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October 21, 2011
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カテゴリ: 株式投資関連
■東証1部の傾向

本日の日経平均は、方向感が乏しく、小幅安で取引を終了しました。

昨日のNY株式相場は、予想より強い10月フィラデルフィア連銀景況指数の
結果を好感する場面が見られた一方、23日の欧州連合(EU)首脳会議が
延期されるとの懸念から売りに転じるなど神経質な動きがありました。
午後に入ると、欧州危機解決への期待感から、引けにかけて前日比プラスに転じました。

欧州問題で一進一退した米国株の流れをひきつぎ、日経平均は、方向感に乏しく、
前日終値近辺でスタートしました。10月米フィラデルフィア連銀景況指数が半年ぶりの高水準となったことを好感し、機械、電気機器などの輸出関連の一角が上昇しました。

10時を過ぎても、寄り付きと同水準でもみ合いがつづき、日経平均は、


後場寄り付き後の日経平均は、前場よりも下げ幅を縮小してのスタートとなりました。

中国・上海などアジア株式相場の一部が軟調なことからやや売りが優勢となり、
前場安値を下回る-28円の8653円まで下げる場面がありました。

翌週にEUの首脳会議が予定されていること、また来週から企業の決算発表が
本格化することから、様子見ムードが拡がりました。

結局、日経平均は、前日比-3円の8678円で取引を終了しました。

業種別では、タイの洪水被害による日系企業に対する保険金支払いリスクへの
懸念が強まり、損保株は軒並み一段安となりました。
東京海上HDは、一時前日比-6%まで下げ、上場来安値を更新しています。

個別株では、ツガミの上昇が目立ちました。タイの洪水被害の影響から、
HDD分野向けの工作機械に強みを持つ同社の対応需要が増えるとの

同様の思惑から、牧野フライスやオークマも5%を超えて上昇しています。

一方、前日に上方修正を発表したタツタ電線ですが、材料出尽くし感から
-6%を超える下げとなっています。

■業種別動向
業種別で見ると、33業種中7業種がプラス、26業種がマイナスとなりました。


マザーズ指数は-1.70%、日経ジャスダック平均は-0.24%となりました。

■為替
1ドル=76円72-75銭、1ユーロ=105円80-84銭となっています。

■アジア市場の動き
上海市場は-0.11%、香港市場は+0.20%となっています。

■国内指標
1.日経平均
日経平均 (前日比):¥8,678.89(-3.26)
日経JASDAQ (前日比):¥1,162.67(-2.66)
マザーズ (前日比):¥390.20 (-6.75)

2.上昇した業種(東証1部)
第1位 電気機器
第2位 機械
第3位 ガラス土石
第4位 その他製品
第5位 証券

3.下落した業種(東証1部)
第1位 保険
第2位 ゴム製品
第3位 卸売
第4位 水産農林
第5位 空運

4.騰落レシオ
東証1部 値上がり銘柄数:628
値下がり銘柄数:847
騰落レシオ(25日)%:91.73

東証2部 値上がり銘柄数:105
値下がり銘柄数:137
騰落レシオ(25日)%:93.29

大証1部 値上がり銘柄数:32
値下がり銘柄数:38
騰落レシオ(25日)%:87.9

大証2部 値上がり銘柄数:45
値下がり銘柄数:38
騰落レシオ(25日)%:89.92

JASDAQ 値上がり銘柄数:236
値下がり銘柄数:320
騰落レシオ(25日)%:90.43

マザーズ 値上がり銘柄数:51
値下がり銘柄数:90
騰落レシオ(25日)%:83.59



■明日の戦略:来週も薄商いのなか弱含みの展開が続く
日経平均は目前に迫った25日移動平均(8654円)や、節目の8500円を割り込むと、
年初来圏まで調整する可能性もあるでしょう。
外部環境に好転の兆候がみられたとしても、10月限SQ値(8799円42銭)あたりで
戻り待ちの売りが膨らむとみられ、上値は重そうです。
足元で株式市場の地盤沈下が進んでおり、連日で日経平均の日中値幅は100円未満、
東証1部の売買代金は9000億円割れとなる等、市場エネルギーは乏しいです。
 日足陰線が続いている事からも、買い戻し以外の買い手が不在な状況が伺えます。
 又、オリンパス問題も影を落としそうだ。同社株は持ち株比率から、
外国人投資家に高い評価を受けていたと思われたが、今回の混乱で日本企業全般の
ガバナンスが問題視されるリスクが生じつつあり、問題が長引けば外国人投資家の
日本株離れに拍車をかけかねないといえるでしょう。

 国内では、3月期決算企業の中間決算発表が本格化します。
 上半期は震災の影響で苦戦しながらも、サプライチェーンの回復等を背景に
下期V字回復を見込む企業が多いと思われますが、足元の金融市場の混乱、タイの洪水、
想定以上の円高などが業績の重しになりそう。決算発表と同時に通期見通しの
下方修正を余儀なくされるケースが多くなるとみられ、業績への警戒感が
強まりそうです。海外では、欧州債務問題に神経質な展開が続きそうです。
 独メルケル首相と仏サルコジ大統領は、23日のEU首脳会議でユーロ圏債務危機に
対する包括的な解決策の詳細について協議する見通しですが、その日に決定を
下す事はなく、26日迄に開かれる2回目の会議まで結論を持ち越す方針としています。
 事前報道では欧州金融安定基金(EFSF)の拡充を検討しているもようですが、
基金の規模を2500億ユーロ→4400億ユーロに引き上げたばかりで、
その際もスロバキアが一度否定したほか、再拡充をしないことを前提に
渋々承認・可決したケースがあっただけに難航が予想されます。中国では、
上海総合指数が2年7カ月ぶりの安値に沈んでおり、景気減速懸念が
強まりそうです。米国では、主要企業の決算、重要なマクロ指標の発表等が
相場のカギとなりそうです。

最後迄ご覧頂き有難うございました。
投資は自己責任でお願いします。
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Last updated  October 23, 2011 05:09:41 PM


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