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「もう余震も収まるのかな。」と思っていたのに、未だ続
いていますね。
大地震を起こしたプレートの影響を受けた断層による局地
的地震は、今後も未だ起こる可能性があるそうです。
被災地でなくても、関東近辺に住む子供達は大地震のあの
大きな揺れを経験しています。
中には、ちょっとした揺れにも恐怖を感じるPTSDに近い症
状を内蔵してしまったお子さんもあるかもしれません。
特に普段から緊張し易いお子さんにはその可能性がありま
す。
表面にはその気持ちを出せないお子さんもいます。
そんな 地震に出会ったお子さんへの今後の対応は
どうしたら良い
のでしょう?
口頭だけでなく体を通して教えてあげる事が大切です。
「言われなくてもやっているよ。」と思う方も多いと思い
ますが、一応どうすれば良いのか、という例を挙げておき
ますね。
先ず
、「大きく揺れた時はね…」と、落ちてきたり倒れてきたりするものが無い所へ手を引いて連れて行ったり、机
の下へ隠れたりした後、その理由を伝えます。
幼いから分からない、と思う方もあるかもしれません。
でも、こんな時の教えは、小さくても潜在意識の中に入り
易いので、今は理解できなくても後で思い出して分かった
りしますので、親からの教えとして宝物になる可能性があ
ります。
なので、実際に揺れを感じた時は、上記の事をしながら「
大丈夫。どんな時もどんな事があっても、あなたは必ず守
るから。」としっかり抱きしめてあげて下さい。
そして、ゆっくりとした腹式呼吸(深呼吸)をすると落ち
着いて、不安感が弱まります。
この腹式呼吸は大人にも効果的なので、お試し下さい。
鼻から下腹部(丹田)に向かって、お腹にある風船を膨ら
ます様なイメージで吸って、口からゆっくり吐きます。
吸う息より吐く息を長くします。
不安感が少ないと、人は落ち着いて行動できます。
不安感があると、不必要にパニックになり易く、適切な行
動が出来難くなります。
先ず、親御さんが落ち着いて行動する人としてのモデルに
なってあげて下さいね。
次回からは、イメージ法や腹式呼吸の詳しいやり方、から
だの動きを使ったリラックス法等を書いていきますね。
少しでも皆さんのからだとこころが楽になって頂けるお手
伝いを出来たら嬉しいです。
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東日本大地震が発生した時・・・ 2011年03月27日