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佐世保@ 「男道」! 読みたいと思いネットで注文すると在庫が…
yanaichi @ Re:コスプレ楽しそうですね(01/08) ちゃんさん >あけましておめでとうござ…
ちゃん@ コスプレ楽しそうですね あけましておめでとうございます。 かな…
vsnbzflan@ vsnbzflan kl9QKV &lt;a href=&quot; <small> <a hr…
yanaichi @ Re[1]:ジャズで踊って リキュルで更けて(01/02) aoiさん >----- あけましておめでとう…
yanaichi @ Re[1]:しめましてありがとう2008(12/31) かたつむりオジサンさん >----- あけま…
aoi@ Re:ジャズで踊って リキュルで更けて(01/02) 美輪さんの本はたいがい読んでいますが、…
かたつむりオジサン @ Re:しめましてありがとう2008(12/31)  新年おめでとう。今年も色々と、よろしく…
yanaichi @ Re:あけましておめでとうございます!(12/30) てらさん >2008年は私もすごく充実した…
yanaichi @ Re:来年もよろしくです!!(12/16) ちゃんさん >2009年も刺激的に・・・ -…

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土曜日。

柔らかい疲れが残ったまま、午前中は事務所で仕事。

ふと仮想の青森が動きだした。

いや、青森は現実ですが、行ったことのない場所のことをやりとりするのに

現実感が湧かない。

たぶん、重量感のある雪が降っている

その中で、音楽を待っている人たちがいるのだ。



眠気がピークにきたので仕事を切り上げ

近所のネットカフェに入る。



持ち込んだものの全く頭に入らず

気がついたら夢うつつな状態だった。



なぜか子どもの頃の自分がいて

周りに大人たちはいるのだけど

猛烈に“退屈”している。

退屈を打破する術を持っていないし

退屈を食べる感性も獲得していない

その状態の苦しさだけが募って目が覚めた。

なんでこんな夢を見たのか自分では心当たりがある

なにか心を揺さぶられると思い出す?


モノトーンの狭い仕切りが息苦しいまま3時間そこにいた





嵐山光三郎の「不良定年」が

ちくま文庫版で出ているのを発見、嬉しくて購入。

「早く歳をとって、性格のイコジな老人になりたいと思う」と吠え

「梅雨どきの散歩は、異次元の紙芝居のなかに連れ去られる妖気があるのだった。

根津の裏通りには湯屋が多い。



魚屋から威勢のいい掛け声がかかる。

下町の吐息が濃くなって、買い物へ来た奥さんのスカートをつかんだまま

その家へ上がり込みたくなっちゃう」と奏でる

典雅な情感で日本を見るこの人の目線が好きです。




19時、西鉄ホールで「泥花/劇団桟敷童子」を見た。

夢の中にいるみたいな舞台空間を作る劇団だなぁと思う。

“泥花”って魅力的なタイトルですね。

筑豊の炭鉱町を舞台にしつつも

青春の門ほどドラマティックではないものの

美しくて、おどろおどろしくて、懐かしい。

真っ暗闇と光、純粋と欺瞞大人とこども

東憲司氏の描く世界は

血がざわつく感じがする。

去年(プロデュース公演)の「骨唄」では

西鉄ホールが“風車”で埋め尽くされ

今年は“向日葵”で埋め尽くされた。

向日葵は光の加減で暴力的にも見える。

闇が光を追いかけている、向日葵の表情がそんなふうに映る。



「骨唄」があまりに美しくて、ずっとこの劇団が気になっていたので

去年の11月に東京、吉祥寺シアターで

「しゃんしゃん影法師」
を見てきたのです。

言葉が九州弁で

簗瀬誠司と中村一郎という登場人物がいて

勝手に縁を感じながら

出待ちをして東憲司氏に握手を求めた。

今日もやっぱり

呪術的で祝祭的で土着的で

古くさい感じに魅かれる


実は疲れてたこともあって少し夢の中にいるみたいな

トランスな感じがずっと続いていて

所々見逃してしまっていても

光と影の印象が強烈に残っている。

メッセージを手書きでいただいていた制作の

外山博美さんはどの人だろうと思ったら

主人公の男の子を演じている役者さんだった。


しっかり見せていただきました

ついに福岡に呼んでくれた西鉄ホールの中村プロデューサーはじめ

皆さんの熱意に頭が下がる思いです。




外に出たら、昨日より体感で5度は下がっていた。





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Last updated  2008.02.03 10:50:37


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