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善信

善信

2005.11.05
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カテゴリ: 講座
毎年行われている自治体の総合的生涯学習関連のイベントで今年は講座を3つ行うことになりました。

その第1講目である太極拳が土曜日の午前に開講されました。

正式に受付を通っての受講者は定員の4割、中途参加、中途退室を含めても7割程度の参加者で予想を大きく下回る人数に少々がっかりしてしまいました。

でも、仕方ないのです。市内で営業している太極拳団体が増え、また、その勢力が圧倒的になってきているからです。また、開講時間帯が午前であったことも一因かもしれません。

さて、開始時刻直前に入室した2人組。その挙動にピンと何かを感じ、「何かやっていたんですか?」なんて問いかけてみました。
案の定、「太極拳を…。」と、いう返事。
習いに行っている場所を聞くとどうやら敵対している大先生の弟子のようです。
いきなり気が滅入りました。
自分が関与する講座や団体には必ずと言っていいほど受講生や見学者としてかの大先生またはその系列の所の弟子が紛れ込んでくるのです。



当人たちが基本と護身を希望しましたので、肩を沈める、肘を垂らす、項を立てる、胸を含む、背を抜く、腰を緩める…等々、太極拳を学んでいる方なら基礎中の基礎であるところから始めたのですが、なんと、最初、ちょっと大きめだったお二人の態度がだんだんと小さくなってきましたのです。

そ知らぬふりで、「既にご理解されているとは思いますが…」と話しかけると、いずれも団体の先生は言葉でのみの説明かイメージするとしか教わっていないとのこと。内心、ニヤリとしながら、「イメージしたり想像するのではなく実技を身につけてくださいね。」

24式の中の技を教えろということで、説明を始めると、なんだか雰囲気がおかしいので、尋ねてみますと、ポンリージーアンなどの概念も単語も知らないと言うのです。
「では、どうやって動作を教わるのですか?」
と、聞くと、ボールを抱えるなどイメージで教わる、とのこと。

では、まず起勢から…。
腕を昇降し、体勢を落としはしているものの、見たこともない起勢だ!

それにアドバイスをしているうちに、その二人はなにかを感じたのか非常に熱心に学ぶようになりました。その姿勢を見て、自分も対立している団体の弟子であることも忘れ、本気で教える気持ちになりました。

時間の制約上、ほかに、欄雀尾、楼膝拗歩の動作と単推手の方法を教えて、規定の時間を終えました。

その間、会場の入り口で見物しているギャラリー多数。
その中の1名、熱心に見ているので3度ほど参加を勧めましたが断られました。他団体に所属しているそうでした。







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Last updated  2005.11.10 19:00:28
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