不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2011/04/23
XML
カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-P(hi)で「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~家族編~」の中で放送してたのを録画して見ました
『鉄道員〈ぽっぽや〉』は、1999年の日本映画です。


北海道の雪深い町にあるローカル線の終着駅。
この小さな駅をたったひとりで守り続けてきた駅長・乙松は、間もなく定年を迎える。
最愛の妻、そして生まれて間もなかった娘の死もみとれなかった悲しみを抱える彼の前に、一人の少女が現れる。
高倉健がモントリオール世界映画祭主演男優賞を受賞。

監督 降旗康男
出演 高倉健,大竹しのぶ,広末涼子,安藤政信,吉岡秀隆,小林稔侍 など




面白く無かったです。
最後の30分だけ感動的になっていました。

「鉄道員」とタイトルをしていますが、ほとんど関係ありませんね。
仕事も雪かきと旗振りを少ししていただけですね。
描き方の問題だと思います。

過去と現在を何度も映像が変わりました。
色を変えてわかりやすくしていましたが、普通は批難される描き方ですね。

現在の心境がわかりにくかったです。
そこが大事だと思うのですが・・・。

CGに頼りすぎて、寒さが伝わりませんね。
大雪が降ることもあるだろうし、もの凄く寒いときもあるだろうし、変化があまり感じられなかった。

「横滑りの出来ない仕事」と言っていました。
どの仕事でもそうですけど、年をとれば実感する言葉ですね。

男には好かれるが、女にはとことん嫌われていました。
同僚の嫁も女房も、ボロカスに言っていました。
仕事でしかたないのに、そこまで言うのは疑問に思いました。
古い日本人らしい言葉では無いですね。

仕事で動けないのは会社や組織の責任だと思うのですが・・・。


幽霊ですが、ちょっと会話が変ですね。
赤ちゃんの時に亡くなっているのに、その薄っぺらい知識はどこから仕入れたのだろうか?
学校の話もマニアの話もテレビで仕入れた会話にしか思えなかった。
妻ならまだ少しは納得できるんですけどね(笑)。

漫画の様な演技をさせない映画でした。

過去を映像で出しすぎて、言葉で言わせすぎでした。

最後の葬式も檀家の寺が町にあるのに、どこに連れて行こうとしていたのだろうか?
感動の演出だろうと思いました(笑)。

仕事をいい加減にする人が好かれる時代ですから、こんな映画が出来たのかも知れませんね(笑)。
古い人間には、つらい時代になったって事ですね。

普通に見える映画なので、普通に見てください(笑)。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011/04/23 07:44:28 PM
コメント(0) | コメントを書く
[テレビで見た感想] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: