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何年も前のことであるが東大寺のお水取りに招かれて見に行ったことがある。
御一緒した何人かで昼過ぎにお邪魔した。一般客では見られないあちこちを見せていただき 二月堂下の広場に出たら未だ日も高いのに もう沢山の人がカメラを構え陣取っていたので私はびっくりしたのを覚えている。
いまデジカメ教室から撮影会に連れて行ってもらって 始めてあのときのカメラマンのただならぬ様子が分かった。確かに陣取った位置で写り具合が違うのだ。きっと朝からいやもっと前から来ていた人もあったのかも・・・。
しかし本番 お堂の下で大松明の火の粉をみて心底びっくりした。今迄テレビで見てなんとなく頭にある絵とまったく違う迫力であった。
以後 私は色んな事情からあまりあちこち旅行しないから 本やテレビでしか知らない名所旧跡が多いが やはり本物は違うのだろうなと写真の向こう側にある情景を 幾倍も膨らまして見るようになった。
あの迫力や大自然の営みや美しさをカメラに収めようというのが どだい不遜なのかもしれないが・・・・その幾ばくかでも写し 表現できたら・・・と思う今日この頃である。