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2004.01.14
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カテゴリ: よっさん徒然草
この間、お昼から出先で仕事、という日があった。

移動は徒歩。所要時間は10分くらいだろうか。ま、10分前に着けばいいっか、と思い、20分前に職場を後にした。

途中、近道しようと、病院の駐車場横断、公園つっきりコースを選択し、その大きな駐車場の中程まで来た時。

無人の車が、
エンジンをかけたまま、
ドア開放で停まっていた。

そこからは「いかにも貴重品が入ってますよ!」と言わんばかりのポーチがでーん!っと鎮座ましましている姿がまる見えだった。

おいおい、不用心だなー。

でも、エンジンかかってるし、すぐ帰ってくるだろ。
しかし、それまでに怪しい人が来たら・・・
・・・・・どうしたらいいんだー。

考えること約18.3秒。
・・・結果、しばらく様子を見守ることにした。

しかし、すぐ帰ってくるだろうという予想は見事に外れ、なかなか車の主は現れない。
折しも寒波押し寄せた初日、身を切るような冷たい風に吹かれながら、私は張り込み中の銭形警部よろしく駐車場の隅の電柱の陰に身を寄せた。

いかん、タイムリミットだ、もう行かなければ・・・・。
その時であった。
隣接のトイレから車の主たるコワモテのおじちゃんが現れたのは。
いわゆるパンチパーマにあばた顔、赤黒のお世辞にも趣味がいいとは言えないセーター、首元には金色のネックレス。絵に描いたようなコワイ人。



ううううう。
逃げるべきか。
いやいや、何にもしてないじゃないか。
でも、見張ってたなんて言って信じてくれるか?

どうしよう、どうしよう・・。



「なあ、にーちゃん。ティッシュもってへんか?」

は?
新手のティッシュ強盗かなんかか・・・?

「あこのトイレットペーパー濡れてんねん。」

へ?

私は持ってなかったので、
「持ってないですけど・・・」と答え、私もよく使うところなので思い出して、
「あ、隅のほうにいくつか置いてあると思いますけど・・」
というと、

「ほー、そうけ。ありがと。」

と言ってトイレへ戻っていった。

ビビリきった私はすっかり憔悴、昼からの仕事場へ早足で向かったが、
「おっちゃん、あのとき、おしりにブツをべったりつけたまま車に戻ろうとしたんだろうか」
ということばかりが頭の中をめぐっていた。

「金のうんこ」赤ザブトン付 「金のうんこ」赤ザブトン付





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Last updated  2004.01.16 17:22:44
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