All The Things You Are

September 19, 2005
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類
『Over The Rainbow』(オーヴァー・ザ・レインボウ)
【虹の彼方に】

この曲は、ハロルド・アーレンの作曲、E.Y.ハーバーグの作詞で、
1939年のミュージカル映画「The wizard of Oz(邦題:オズの魔法使い)」に書いたものです。
その中では、主演の少女役で、当時14歳のジュディー・ガーランドが歌いました。

この曲はアカデミー賞の主題歌賞をとり、
この映画はほかにも作品部門、特殊効果部門、オリジナル・スコア部門と、
ジュデー・ガーランドが特別賞をとり、合計5部門で授賞しました。
合計9200人の役者が出演するという、壮大な作品でした。


冒頭のメロディーと「Somewhere over the rainbow」という歌詞が同時に浮かんだと言います。
作詞家のハーバーグに聴かせると、「田舎の小娘には似合わない歌だ」と言われたそうです。
そこで、アーレンはアイラ・ガーシュウィンに聴いてもらったら彼は気に入ってくれたので、
和音などを少し修正してもう一度ハーバーグに聴かせたら、まあいいだろうということで、
歌詞と題名をつけてもらい、この曲が完成しました。

しかし、今度は映画会社の”MGM”のお偉方が、「14歳の少女が歌うのには向かない」と、
三度も落とされそうになるのですが、そのたびにプロデューサーのアーサー・フリードが説得して、
それを食い止めたそうです。
また、出版社の方からも、
「メロディーが冒頭でいきなりオクターヴも上がるのでは、子供向けの歌としては難しすぎる」と、
この曲の採用に反対する意見が出る中、その難関を押し切ってやっと採用されることになったと言います。


今ではアメリカの子供から大人まで、アーレンの名前は知らなくても、
この曲を知らない人はいないというくらいに、誰からも親しまれる曲になりました。
そして、ジュディー・ガーランドにとっては、生涯のテーマ曲となりました。

2001年に発表された全米レコード協会などによって選ばれた「20世紀の歌」365曲のうち、
第1位がこの「オーヴァー・ザ・レインボウ(虹の彼方に)」で、


ジャズ・シンガーにも、ジャズ・インストゥルメンタルとしても、ポピュラー・ミュージシャンにも、
あらゆるミュージシャンに愛され、親しまれて演奏されている曲と言えるでしょう。

「Somewhere over the rainbow blue birds fly
Birds fly over the rainbow,why then,oh,why can't I?」

「虹の彼方のどこかには青い鳥たちが飛んでいるわ
鳥たちが虹の上を飛んでいるのに、どうして私にはできないの?」

私も虹の彼方へ行けるのかしら?
虹の彼方にあるはずの楽園を夢見ているのに、
そこへはなかなか行けなくて感傷的になっている少女。
虹の彼方にあるという楽園に行くのは決して簡単なことではありません。
でも、希望を持ち続けていれば、いつかかなう日がくるかもしれないということでしょうか?

この物語は、フランク・ボームという人が書いた子供向けの本で、
「The wonderful wizard of Oz」という題名で1900年に発表されて、
アメリカの子供たちには広く読まれているものです。

映画の中にはカカシとライオンとブリキ男の三人組が登場しますが、
このイメージは映画「Star wars」のもとにもなっていると言います。
この映画化の前にもミュージカルとして上演されていますが、
1975年に「The Wiz(ザ・ウィズ)」として、全て黒人キャストによって上演され大成功し、
1978年には、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス、リナ・ホーンらの主演により、
「The Wiz(ザ・ウィズ)」で映画化されました。

*****

●オーヴァー・ザ・レインボウ
Over The Rainbow
【虹の彼方に】

作詞:E.Y.ハーバーグ
作曲:ハロルド・アーレン
1939年


《ヴァース》
世界中が絶望的なほどめちゃくちゃになってい
雨がそこらじゅうに降っているときは
天の神様が魔法の道を開いてくれるものよ
たくさんの雲が空の道を暗くしてしまっているときは
虹のハイウェイ(道路)が見つかるでしょう
あなたの窓の下からずうっとつながって
雨より一歩先の、お日様のところまで行っている
虹の道が

《コーラス》
虹のはるか彼方遠くの向こう側のどこかに
私がまえに子守唄の中で聞いたことのある場所がある
虹の彼方の空は真っ青なの
そしてめったに見ないような夢でさえかなうのよ

いつの日か私は星に願いをかけるでしょう
そして目がさめると私は雲がはるか下に見えるところにいるの
そこでは悩み事なんかレモン・ドロップのように溶けてしまうわ
私がいるのは煙突の上の、はるか彼方なの

虹の彼方のどこかには青い鳥たちが飛んでいるわ
鳥たちが虹の上を飛んでいるのに、なぜ、おお、なぜ私にはできないの?

もし幸せの青い鳥たちが虹の彼方まで飛んで行けるのなら
きっと私にだってできるはずよね?





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Last updated  September 19, 2005 08:19:52 AM
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