運キャラyodakaの隠居生活

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2005/11/06
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カテゴリ: その他(RSの事
 暗く、涼しい洞窟を、頼りなく歩いていた。目を凝らして前を見ても、道は緩やかなカーブになっていて、どこまで続いているのか判然としない。ところどころ上の岩肌から水が滴り、足元が濡れて滑った。

 灯りはどこにも見えないのに、月夜ぐらいにはぼうっと明るい。時折雫が頬を打ち、なんだか淋しい気持にさせられた。

 私は何かをするためにここへ来たように思われた。けれども俄かには思い出せず、ここがどこだか辺りを見回しても一向に判然としなかった。

 しばらく歩くと、俄かに前方が明るくなった。何か明かりを燈しているらしい。私は人恋しい気持ちに吸い寄せられるように、少し急ぎ足で向かった。

 すると広場みたいな所に出ていた。
 広場の真ん中には石で出来た大きな机のようなものがあり、その上に男が一人座っていた。どこかで一度口をきいたことのある半知りの人のように思えたが、どこで会ったのかは一考に思い出せない。

 男は目を真っ赤に充血させ、瞬きもせずに正面を見つめていた。男の見るほうには見上げるぐらいに高い、奇妙な顔をした石像が立っている。その両側には松明が静かに燃えていた。遠くから見るととても明るく見えたのに、松明は燻っているのか、ほのかに明滅を繰り返すだけだった。

 そんな光景を漠然と見ていたら、男が私に気が付いて話しかけてきた。
 ここ使うかい?僕はもう終わったから。そう言われると、そんな事をする予定だったのかもしれないと思われた。



 石の机は今まで男が座っていたためか、生暖かく湿っている。正面には奇妙な石像。これから何をすればいいのだろうかといぶかしんだ。

 私が座ると、男は足早に立ち去っていった。私はどうしてよいのかわからず、正面の石像をしげしげと見つめた。

 石像は、身体の割に顔が大きく、一見して不格好な様子と感じた。特に口は耳の辺りまで裂けていて、今にもぱっくりと開いて、真っ赤な舌をべろべろと垂らしそうに思われた。表面は滑らかに松明の光を反射していた。時折、炎が弱弱しく揺らいで、石像の顔に怒ったような笑ったような陰影を落とした。

 それにしても、と思う。これから何をすればいいのだろう、いつ終わるのだろう。男に尋ねればよかったと思ったが、立ち去った方を見ても後ろ姿は見えなかった。

 困った事になった。そう思った時、俄かに石を引きずるような重たい音が耳を叩いた。

 あまりに突然の事に目を見開いて音を見た。すると心持ち、石像が前に動いているように思われた。

 こんな大きな物が勝手に動くはずが無い。そうは思ったけれど、正面の石像から目が離せなくなった。また動くんじゃないか、それとも気のせいだったんだろうか。狐に摘まれたような気分で、しばらく見つめていた。

 すると左腕がにわかに痒くなって来た。前方を見ながら、右手で掻いてみると、ゴマ粒みたいな触感が伝わって来た。

 吃驚して目をやると、蟻が列を成して這い上がってこようとしていた。私は暴れるように蟻を払い落とした。その石像から目を話した瞬間、また重く引き摺る音が響いた。

 水を浴びたようにハッとして石像を見た。確かに前進してきたと思われた。そして先程まで見えなかった口の中が微かに見えた。マグマのように赤い舌がべろべろと燃えていた。

 ここにいたら危険だ。そう思った私はここから立ち去ろうとした。しかし、身体が台から離れた途端、またも石像が音を立てて動いたように思った。


 石像を動かないように見つめながら思った。このままではいつか食べられてしまう。かといって逃げ出したとたんに背後から食べられてしまう。

 困った事になったと思ったけれど、どんなに考えを巡らせても、悲しい考えは止まらない。悔しいやら悲しいやら、どうしてこんな目に合わなくてはいけないのかと思うと、大粒の涙がハラハラと零れた。

 しかしどんなに憤慨しても、私はどうすることもできずに、目を赤く腫らしながら、石像を見続ける事しかできなかった。



こんばんにゃ。


寝覚めたあとで「ああ、ドレミダンジョンだ」と悟りました。いや、石像なんてありませんけど。

ゲームの夢見るなんて、私も相当廃人だろうと思いました。しかも悪夢て。
なので何となく書いてみました。全然、上手く書けませんでしたけど。

2005-11-24 14:43:24

そりゃ暗闇にもなります。

ではまた。





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Last updated  2005/11/24 02:44:49 PM
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