不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2006/01/18
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カテゴリ: 映画館で見た映画
◇感想は、中盤までは、まあまあかな?
まったく違和感が無かったわけではないですが、外国での日本描写の映像美に嫉妬しましたね。
日本映画でこれだけの規模の映画が創れるのかと思いましたね。
お金の問題だけではないと思います。

自分は日本人ですが、芸者の世界は、まったくわかりません。
京都には何度か行っていますが、なんちゃって舞妓を何度か見かけた程度です。
ですので、この世界が正しいと言われれば、信じるしかないですね。
中途半端な価値観が映画の見方を観づらくしている人が多いですね。
芸者の世界を知っている人なんて日本人でも、ほとんどいないということです。

裏づけのある事実を言うことは必要ですが、事実をけなす人は必要ないと思います。

日本人はテレビで植えつけられた懐かしき風景があります。
テレビで「外国から帰ってきて京都に行くと落ち着くと」言う役者さんがいましたが、京都出身じゃないでしょうと思いました。
でも、その懐かしい風景は地方によって違います。
この映画も偏見の懐かしい知識で映画を見るしかないんですね。

京都の訪れた事のある風景が出たような気がすると、うれしく思いましたね。
たぶんですけどね〈笑〉。


幼少期はなんとなく『千と千尋の神隠し』ぽいなあと思ってみてしまいました(笑)。
子供の演技は子供ですから演技ではないと思っていますので、評価はしません。

成人になってからの中盤ですが、一番の盛り上がりだと思います。
あまりわかりませんが、着物の着付けも少し変に思えましたが・・・。
No1にしては、『美』や『艶』や『華』が足りない感じがしました。
『凛』とか『大和撫子』は言葉では簡単ですが、日本人にも映像化は無理でしょうね。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花 」この雰囲気がほしいので、この言葉を思い出しました。

後半ですが、こんな内容いるんですか?
ボロボロですね。
終わり方も変だし・・・。
別に戦争時代にしなくてもいいんじゃないんですか?
無理やり恋愛にしたかったんでしょうね。
恋愛映画を創りたいなら最初から創り直した方がいいんじゃないんですか?
これでは芸者の世界を口先で説明していましたが、芸者と娼婦の違いが最後でわからなくなるんじゃないんですか?
そう思われることは、映画ではあってはならないことだと思います。


元芸者などの本が最近はあります。
少ししか読んではいませんが、テレビなどでも、少しコメントを聞いたことはあります。
たぶんですが、このような映画は、勘違いしていると言われると思います。
映像的にはすばらしいと思いますが、内容的には最悪に近いかもしれませんね。


日本映画が盛り上がっていますが、本当に日本映画は、これからも持続できるのでしょうか?
世界に出す作品が作られないのでは、先が無いと思います。
ドラマの方が短期間で利益が上がるし、スポンサーがつき易いのでは良い映画はできないでしょうね。
不幸映画と動物映画と恐怖映画とアニメ映画でしか無理なんでしょうか?
映像でも、これだけできるといわれる映画を創ってもらいたいですね。





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Last updated  2006/01/18 04:34:59 PM
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