなかったら、はなの自分への想いが所詮その程度だったらと、それが恐ろしい。今まではなに「命令」しかしてこなかったビビの、「頼む 戻ってきてくれ」という初めての懇願の言葉。満月を背に「俺はお前と ずっと一緒にいたいよ」と言うビビを見て、ずっと一緒にいられるという150年に一度の満月のまじない(第1巻)を思い出し、術が解けます。「はな ビビが好き 好きなの」「ああ知ってる」「ちがうの… そうじゃ…なくて…好き…なの…」はなちゃんが遂に「好き」を理解しましたよ! 告白したとたん、エネルギー使い果たして寝てしまいますが。そして魔界には戻らないと言うビビとモーリッツの勝負が始まる。『LOVE SO LIFE』第10回。雨の日が嫌いだった詩春に、レインコートを買ってくれた母の思い出。彼女は今日も葵と茜の双子のベビーシッターをしています。家の中はつまらないとおでかけを詩春にせがむ天使が二人。小雨だしと、レインコートを着させた二人があまりに可愛くて連れ去られてしまいそう。蛙を見たりカタツムリと遊んだりと他愛ないことで楽しむ三人。雨は上がり虹が出て、「おやまー」とはしゃぐ二人。トラックが来たので端によると水しぶきをかけられてずぶ濡れになってしまう詩春と双子。先に帰宅していた松永さんは風呂に入った方がいいよと。初めてよそ様の家の風呂を借りる詩春。雨の中こんな小さな子を連れ回すべきじゃなかったと詫びる詩春に松永さんは「雨の日をこんなに満喫させてくれてありがとう」とお礼を言います。すごく他愛のないことの繰り返しなんですが、この空気は読んでいてホッとします。『俺様ティーチャー』第33回。黒崎も自分も風紀部を辞めたという早坂くん。二人をあっさり見放して、早坂くんの手には「もし他に入りたい部があれば使え」と白紙の入部届け。「ねぇよ んなもん」、頭が空っぽになって余計なことは何も考えずにいられる、ケンカは楽しいと気持ちが荒れます。もっともっと頭を真っ白にさせてくれと片端からケンカを挑んでボロボロになる早坂くん。桶川番長にモールス、いつもの女は一緒じゃないのかと訊かれる。ムシャクシャして頭真っ白になりたくてケンカして、でもここ数日うまくいかない。どうしてなんだろう。「お前馬鹿だろ ケンカを逃げ場にすんのも 限度があるに決まってんじゃねぇか」と答える桶川番長。「まぁ俺だったらそういう時は信頼してる奴に話聞いてもらうな」との言葉が突き刺さる。ウサちゃんマンなら何にだってスゲー答えをくれる、でも連絡の取り方すら知らない。お面を付けて鏡に向かい、一人悩みを話し始める早坂くん。教室に帰りたい、でも自分がいると真冬が困るから。自分と関わらなければ黒崎は普通の女子高生になれてたはずなのに。その独り言を聞いていた真冬。「……っ ばっかじゃないの!!!?」、早坂のお面をはぎ取り、女子高生には憧れていた、なりたかったのも本当、でもっ どちらか一つしか選べないなら私は早坂くんがいいよ!「私は… 早坂くんの隣にいたいんだよ」。私が欲しいのは百人の友達よりも君一人の友情だ…なんて言えるわけないけど心の底から思ってるよ 隣の席が早坂くんで良かったって。このままじゃ納得できないと佐伯先生に会って来ると言う真冬。握りつぶした入部届けを真冬に託す早坂。真剣な眼差しで「勝負だ 鷹臣くん」と立ち向かう真冬。一方、鷹臣くんは緑ヶ丘病院前である老人の日傘を拾います。そのじいさんは…。『神様はじめました』第25話。瑞希と巴衛の二頭の神使を従えた奈々生。二人を仲直りさせようと必死です。実は瑞希と巴衛の二人に最初から繋がりがあったというのがいいですね。共に帰らぬ主人を待っていた二人。しかしミカゲ社に奈々生という神が戻ってきて、君のせいで僕は前よりもずっとひとりになった、「ズルいよ巴衛君」と思っていた瑞希。主に去られた野狐の巴衛が自分と同じ境遇なんだと思ったからこそ、口寂しく月見酒をしていた巴衛の元に蛇の姿で酒つぼを置いていったのに。皆で夏祭りに行き、奈々生に買ってもらったりんご飴を宝物のように死守しようとする瑞希。奈々生が瑞希を神使にしたことが面白くない巴衛。「つまり 俺がいなかったらおまえはそうやって すぐ代わりを見つけるわけか?」。相手が羨ましいから喧嘩になる瑞希と巴衛。今、瑞希が巴衛のことを好きだと言えるのは奈々生の神使になれたからこそでしょう。仲直りがしたいと言う瑞希、あの時の蛇がお前だったのかと知って、仲直りできるまでは外れないと奈々生の言霊で縛られている手は一瞬ほどけそうになるが、奈々生に買ってもらったりんご飴を木から落ちても無事だったと安堵の声を挙げる瑞希にまた気持ちがピキ!「はい これ巴衛の分」とりんご飴をくれた奈々生。そしてほどけた手。孤独に押し潰されそうな思いを抱いていた、主のいなかった神使二頭にとって、奈々生の存在がどんなに大きいことか。