どうも、ご無沙汰しております。
からだのエンジニア 鍼灸師 藤井崇次
です。
不妊鍼灸についてご質問いただいたので少しだけお答えしたいと思います。
”不妊鍼灸”は避妊などを目指すものではなく、不妊状態にある患者さんの体調を改善することで妊娠への期待を高めるものです。
はい、言葉が悪いですよね。
なので泰心堂では、”不妊対策”と呼んでいます。
今では、鍼灸院のドル箱ならぬ営業の柱として力を入れている鍼灸院が増えてきました。
だので、どこを選んだらよいかわからないとよく質問をいただきます。
これって、「うち=泰心堂はりきゅう院が良いですよ」って答えてよいものなのでしょうか?
うちの場合は「正直であれ」というのが基本方針の一つなので、手に負えない、鍼灸の分野じゃない、特定の施術を求めている方でその用意ができない場合、あとは施術料が折り合わないなどはうちで無理に抱えずほかのところを勧めたり、紹介したりもしていますから、別に不誠実な言動ではないと思います。
ま、それはそれとして、
いわゆる不妊鍼灸のポイントは、お客様の話を聞くかどうかがまず第一のポイント。これは言いなりになれというわけではなく、話はまず聞きましょうっていうこと。
二つ目は、時期と体調の情報を共有すること。女性は特にですが、生理周期に応じた体の変化が大きいので、今、低温期なのか高温期なのか、排卵誘発剤飲んでいるのか、今どんな病気にかかっているのかなどなど様々な情報を共有しておいた方が良いです。
三つめにやっと施術の話。 施術の形式自体はどの鍼灸のやり方もほとんど変わりません。顔を見て、挨拶して、話を聞いて、確認して、今日の基準を取って、刺激して、変化をみて、基準を確認して、刺激してを何回か繰り返して、今日の基準が術者の思惑通り、もしくは思惑以上に変化したのを確認してクローズというのが基本。
この中で、最初の四つはお客様対応の問題で、どの基準をとるか、どこを刺激するか、何の変化をみるかなどが術者の経験や鍼灸院の基準の問題ですね。
四つ目は施術期間と回数の話。
この辺はいろいろ、お客様方に確認したところ、多いのが週一回以上と言われたケース。期間は特に言われなかったそうです。
泰心堂はりきゅう院の場合は、週一回を基準として、体調不良がひどい場合は2回、通常の施術でもお客様がの申し出で週4回来院されたのが最も多いケース。※「毎日来る」と言われたのをお断りして、このぺ^すでした。期間は、半年ないし1年を目安に施術料を計算して見せたうえで、頑張ってみようという方のみ施術を受けています。
五つ目は、成功率。「成功率がどれくらいか?」という質問をよくいただきます。
ええと細かい話なんですが、まず妊娠率と出産率は違います。世間で妊娠率と言われているものは、 おそらくは着床が確認された割合のことで、出産率が実際に生まれたという話のことでしょうね。
人工授精(体外受精)の成功率で20~30%ほどと言われているご時世。ほとんどの人が妊娠する!? というほどの効果はありませんが、鍼灸をしたケースとしなかったケースを比べて、鍼灸をした方が成功率が高くなったというレポートもあります。このレポートについては不妊鍼灸の売り込みをしている鍼灸院のWEBに引用記事が載っていると思いますのでそちらをご覧ください。
鍼灸院単位の記録では、妊娠率90%を超えた年もあるそうです。こちらの先生の鍼灸メソッドにはうちもお世話になっています。 通年で30~40%確保できれば、鍼灸院としては成功率としては高いと思います。ただ、希望されるあなたに対しては「わかりません。全力は尽くします」となります。結果を期待して行うのであって、保証するわけではないですし、できません。
あとは”苦情”? に対する返答ですね。
新しい生命を授かるというのは”奇跡”の一つだと思います。
ですが、私、藤井も言われたことあります。
「できなかったら返金しろ!」
「絶対できるんだな! 保証しろ」
「高すぎる安くしろ!」
「人の足元みるなんて、なんて鍼灸院だ!」
「人の不幸に漬け込むなんてふざけた真似するんじゃねえ」
さんざんですよね~。
「客を選ぶのか! 何様のつもりだ!」
何度も言われました。はい、選びます。全員診ることはできません。生活がありますので一方的に存するようなことはできません。はい、経営者のつもりです。専門技能持ち、人数限定、マンツーマン対応(30分)、予約専門でディスカウントプライス! なんて普通はあり得ません。
どうしても、期間、回数が長く、多くなりかつ成功条件が分かりにくい体調不良や体質改善系の依頼はこの手のトラブルが発生しやすくなるので施術者側も事前に気を付けておきましょうね。
ただ、結果が出ると非常に喜ばれます。涙流しながらの感謝をいただくこともあります。
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