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善信

善信

2006.04.27
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カテゴリ: 道場
またしても返答の難しい質問をされてしまいました。


常連の皆様は既にご存知の通り、自分は変わった"趣味"があり、それに関って公共機関等から講座等の依頼を受けることがあるところから、このことについてはあらかじめ職場の責任者にだけは内々にその旨を申告するようにしています。

さて今春転勤されてきた新所長にも例によって申し出ようと考えていた矢先、先に質問されてしまいました。
「アイキドーやってんだってね。」
いきなりこういう聞かれ方をされると、返事に困ってしまいます。どうやら、全く予備知識がないようです。こういう時は差し障りのないような返事をするに限ります.
善信「太極拳…ですが…。」
「そうか、太極拳か。」
善信「はい。」

これまたしばしば出くわす困った質問です。
太極拳は呼吸法…確かに、この一文だけ見れば間違ってはいないでしょう。しかし、その中身が問題です。ゆえに、近年はあえてこれを否定します。こうすると、一部の例外を除いて喰い付いてくることが多く、少し掘り下げた話をすることが出来るからです。

相手が話に乗ってきましたので、その流れに乗って、太極拳以外の武術や過去に学んだことのある武道にも言及しました。ところが、著しく話がかみ合わなくなってしまいました。どうも、知らないことを知った振りをして我方に話を合わせていたようです。

仕方がないので、昨秋、講座を行わせていただいた教育機関主催のイベントの案内チラシを差し出し、それを見てようやく理解をしていただくことが出来ました。

最後にこれもまたありがちな質問を受けました。
どうしてこういったものを習おうと思ったのか、と。
初心者には答えやすい質問でしょうが、長く関ってくるほどに一言では答えることが難しくなってくる質問です。

とりあえずここでも当たり障りのない答を返します。
善信「精神を鍛えるためです。」
言い終わらないうちに笑いがこみ上げてきました。それを見た所長が重ねて質問されます。
「自分で言って、なんで笑ってるの?」


善信「喧嘩に強くなるためです。それも一対一ではなく、複数の場合を想定した…。」
「…。」

衝撃過ぎたようで…。
いい歳して喧嘩云々なんて馬鹿馬鹿しいといったらありゃしませんからね。でも、始めたのは自分が十代の頃です。質問に対する自分の正答は2つとも述べました。他にはありません。

それとも、もっと一般人受けするような心にもないような耳あたりのよい言葉を返すべきだったでしょうか。





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Last updated  2006.05.04 16:15:29
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