All The Things You Are

September 12, 2006
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テーマ: Jazz(2023)
カテゴリ: カテゴリ未分類

Helen Merrill With Clifford Brown / Helen Merrill


[1][2][6][7]:1954年12月22日、ニューヨークにて録音
[3][4][5]:1954年12月24日、ニューヨークにて録音
EmArcy(エマーシー)

[パーソネル]

ヘレン・メリル(ヴォーカル)
クリフォード・ブラウン(トランペット)
ダニー・バンクス(ベース・サックス、ベース・クラリネット、フルート)
ジミー・ジョーンズ(ピアノ)
バリー・ガンブレイス(ギター)

オスカー・ベティフォード(ベース、チェロ)[3][4][5]
オシー・ジョンソン(ドラムス)[1][2][6][7]
ボビー・ドナルドソン(ドラムス)[3][4][5]
クインシー・ジョーンズ(アレンジ・コンダクト)

[収録曲]

1.ドント・エクスプレイン Don't Explain
2.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ You'd Be So Nice To Come Home To
3.ホワッツ・ニュー What's New?
4.恋に恋して Falling In Love With Love
5.イエスタデイズ Yesterdays
6.ボーン・トゥ・ビー・ブルー Born To Be Blue





若きクインシー・ジョーンズがヘレン・メリルの才能を引き立てたジャズ・ヴォーカル・アルバムの傑作。

このアルバムは1954年12月に録音され、ヘレン・メリルの代表作になりました。
ジャズ・ヴォーカル・アルバムとしてまれに見るパーフェクトな仕上がりで、
ジャズの名盤としてよく知られているものです。


ヘレン・メリルのフレッシュで魅力的なハスキー・ヴォイスは「ニューヨークのため息」と呼ばれ、
これ一発でジャズ・ヴォーカルのトップ集団に仲間入りすることになりましたが、
このアルバムが傑作となったのは、クインシー・ジョーンズのオシャレでセンスのいいアレンジ、
そして、天才トランペット奏者のクリフォード・ブラウンの素晴らしいプレイや、
選曲のよさなどが見事に結晶したものだったからです。

収録されているすべての曲の編曲はクインシー・ジョーンズが手がけたもので、
しかも、ヘレン・メリルがミュージシャンの人選にあたったのはリズム・セクションのみで、
クリフォード・ブラウンの起用を積極的に推したのはクインシー・ジョーンズであり、
そういうことからも、このアルバムはクインシー・ジョーンズ編曲、指揮による、
クインシー・ジョーンズのリーダー作だと言ってもいいでしょう。

このときへレン・メリルは25歳、クリフォード・ブラウンは24歳でしたが、
クインシー・ジョーンズは、なんと21歳という若さだったということに驚かされます。
つまり、この不朽の傑作は、年下の無名の編曲家によってつくられたということです。
これほどまでに歌とブラウンを生かしきって、
全体的にバランスのいいアルバムに仕上げた無名のクインシー・ジョーンズは、
やはり天才だとしか言いようがないでしょう。

その最高傑作が2曲目に収録されている「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」で、
クインシーの編曲が最高に光っていて、ジャズ史に残る名曲になりました。





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Last updated  September 12, 2006 09:21:20 PM
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