2013.12.15
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カテゴリ: 集落営農組織
2012-09-03 10:28:41



久木野まるごと農場を法人化する準備を進めています。

来年の2月からは「株式会社」として、再スタートする予定です。



正直言いますと、「法人化」は行政の指導によるものです。

ライスセンターを建設するのに多額の補助金を使わせてもらいましたが、

その補助金の条件の一つとして、「法人化」しなければならないのです。



補助金をもらう際に取り決めた条件は一つではありません。

経営規模を拡大するだとか、

6次産業に取り組むだとか、

経費削減に取り組むだとか、





多少無理をしなければならないこともあります。

法人化と同時に、2人の雇用もしなければならないのですが、

経営基盤が貧弱な中で2人も雇用するのはかなり無理があります。


行政の指導は決まった通りに行われます。

経営実態を無視して、「補助金を出す条件はこうだったのでこうしなさい」と

極めて型どおりに要求してきます。

「会計検査があるから」というのが、その理由のようです。

集落営農組織を育てようという意志があるのか、疑問に思うことも少なくありません。

組織を発展させるための目標が、会計検査に合格するための条件になってしまい、

実態を伴わずに、目標を達成するために実力以上に背伸びをすることになります。



ただ、今回の法人化はけっして受け身でやっていることではなく、




事業を安定させるためには、幅広い事業展開が必要ですし、

それを実現するにはスタッフも必要です。

農地を借りるのも任意組合ではできませんから、法人になることは必須です。



行政の指導に対する愚痴を書いてしまいましたが、

実は「久木野まるごと農場」のような事例は、水俣市では初めてで、




つまり、水俣市では「久木野まるごと農場」が先進事例になるのです。

しっかり取り組んでいこうと思っています。





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Last updated  2013.12.16 06:14:01
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