泰心堂はりきゅう院 楽天出張所 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)の個人ブログ

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カテゴリ: 本職ネタ
ども、泰心堂です。
最近は『刺さない鍼の世界』というテーマでお送りしています。

私、同期のものからどうも、太い鍼をバシバシと刺して患者さんに痛がらせる治療をしていると思われている節があります。
ですが、実際には余り患者さんに痛いと言われたことありません。もちろん施術に際しては鍼を刺す痛みと響き感の説明をした上で「痛かったら我慢する事ありません、遠慮なく言ってくださいね」と言って施術しています。

でも、痛いと言われた方はごく少数ですね。

たぶんそういう批判をするかたは痛い打ち方をしているのでしょうね。

さて、鍼を刺すというかさせるということは非常に大事なことです。鍼を深く刺す技量がないくせに浅く鍼を刺して深部まで意識を届かせるというのは無茶な話です。深部まで達した感覚を知らないのですから。
きちっとさせる技量があってこその刺さない鍼であり、細い鍼だということを忘れないでほしいと思います。

太い鍼が痛いのではない。下手だから痛いんだ。そういう自覚を持って治療してほしいと思います。なお、人間の生理的な構造上の問題で回避できない痛みもあります。ですがそれが早々連続する事は少ないのであまりにも痛いようでしたら・・・技量を疑ってください。


さて、刺さない鍼の技法ということで今回取り上げるのは鍼の技の話ですね。
前回紹介したものは物理的にさせないようになっている鍼です。今回は本来刺すはずの鍼で敢えて刺さずに身体を調整する方法です。

やはりこの技法をで治療する際も、鍼=刺激療法という考え方はどこかへ置いておいて、鍼=導体=力を導くもの=気血(=生命エネルギー)を調整するための媒介と考えてください。

今のところどちらが上位概念か?という話がなされていないのでちょっと言葉の使い方が難しいのですが、皮膚の上で鍼を当て調整を図る技法があります。これの中には所謂ツボに鍼尖(鍼先)を接触させて気血を調整する方法と、施術部位を面として捉え鍼尖を連続的に当てていく方法とがあります。
今回は前者を接触鍼とよび後者を散鍼という事にしましょう。

さて接触鍼の使い方は前回紹介したてい鍼と同様ですね。反応の感じられる経絡治療上の特異点=ツボを使って経絡現象というものを引き起こし経絡治療を整え、気血を調整するやり方です。このやり方は経絡治療と言われるいくつかのエネルギーの通り道の障害を性質に応じて便宜的に虚実という記号に振り分け、その虚実に対応した特異点=ツボと手技を行います。
接触鍼の場合は鍼を当て鍼の柄の部分を回したりはじいたり、こすったりして調整を加えます。
皮膚に接触しているだけですので皮膚を破る際の切皮痛というものは起きませんのでほとんど無痛で施術する事ができます、

次に散鍼術です。手のか動かし方により虚実寒熱正邪などに対応した手技があります。
ポイントは治療する場所を点ではなく面で捉え、片手で状態を読みながら皮膚の状態に合わせて鍼によって触っていきます。
これだけだけでも身体は反応して肩こり・腰痛は取れますし、上手に行う事で内臓のほうまで働きかける事ができます。


これはそのまま小児鍼(子供の治療を目的とした鍼)としても使えますし、穏やかな刺激で徐々に身体を変えていくので、鍼は痛い!なんて思っている人でも思わず手を出したくなるような技です。

本当にできるのかよ?と思われるようですが、太い鍼、長い鍼を自信を持って使うにはもちろん思い切りのよさも大事ですが、何よりも基礎となる技術の精確さが必要です。それがなければ太い鍼であろうと細い鍼であろうと痛いんです。

確かな基礎技術があるからこそ『大胆かつ繊細な手技』が可能となるわけです。

・・・とまあ、こんなところですかね?歴史なんぞ紹介してもしょうがないし、適用症状という話でもないので・・・

皆様誤解されているようですが、鍼灸は緊急に手術の必要な生命の危険に関わるもの、骨折以外のほとんどの疾患が適用範囲に入ります。なぜかと言えば身体を整える事で自らが持っている防御作用(免疫作用と言い換えても良い)と回復作用を最大限引き出す事を手助けするからです。


もうすこし皆様に鍼灸を使っていただけたらなと正直思いますね。

さてこれから夜のお客様をお迎えする準備をしましょう。
それでは♪

治療の相談、ご依頼は下記までどうぞ

泰心堂はりきゅう院
〒275-0011 千葉県習志野市大久保2-5-7 大久保ハイツ103
TEL/FAX 047-404-5225
Mail   taishindo@festa.ocn.ne.jp
Web http://takefor.client.jp/





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最終更新日  2006年11月13日 17時56分34秒
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