富士の麓便り

富士の麓便り

2006.11.29
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石塁

石塁2

石塁看板


「石塁」
武田信玄の時代に敵の攻撃に備える為
青木ケ原樹海内に溶岩で築いた防壁。
高さ2m位で約2キロほど続いている。

本栖湖の近く、
上九一色中学校入口のそばに石塁はある。

以前ハイキングをしていた時、
樹海の中に30~40センチの人工物らしき
ほとんど崩れた石積があった。

今回これが武田信玄の時代に(1550年頃)
作られたものだと判明。

いやー 万里の長城といい
これを積んだ庶民は大変だったろうなー
命令する方はいいけどね。なんて考えてしまう。
今では苔むして所々くずれているけれど
キチンと積まれて残っているところもあり
「ここはね、几帳面な人が積んだの」と
つれあいは得意な様子で勝手に解説する。

他に目を転じればおどろおどろしい樹海の中。
なんでこんな所に、と思っていたけれど

甲斐の国と駿河の国を結ぶ歴史ある街道で、
当時は名将が往来した軍用道だったそうだ。

今では忘れ去られた街道。
苔むした史跡。

でも来年の大河ドラマは「風林火山」

このマイナーな石塁を知っていれば
あなたはもう信玄通です。




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Last updated  2006.11.29 10:01:48
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