ポンコツ山のタヌキの便り

ポンコツ山のタヌキの便り

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

やまもも2968

やまもも2968

カレンダー

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

サイド自由欄

設定されていません。

コメント新着

さとし@ Re[2]:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) 昔の子供さんへ ?その後の文章ないですか…
夕陽のOBです@ Re:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) なんか懐かしくなって、夕陽ヶ丘セツルメ…
南日本リビング新聞社@ Re:天文館の唯一の映画館の最後の日(10/11) こちらの写真を新聞で掲載させていただき…
昔の子供@ Re:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) 懐かしいです、昔のお兄さんたちに会いた…
昔の子供@ Re:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) 偶然この文章読みました、まさにその当時…
安渓 遊地@ Re:武部利男先生と漢詩の中国音読み(04/01) やまもも様 吉川幸次郎先生(と武部先生)…
安渓 遊地@ Re[1]:武部利夫先生と漢詩の中国音読み(06/05) やまももさんへ 武部先生の漢文は、3年間…
通りすがり@ Re:夕陽丘セツルメントの思い出(06/17) こんにちは。 ここの大学のOBです。 同…
鹿児島の還暦じじい@ Re:鹿児島弁の「おいどん」は一人称複数!?(12/24) おいどんの記事興味深く読ませていただき…
やまもも@ Re:武部利夫先生と漢詩の中国音読み(06/05) mastanさん、ご質問に気がつかず、返事が…
2005年12月17日
XML
カテゴリ: 宮部みゆき作品
ひろさん、atomさん、こんばんは、やまももです。

ひろさん は、私のブログに昨日寄せてくださったコメントのタイトルを「宮部は雅(みやび)?」としておられましたね。普通は「雅」の反対語は「俗」ですよね。しかし、これまで「市井もので、庶民の強さとか善良さとかすばらしさを書いてきた」庶民派の宮部みゆきは、「俗」に徹することで作品に「雅(みやび)」な雰囲気を生み出している作家なのかもしれませんね。

 それから、ひろさんは『読むのが怖い! 2000年代のエンタメ本200冊徹底ガイド』を持っておられ、その中の北上次郎と大森望の宮部みゆきについての対談も読んでおられたんですね。ところで、コメント文中の「私のブログで宮部さんの七福神入りをかけた作品を『ブレイブ・ストーリー』にするか時代物にするか迷っているところです」という箇所の文意が最初よく分かりませんでした。

 ひろさんがブログで、七福神参りと関連させた宮部みゆきの作品として最も代表的なものを挙げる場合、『ブレイブ・ストーリー』がいいのか、それとも他の時代物作品がいいのか、そのことについて迷っておられるのかと最初は思いましたよ。しかし、どう考えても『ブレイブ・ストーリー』と七福神とは関係がなさそうです。そうしますと、ひろさんがこれまで宮部みゆきの小説を6作品まで読んで来ておられ、つぎの第7番目の宮部作品を『ブレイブ・ストーリー』にするか時代物にするか迷っておられるということなんでしょうか。うーん、いろんな意味で難しい問題ですね……。

atomさん 、私がのトラックバックでお送りした文章に対し、とてもご丁寧なお返事をこのブログのコメント欄に寄せていただき、心から感謝いたします。

 atomさんはご自身のブログで 『孤宿の人』の書評 を書いておられ、この作品について「切ないし物悲しいけれど、不思議と清涼な読後感。 /時代小説というくくりだけでなく、すばらしい物語でした」と高く評価しておられましたね。

 そんなatomさんが拙文をご覧下さって、宮部みゆきには「江戸物を書いたという蓄積があったからこそ、『孤宿の人』での底辺の人々の描写があったのかと、改めて思いました。やはり宮部は事件ではなく人を描く作家なのですね」と書いてくださってますね。「名もなく毎日懸命に働いてお足を稼ぐ庶民」たちが、自藩存続のためには手段を選ばぬ権力によって理不尽な犠牲を強いられ、翻弄され、挫折していく悲しい姿に強く心を打たれますね。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年12月18日 07時44分59秒
コメント(3) | コメントを書く
[宮部みゆき作品] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


七福神とは・・・  
ひろ009 さん
ややこしいことを書いてすみませんでした。”私のお気に入り作家(殿堂入り作家)”は現在6名おり、次の7人目の座をかけて(?)宮部みゆきさん・横山秀夫さん・浅田次郎さん他が争っていることを表現したものでした。あくまでも私の中で争っているだけですが・・・(^_^)。その栄光の殿堂入り決定(になるかもしれない)作品をどれにしょうかなと迷っているということです。やまももさんのオススメはどれでしょうね。 (2005年12月17日 22時41分07秒)

ありがとうございました  
atom さん
リンクの件、ご快諾をいただきありがとうございました。早速拙ブログ記事にリンクを貼らせていただきました。

11/18「斎藤美奈子の『誤読日記』の脱線的紹介」
12/11「『孤宿の人』についての大森望の評価 」
12/16「『孤宿の人』についての『読んで悔いなし!平成時代小説』での作者の発言 」

色々とお手数をおかけして申し訳ありませんでした。
これに懲りず、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 (2005年12月18日 19時13分13秒)

ひろさん、atom さん、こんばんは  
、やまももです。

 ひろさん、「七福神入り」についてのご説明、ありがとうございました。そのお礼を兼ねまして新たに拙ブログに記事を書きましたので、ご覧下されば幸いです。

atom さん、ご自身のブログから『孤宿の人』関連の拙文と斎藤美奈子の『誤読日記』関連の拙文へそれぞれ〔参照〕という形式でリンクをはって下さってありがとうございました。とても嬉しい気持ちで確認させてもらいました。なお、今後、私のブログ中の拙文にリンクを張られる場合は、自由にリンクしてくださって結構ですよ。
(2005年12月18日 19時37分40秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: