己を信じる

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Jan 21, 2011

テーマ：心のかたち、人のかたち(952)

カテゴリ：心

【江】

での信長の言葉が印象的でした。

己しか信じない。

ということ。

ドラマの中の言葉ですが、実際の信長も

そうだったのではないかな・・・。

と思います。

信長は神仏を信じないことで有名ですが、

元々の家系はお寺だったとか・・・

本当は、もっとも仏に関しては

深い心を持っていたのかもしれない。

それは、物質的な仏として奉るのではなく、

自分自身の中にいる内在神を

信長は見抜いていた気がします。

1571年、織田信長は

比叡山焼き討ちをして

多くの僧侶達を殺しました。

その時の比叡山では

仏教信仰の「聖地」とされていたが

堂塔も坊舎も荒れ果て、修行もせずに肉を喰らい、

女を抱くなどその山門僧侶の腐敗堕落ぶりは

明らかであったそうです。

それでも比叡山そのものは多くの人々にとっては

神聖不可侵の地として崇められていたのだそうです。

【神聖不可侵とは・・】神様がいる所なので立ち入り禁止

神に選ばれた人なのでいじめるな

そんな場所であるどころが、荒れ果てて

おまけに敵方ということもあってのこと。

神仏を一番近くで多くの民に伝えていた僧侶たちの

乱れ方には、神仏を信じることなんて

できなかったのだろう。

信長が、

己しか信じない

と言われていた気持ち

なんとなくわかる気がします。

※この画像カッコイイから使いました

また、これもドラマの中での会話ですが、

浅井長政のドクロで杯を上げた事を聞かされた

信長の姪であり長政の娘である、

お江は

その真相を信長に問いました。

信長は生前、敵味方であった相手方の

頭（こうべ）に金泥を塗り敬意を払い

丁重に奉った前でその頭を前にして一緒に

酒を酌み交わしたのだと言った。

頭（こうべ）で酒を酌み交わすという噂を

信じたければ信じればいい。

信じるも信じないもそなた次第だ。

他人の噂を信じるも

己を信じるも

好きにすればよい。

・・・と言っていた。

私自身も、ドラマの中の信長が言っていたように

己しか信じない

自分が信じられなければ、

誰も信じられない。

自分の心が感じたこと

冷静に自分自身と対話して気づいたこと

それを信じること・・・。

そう思いました。

私が神社仏閣を好んでしているのは

日本の歴史的由来である

神仏が祀られています。

歴史の中で比叡山のようなことも

あったところもあるかもしれません。

でも、自分がお参りをしたいと思ったなら、

それが私の内在神の声だから、

心から感謝して敬意をこめて

参りたいです。

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