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March 16, 2007
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テーマ: Jazz(2025)
カテゴリ: Jazz Memorandum
●ロックンロールの台頭


ジャズ関係の歌手が名を連ねることも多かったのですが、
それ以降になるとジャズ以外の音楽がチャートをしめ、
ジャズ関連の音楽は、めっきり人気がなくなってしまいました。

1954年に、ニューヨークのラジオ放送局で始まった新しい音楽番組は、
あっという間に、聴取率1位になる人気番組になりました。
それは「ロックンロール・パーティー」という名前の音楽番組でした。
この番組の白人DJ(ディスク・ジョッキー)だったアラン・フリードは、
それまでの数年、地方局で黒人音楽ばかりをかける番組を担当していた人物でした。

フリードが興味を持っていたのは、黒人教会音楽のゴスペルと黒人労働歌であるブルースが融合して生まれた
リズム・アンド・ブルース(R&B)という音楽でしたが、
彼は差別的な意味合いを含むブルースという言葉を使うことを嫌い、
「ロックンロール(Rock 'n' Roll)」という言葉を作り出しました。

そして、このラジオ番組「ロックンロール・パーティー」が全米で話題になると、
音楽業界もそれに乗り、ポピュラー音楽にリズム・アンド・ブルースの要素を取り入れるようになりました。
1955年に公開映画『暴力教室』に使われた、ロックンロール・ミュージックである
ビルヘイリー・アンド・ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が大ヒットし、
一挙に「ロックンロール」はアメリカ音楽界に認知されることになりました。
そして、その後、エルヴィス・プレスリーという大スターの出現により、一斉を風靡する大ブームになります。

リズム・アンド・ブルースから生まれた「ロックンロール」は、

その最大の相違点は、ロックンロールはリズム・アンド・ブルースをポピュラー化するため、
白人を中心に支持されていたカントリー・アンド・ウェスタンの要素を多く取り込んだ点です。
要するに、黒人特有のリズム感を、白人にもわかりやすい、単純なリズムに変えることによって、
「ロックンロール」は、一般大衆へと受け入れられ、大きく浸透することになりました。
そして、「ロックンロール」はジャズに変わり、





【参考】
ロックンロール(Rock 'n' Roll)

ロックンロールは、1950年代中頃に現れたアメリカの大衆音楽スタイルの呼称。

語源については「rock(揺らす)」と「roll(転がす)」で、音楽的な躍動感という意味から生まれた、
「ロック・アンド・ロール(Rock And Roll)」からということで説明されますが、
本来はアメリカ英語の黒人スラングで、「性交」「交合」の意味で使われていたと言います。
それをディスク・ジョッキー(DJ)のアラン・フリードが、ラジオ番組で定着させた言葉です。

そして、その後、ロックンロールの略語として「ロック(Rock)」という言葉が生まれます。
ロックという略語はロックンロール黎明期からしばしば用いられていましたが、
1960年代にはロックという呼び方が一般化し、ロックンロールと呼ぶことは少なくなります。
但し、アメリカでは現在もバンドサウンドであるロックのことを指して、
総じてロックンロールという言葉を用いることがあります。

ロックンロールの音楽的特徴としては、リズム・アンド・ブルースで使われていた、
ほぼ均等なエイト・ビートや、シャッフルのビート、
ブルースのコード進行や音階(スケール)を応用した楽曲構成を基に、
カントリー・アンド・ウェスタンのスタイルを混じり合わせた音楽とされます。

楽器編成としては、エレキ・ギター、エレキ・ベース、ドラムスという構成が代表的ですが、
エレキ・ギターの代わりにアコースティック・ギターを使う場合や、
ピアノを主体にする場合、エレキ・ベースの代わりにアコースティック・ベースを使う場合、
ドラムスを使わないことや、サックスやオルガンを加えることもあり、楽器編成は多彩です。
そのことは、ロックンロールという音楽が様々な音楽スタイルをルーツとしていることを示しています。

なお、白人ミュージシャンによるロックンロールの中でも、
特にカントリー・アンド・ウェスタンの要素が強いものを「ロカビリー」と呼びますが、
実際には1950年代のロックンロールのうち、白人が演奏したものの大部分がロカビリーであり、
そのため、「ロカビリー」と「1950年代のロックンロール」は同義語として使われます。

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Last updated  March 16, 2007 11:49:49 PM
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