感情を表に出さない巴衛と、本能丸出しの瑞希という180度違う神使二頭を従える奈々生の神様としての成長が楽しみです。12号には読み切りが3本載ってます。アシヤミツキ『たまごダーリン』(ビッグチャレンジ賞佳作)。絵は上手いです。喋ったハトが魔法使いという設定を最初の1ページで葵がいきなり受け入れているのはちょっと強引すぎる気がします。教師を好きになったという葵の不毛な恋と、それを巡る葵と見習い魔法使いのやりとりは素敵です。池美留奈『ニルの恋魔法陣』。魔法学院初等部のニル、高等部のクーロン、それぞれの「外見」のコンプレックスを描いた話。魔法あんまり関係ないじゃん! 読後感は悪くないけど何か物足りなさが残ります。中亮子『詰襟は僕の秘密』。白泉大学付属高校の海宝(かいほう)は年齢を偽って実は自分と同い年で白泉大学を目指す夕ちゃんの家庭教師をしている。嘘に嘘を重ねてるジレンマは良かったですね。絵はもう少し頑張ってほしいです。花とゆめCOMICSの透明ブックカバーはこのサイズにほんブログ村
May 20, 2009
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サフラン・ゼロ・ビート神の手 それは冷たい命をつれていく 氷の神の手 それは熱い燃える何かのこのところ学生時代に愛読していた初期の高河ゆん作品を読み返してます。犬機能(パブロフシステム)を持つ旧式医療用ロボットDC160-A個体名「カドミウム」と、科学マニアの鋼さつき(はがねさつき)のラブストーリーです。別冊ぱふ'88 Early Summer号に掲載された読み切り『サフラン・ゼロ・ビート』と、ウィングス91年9月号に掲載された続編『サフラン・ゼロ・ビート II HANDS OF GOD』の二部構成で、続編を描いた時点ではまだ、徹底的に科学を拒否しカドミウムを破壊するためにつけ狙う教団の名が「清教徒(アーミッシュ)」でしたが、単行本化された時に両作の「清教徒」の部分が「アナベル宗派」に差し替えられています。これは「清教徒」表記の「別冊ぱふ」からの図案です。高河ゆんは1990年に一年間の「休筆」をしたので、第一部は休筆前の作品、第二部は復帰直後の作品で、物語としての連続性はありながらも、その作風はかなり変化しています。意表を突く巧みな言葉の使い方は健在です。両親がアナベル宗派だった鋼さつきは修学旅行の宇宙船内で、科学を拒否する、自分の大嫌いなこの信者達に狙われるロボットの少女・カドミウムを救う。自分が13歳の頃火事に遭い、皮膚移植を拒否して死んでいったさつきの両親。刺青は嫌だしTVも見たい、自動車にもバスにも乗りたいと一人入信を拒否し、その自分を置いて勝手に死んでいった父と母。その痛みは忘れない。アナベル宗派が嫌いだという理由でカドミウムを助けた鋼、しかし特定の個体を人工的に愛する「犬機能」を持ち、500年前に死んだマスターを今でも愛し続けその機能をひたむきに守ろうとする彼女に惹かれていきます。縄で人を拘束する「縛り」が好きな鋼。「縛りは好き だってそうすると 自分のものみたいに思えるでしょお」。自分をがんじがらめに縛り上げる嵐のような、そんな恋に焦がれている。ロボットに固有名詞など必要ないとカドミウムを破壊しようとするアナベル宗派の過激派は、「愛は人の心にあるものだからだ」とその犬機能ごと彼女の存在が許せない。カドミウムを気に入ったから助けてあげるとその名を呼ぶさつきに彼女は「それは……お前のための名前じゃない マスターのものだ」と答える。ポリシーのために発砲するアナベル宗派に対して機能を守るために戦闘モードを発動させるカドミウム。鋼に「あぶない カドミウム!!」と名を呼ばれ、マスターの声が瞬間に五〇〇年を超える。どんな長い時間も。「しかし期待を裏切って悪いが私は愛されていたのだ! 必要なくなんかなかったんだ!」隕石雨の中、原子炉を封鎖しに向かうカドミウムに鋼は自分を登録してくれと懇願する。「だめ たったひとりしか登録できないから」ときっぱり拒絶するカドミウム。「マスターは絶対解除しないからだめ!」。その言葉に打ちのめされ、自分を愛さないと断言したカドミウムを決定的に好きになってしまう鋼。本当は「犬機能」などなかったと本当のことを言うカドミウム。ただ自分がマスターを好きになっただけ。人間の体温の下にも冷たい機械の体の中にも同じようにしのびこんでくる、捜すことも作ることもできない、でも確かにそこに存在する、忘れることも後悔することもできないなにか。続編の『HANDS OF GOD』はあの修学旅行から4年後、ハワイで同棲する、成人した鋼さつきとカドミウムを描いています。完成度で言えばこちらの方が断然上です。鋼とカドミウムが「通じ合えた」ということで、物語がきちんと完結したという処でも私は気に入ってます。