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烏 なぜなくの 烏は 山に
可愛7つの 子があるからよ
可愛 可愛と 烏はなくの
可愛 可愛と なくんだよ
漂泊の詩人 野口雨情は話題に事欠くことは無かった。1882年(明治15年)5月茨城県多賀郡磯原(現在の北茨城市)で生まれた。太平洋が望める磯辺の町、海あり、山あり小川あり、とのぞかな都市また風光明媚
ときの水戸光圀がここ磯原港に観海亭という休憩所を作りよく遊んだといわれ、その観海亭の一部が今も残る野口雨情の生家であるといわれている。
(中略)
代表作に、七つの子・十五夜お月さん・赤い靴・あの町この町・証城寺の狸ばやし・青い眼の人形・雨降りお月さん・波浮の港・船頭小唄等々がある。これらの詩にまつわる詩碑は北海道から鹿児島まで約110基
(中略)数々の詩をつくりながら北は樺太、北海道から南は鹿児島まで日本各地を旅し、晩年は、宇都宮市に疎開し、太平洋戦争激化の中、昭和20年1月、61歳の生涯を閉じたのである。
遠慮なければ近憂なし(論語)
中国文学者 丹羽準兵
「遠慮」とは、気兼ねのことではなく文字通り遠き慮り、つまり先々を見通した心配りのこと。
遠いところまで見通して対策をしておかないと、近いところで足をすくわれることになる、というのである。
目先のことにとらわれがちになるのは人間の通弊、とりわけ順調な状況にあるときほど、将来への心配りはおろそかになりやすい。個人に限らず、組織にも同じことがいえるが、では、どのへんまで見通しを立てておくべきか、2年3年先か5年先か、あるいは20年30年後といった遠い将来か、その判断もまた難しい。