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男はいつまでたっても子ども時代の本質を、身体のどこかに内蔵しているか引きずっている。
いわゆる遊びごころとか、またはセンチメンタリズムなどと言われるものだ。どちらにしたって大の大人とは相容れない。男のロマンスだと抗弁するヤツもいるが、要するに勘定の合わないことを平気でやってしまうのである。
これが女性たちには不思議でならないらしい。どうしてめしのタネにもならないような馬鹿げたことにうつつを抜かしたり、飲食を忘れてまで熱中してしまうのか。途方もない大金をはたいて、がらくたに類する物品を買い込んできたりするのか。リアリストであり、家計を守らなければならない彼女たちは、だから途方にくれる。ま、長年にわたって夫のたわけた行為に悩まされ続けられているうちに、あきらめ切ってしまって許してしまう寛大な女性も居ないではない。だが大方は目じりをつり上げて烈火のごとく怒ったり、ひどい場合には離婚にまで行ってしまうのもある。だからといって男の愚行?がそれで収まるかというとそうでもない。やっぱり止まらないのである。先にも書いたとおり、男とは本来そういう生き物だから。