これが掲載された「ウィングス」1991年9月号は創刊100号記念特大号で、『HANDS OF GOD』は巻頭カラーでした。(20年前の雑誌がまだ手元にある自分の家のカオスをなんとかしたい…)高河ゆん公式ファンクラブ「CYC」のペーパーで確認すると『約束の夏』前編50Pと同時期の仕事でした。『約束の夏』は『日本漫画家大全 高河ゆん初期傑作集』(双葉社)に採録されているので別の機会に取り上げたいと思います。高河ゆんアナベル宗派の支部の少ないハワイで平穏な日々を送っていた二人。学生時代から鋼がいいと思っていた清美もモデル(ボンデージではなく普通の)になり、武者小路という医者のお隣さんもいる平和な毎日。いぬ、ねこ、かに、色々な指影絵を作る鋼の手をカドミウムは「鋼の手は--器用だな!」と感心する、「不器用だな カドミウムは」と笑ってキスをする鋼。そんな日々の中、機械を使うはずのないアナベル宗派からの警告が届く。赤外線追跡機が捉えた侵入者の体温は千度以上。カドミウムの前に現れた、女神を自称する少女は「DC160-A」と呼びかける。「違う カドミウム 人間みたいに呼んでくれ」と答えるカドミウム。女神の「炎の手」で燃やされる家。部屋にはマスターの写真があると、さつきの手を振りほどいて焼け落ちる建物に向かうカドミウム。500年前に死んだ男の子に嫉妬する自分を最低だと思うさつき。「マスターは私をすごく大事にしてくれたんだ! 私はマスターのために作られたんだ! 愛されてたんだ!」と大昔に死んだ少年の写真を部屋に飾った時のカドミウムの言葉が甦ります。どうせ自分は4年しか一緒にいない。人間になりたいのかと訊く武者小路先生に、永遠に生きられる医療ロボットのカドミウムは「死ぬものになりたい」と答えます。アナベル宗派の女神に祭り上げられたカオリは大人にはならず永遠にこのまま変わらないと誓う。対してカドミウムは永遠には生きられない鋼にいつか置いていかれる。置いていくほうより置いていかれるほうがつらいのを知っていて鋼と一緒にいるカドミウム。医療用ロボットである彼女は鋼が愛していた野良猫の寿命を知っており、猫の死を武者小路に口止めします。火事騒ぎでいなくなったと伝えてくれと。武者小路の口から猫が死んだと聞かされた鋼。「先に死ぬってわかってただろう わかってて愛してたんだろ」「--…そのつもりだった でも……うちのねこだけは死なないと思ってた」。相手がロボットだという現実に直面する鋼の葛藤、自分は人間で必ずカドミウムを残して死んでしまう、「いーじゃん今がよければ ロボットなんてそのうちあきるんだから」という武者小路の言葉。人はいつか死んでしまうのに何故人を好きになるのだろう?という事を考えさせられ、胸が痛みます。ましてカドミウムは外見は少女でもロボットですから。女神が襲来し、鋼の右手を切断し奪っていく。17時間以内に切られた手を取り戻しに来いと言われるカドミウム。カドミウムはマスターの写真を破り捨て、決意を秘めてアナベル宗派の支部へ向かう。「ねこがきっと守ってくれる」と。破り捨てられた写真を見て激しく後悔する鋼。「SEXもできないのに好きなの」と訊く武者小路に鋼は「--……できるよ」と答える。「手をつないで 抱きしめるんだよ 髪をなでて」。激ばかプラトニック?と馬鹿にする武者小路に「SEXだもん!」と言い張る鋼。「大好きなんだ カドミウムが」。カドミウムが自分を好きなことなどとっくに知っていて、それなのにどうして写真を破らせてしまったのか。大人になどならないと言う女神の全身の刺青を見て、もとどおりきれいに治してあげると言うカドミウム。「人間のために生まれたんだ 私は人間の役に立つために……!!」「……それは違うよな」「俺のために生まれたんだよ きっと」と答える鋼。神秘も奇跡も何も起きず、鋼はカドミウムとの間に子供もつくれずにいつか彼女を残して死んでしまうわけですが、束の間でも誰かと愛し合っていたこと、その気持ちを大切にしていたことに意味は必ずあるのだと感じさせられます。猫に死なれ鋼が「置いていかれる」者の辛さと同時に自分もカドミウムを残して死んでしまうのだと思い知り、それでも彼女が好きだというお話ですが、「何のために生まれてきたか」という処まで掘り下げ、表現方法も巧みなので愛おしい読み応えです。鋼ずっといっしょにいようたとえ いつか消えなければならないとしてもずっといっしょにいよういつまでも愛していようね人間のようにロボットのように---お薦め度:★★★★☆この単行本が出た1993年に高河ゆんは結婚しました。透明ブックカバー☆A5版用ブックカバー(5pack)☆にほんブログ村
May 19, 2009
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