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4月3日まで飾っておこうかと思っていたが時間のあるとき片付けることにした。
飾ってやれなかった人形の箱にも虫除けを入れる。来年は出来れば皆出してあげるからね・・・と思いつつ・・・。
なんとなく昔のことがよみがえってくる。といっても子供の頃のことではない・・・私の娘のために私の母と雛人形を飾った頃のことである。
私に娘が出来たとき段雛を買って貰っても2つも飾るスペースが無いので娘にはケースに入った木目込みのお内裏さんを貰った。
娘は小さい時から少々古ぼけた私の段雛を自分のだと思い大事にしていた。あるとき雪洞にローソクをつけると言い出し 母は孫を喜ばせたく灯をつけた。そしてうっかり消すのが遅れたため雪洞の周りの布を2枚焦がしてしまった。
私はこげたほうを後ろに回しておけばよいと言うのに 母は気がすまないらしく雪洞の布を張り替えるという。 私に其の上に今あるような絵が描けるなら・・・と言う。絵は描けるけど・・・と答えると さっさと一枚はがしそれを型紙に 白い絹の布を8×2 都合16枚綺麗に張り替えた。もともと器用な人だったが今考えるとあの時母は70歳を越していたはず よくやったナーと今の自分と比べて感心する。