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先日の緊急呼びかけは、facebook内でシェアが広がり始め、
判定が行われる2時間前に、バタバタと動きはじめました。
シェアをして下さった皆様、本当にありがとうございました。
足の悪い仔は、この日の午後、
新しい飼い主さんが、保健所までお迎えに来て下さいました。
目をジッと見つめていたこの仔も、
来週が判定で、まんがいち判定に落ちた時には、
家族として迎え入れる決意をされたそうです。
もう大丈夫だよ…
そんな不安な目をしなくても、大丈夫なんだよ?!

管理所では、隣同士の檻に入ってた子達でした。
同じお家の仔になるかもしれないんだね…
都城市のG様、いのちを繋いで下さり、
そして、大きな決断を本当にありがとうございました!
老犬の豆柴は、愛護団体さんよりレスキューのお申し出があり、
(ご迷惑がかかるかもしれないので、団体名は伏せておきますm(__)m)
以前から存じ上げ尊敬してる方の所属する、和歌山県の団体さんでした。
判定開始の二時間前に、窓口スタッフから連絡が入り、
管理所に向かいました。
宮崎県では、判定が終わると、合格した仔は移動用ケージで犬舎を出て、
ワクチン接種をし、隣接する譲渡施設へと移動します。
不合格の仔は、一度も外を出ることなく…最期の場所、
ガス室へと入っていきます。

(↑2008年撮影)
この日、数分後には消えるいのちが…移動ケージに移されていた。
管理所で、何度かこの仔に会ってきた。
吠える声を聴いてきた。檻の中をウロウロしながら、檻に手をかけながら、
自分を必死に出して来てたこの仔が…今から殺処分なんだ…
その仔の「生」、しぐさ、体、表情、脳裏に全部焼き付けたいと思った。
この仔が生きていた事を、絶対に忘れたくないと思った。
そして…もう一頭、不合格となったテリア系老犬がいた。
糞だらけの中で、静かに横たわっていた。
この仔は…この仔の寿命は、残り1時間もない。
いいえ、30分もないのでしょう…
どうするの?この仔も見殺しにするの?
檻の前で、自問自答を繰り返しましたが、自分の心に従う事にした。
「最期を看取りたい」
殺処分を中止して頂き、
テリア系老犬の受入れ準備や、豆柴爺さんの空輸の準備等で、
管理所と保護家を行ったり来たりしてたわずか3時間の間に、ドラマは起きていた。
「豆柴の飼い主らしき人から電話があった」
飼主さんは、直ぐに管理所に来て、豆柴爺ちゃんを連れて帰った。
ホッとしたと同時に、間一髪の出来事に身震いした。
もし、和歌山の団体さんがレスキューを決意して下さらなければ、
豆柴じいちゃんは、午前中に殺処分されていたのですから…
豆柴爺ちゃんを見送った直後、
テリア系老犬を、保護家に連れて帰ろうと車に乗せたその直後、
「たった今、テリア系老犬飼主らしき人からも電話がありました!」
今日、午前中、本当ならば殺処分になっていた二つのいのち…
寸前のところで、殺処分を免れた二つのいのち…
職員さんも「こんな事が続くなんて…こんな事はじめての事だ…」と驚かれてました。
でも…
二つの奇跡が起きた事に喜べるのは…ほんの一瞬だけ。
ほんの一瞬の幸せ。
判定に受かった子達、レスキューされた子達、
飼い主が決まった子達、元のお家に帰れた仔達…
ですが・・・
本当に私達が忘れてはいけない事は・・・

その裏に居る子達。
※2014年7月17日
ガス室にて殺処分
いいえ…居た子達です。
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※詳細記事はこちらです「尊厳死」
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