2008年01月09日
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テーマ: 動物愛護(608)
カテゴリ: 宮崎中央犬管理所


翌日、白い犬を捕獲した「高鍋保健所」にお願いしたのですが・・・

「高鍋保健所」管理所担当の職員さんがとても素晴らしい方で、

病院に連れて行くことを快く許可下さいました。


色々とお話させて頂いたのですが、対応も事務的ではなく

白い犬の事を心配されていました。



管理所に行くと・・・

管理所職員さんが白い犬にフカフカな毛布を敷いてくれていました。

一昨日会った時には、体も小さくうずくまってて顔も確認できなかったのですが、

人目で分かる老犬でした。

それで動けないのかも・・・と思ったのですが、

骨折で動けないようにも思えたので、躊躇せずにそのまま病院へ運びました。



やはり・・・老犬で15歳はいってるだろうとの事・・・

体中の骨を診てもらったのですが、骨折している様子もなく

「痛み」はないでしょうとの事でした。


獣医師さんからは、頭がずっと下がってた白い犬をみて

頭のレントゲンを撮って検査した方がいいかも・・・とおっしゃって下さいましたが

私は、命ある日まで・・・11日処分日まで「痛み」が和らげば・・・

痛み止めだけでも・・・という一線引いてた考えでした。

診断結果で11日以降どうすればいいのかを決めればいい・・・

無責任だと言われても仕方ない事だと自分でも分かっています・・・



白い犬はまだ抑留期間内なので、

その日のうちに管理所に戻さなくてはいけませんでした。


立ち上がることすらできない位弱ってるこの仔を・・・

抱っこしてる間、グーグーいびきかいてるこの仔を管理所に戻さなければいけません。

抑留中の仔は檻越しでしか接する事ができませんでした。

助ける事のできない「いのち」を抱き上げたのは初めてでした。




管理所に戻ったとき、あの仔は必死に抵抗していました。

唸り、必死で抱っこしてる私の腕に歯を立てようとしていました。

分かるんでしょうね・・・





きっと私は泣くだろう・・・と思っていたのですが、

自分でも不思議なくらい淡々としてて・・・

でも11日まで管理所に行けない・・・あの仔に会うのが怖い・・・

現実から「逃げ」ています。

管理所職員さん達は、こんなに辛い事を毎日のようにしているというのに・・・

色んな人に申し訳ないです。



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最終更新日  2008年01月10日 00時27分11秒
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