日常あるいは乗馬な日々♪

日常あるいは乗馬な日々♪

060129_県大会裏話。




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朝の飼い付けが終わり,後続の部隊の到着を待っていたときのこと。
なかなか来なくて,みんなで遅いねーという話をしていた。
途中で馬運車を追い越してきているから,到着時間にそれほど差がないはずなんだが。
日なたで雑談をしつつ道路の方を見ると,ようやく馬運車の姿を発見。
やっと来た・・・と思いきや,我々がいる厩舎の前をそのまま通過。
あれ?
と思ったのはそれだけではない。
馬運車の後部,搬入用の扉が半分開いたままになっている。
なんだなんだ?故障か?!
この時点では,『馬運車が故障して途中のインターに寄ったから遅くなった』くらいにしか思っていなかったのだが,実は,事態はもっと深刻なものだった。


我々のいる場所から随分離れた地点に馬運車は入っていく。
水戸農校の敷地内に入ったのは見えたが,10分以上待っても誰も来ない。
・・・?
わけがわからず,そのまま待機する人々。
そこへ,T野さんが1頭の馬を引いて歩いてきた。
その馬,銀河の様子を見て,一同呆然。

全身,あちこちをすりむいて血を流している。
額もそうだし,腰角や頬も。
輸送中,馬運車の中で転んだらしい。
あの狭い中でどうやったら転べるのか分からないが,とにかく転んで他の馬たちの脚の間に馬体が入ってしまい,起きあがれなくなってしまったらしい。
起きあがろうともがいたせいか,転んだ拍子に打ったのか。
全身の傷はそうしてできたものだった。
そういうアクシデントがあったために,途中でインターに寄った結果,到着が遅れたのだった。

幸いにして,銀河の歩様に異常はない。
厩舎に入れた途端,むさぼるように餌を食べ始めたので,食欲もある。
しかし,問題は,今日の試合に出られるのかどうか。
相方のあまりの様子に,顔色を失うあるちゃん。さん。
怪我の休養から戻ってきて,馬体も調子も「かつてないくらいにいい状態。最高!」と楽しみにしていたのを聞いているだけに,かける言葉が見つからなかった。

結局,銀河は出場しないことになり,あるちゃん。さんはマールーに,O崎さんはシリウスに乗ることになった。
結果だけ見れば,テン乗り(しかも初マールー)で“魅せる障碍飛越”をやってのけたあるちゃん。さんはしっかり入賞したし,馬場でしか乗ったことのないシリウスで障碍を跳んだO崎さんは“してやったり”の走行を見せてくれたし,チーム銀河の面々はいずれ劣らぬ素晴らしい騎乗振りだった。
とりあえず無事(?)に走りきったから笑い話にもなるが,正直なところ,何事もなく終わってくれてほっとしている。(自分のことじゃなくてね)

馬の輸送中の事故というのは,実はそれほど珍しいことではないということを,昼飯のときにT野さんが教えてくれた。

渦中にいたあるちゃん。さんもO崎さんも,心身共に大変だったと思う。
何はともあれ,大事にならずによかった。
お疲れさまでした。

あとは,銀ちゃんがどうなるのか。
今回は帰りの馬運車にすんなり乗ったけど,次回の試合では乗るのを嫌がるかもしれないし,そもそも今回の事故の後遺症がないかどうかは,もう少し待たないと分からない。
銀ちゃんが戦列に復帰できるよう祈っています。




















でないと,あるちゃん。さんとガチンコ勝負できないし( ̄ー ̄)ニヤリッ
でも,高さは80までね  <弱気



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