猫背でも胸をはって、泥臭くとも前向きに生きるやすきゅんの独り言

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2005/07/18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
だいぶ過去の話になるが、映画『コンスタンティン』をみた。


熱心な宗教家でないと、すこし理解に難しい内容なのかもしれないが

キリスト教徒の主人公は子供の頃に自殺をはかった。
神から与えられた命を自らの手で絶つという行為が、宗教的には罪だというらしく
自殺をはかった主人公は、その時点で地獄行きが確定されていた。


しかし、地獄へいきたくない主人公
自分の生まれ持った能力を最大限に活用し、霊的現象で苦しむひとたちを救うべく
エクソシストとして活動し、天国行きの権利を得ようとしていた。


天国と地獄がどんなものかがよくわからない。




自分なりに、いろいろと困難な人生を歩んできたつもりだが
もっともっと、言葉にできない苦しみの中で生きている人がまだたくさんいる。

『自分の人生にくらべたら、あんたの苦悩なんかはちっぽけなもんだよ』

そう鼻で笑われるかもしれない。



罪の意識があるからこそ、善行をしようという気持ちが起こる。

ひとにほどこしをしようという気持ちのない人間は、苦労をしてない証拠だと思う。


ストレス発散と称してホームレスを殺害する青少年たち。

国民の血税をふところに抱え込んで豪遊する国家公務員。


悪いことを、悪いと認識できないあわれな彼等は、意思を持たない昆虫レベルです。


でも、そんな彼等にも、神は御慈悲のこころで接してくれるらしい

芥川龍之介の『蜘蛛の糸』では、窃盗と虐殺をくりかえしたカンダタが


結局のところ、カンダタは自分だけが助かろうとしたため、地獄へ逆戻りするのだが
おなじ状況におかれた場合、人間だれしもがそうするであろう。

なによりも自分がかわいいのだから。


ドラマや映画によくあるが、これが家族であったり最愛の人だとすこし変わってくる。



究極の選択を求められていないにもかかわらず、自己犠牲を声高らかにする人間



ぼくも人助けはしたい。それは自分の存在意義が認められるから。

でも、そのためには自分自身が豊かにならなければいけない。


キリスト様のように、自分の空腹を我慢してまで他人にほどこすことはできない。



ぼくは偽善者なので、きれいごとを言わず正直に生きていきたいと思う。





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Last updated  2005/07/18 05:52:22 AM
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