さくらの　読みがたり＆創作などなどいろいろ　ダイアリー

学童クラブで読んだ本　２００４．１１～

　　　　　　　　　そのつもり　　荒井良二　さく　講談社

２冊とも私が大好きな作品。『そのつもり』では「ただおもってるだけかよ」と毒舌も。それでも？？？というような不思議な顔してよく聞いていた。そこがこの本のいいところだと私も思う。

１１月４日（木）　えんそくバス　中川ひろたか　作　村上康成　絵　童心社
　　　　　　　　　パトカーのピーすけ　
　　　　　　　　　　さがらあつこ　作　やぎゅうげんいちろう絵　福音館

１年生が遠足に行き、リュックサックを背負って帰ってきたので、児童館の図書室から借りて２冊読んだ。
２冊とも、「保育園のとき読んでもらった！」との声も多かったが気にせず読んだらまんざらでもなさそう。知っている本でもうれしいんだ。
パトカーのぴーすけは、だいが小さい頃に会ったおまわりさんを思い出させる作品。枯れ葉の中から出てくるピーすけ。この時期に読むのはぴったりの作品。

１１月８日（月）１１ぴきのねことへんなねこ　馬場のぼる　作　こぐま社

今日は、他の本を読もうと準備していたが急きょ短めのこの本に。このシリーズは子ども達にとても人気がある。

11月11日（木）あきいろのホネホネさん　にしむらあつこ　作
　　　　　　　こどものとも　年中向き　福音館

　　　　　　　バルボンさんとさくらさん　とよたかずひこ　作　アリス館

11月12日（金）ピカピカ　田畑精一　作　偕成社

「自転車しゃべるわけないじゃん」という声もあったけれど、お話が進むに連れて真剣に聞いていた子が多かった。おっぱいを飲んでいる生まれたばかりのあかちゃんに小さい声で「きもいよ」といったＳくん、でも一番前でかぶりつきで真剣に聞いてくれていたのを見ていたので、照れくさかったのかなと思った。
田畑さんの作品は、劇のような、演出があって、子ども達をひきつける。

11月15日（月）やまなしもぎ　平野　直　再話　太田大八　画　福音館

昔話をはじめて読んでみた。本を出すと「知ってる！」の声「保育園のとき読んでもらった！」得意げに話す。最初ザワザワしていたのに、話が進むに連れて静かになる。「げろリ」と沼の主が「一郎」「二郎」を呑みこんだというところは真剣。
繰り返しの「いけっちゃ　かさかさ」「いくなっちゃ　がさがさ」などのささの声などには、繰り返しに茶々を入れることもなかった。昔話の不思議な力を読んでいて感じた。

11月19日（金）なぞなぞのだいすきなおうさま　
　　　　　　　　　　　　中村翔子　作　はたこうしろう　絵　すずき出版

表紙の絵から、しりとりになっていて、みんなで言いあてて楽しんだ。
アスパラの次は・・「ラーメン！」と言い当てた子がいてびっくり！
みんなで楽しんでくれた。
さすが、コマ先生のお薦めの本！

11月22日（月）あたまにかきのき　小沢正　文　田島征三　絵　教育画劇

Sちゃんが学校の図書館で借りた本。学童に来るとすぐに私に見せてくれたので「読んでいい？」と聞くと、「読んで」といってくれたので、読んだ。「酔いざましにはかきがいいらしい・・」読んでいておもしろかった。子ども達は絵にも注目。
かきのきからきのこ、いけ・・とそのたびに「わーっ」と大騒ぎ。

11月25日（木）

あら　あら　内田麟太郎　作　川端理絵　絵　こどものくに　たんぽぽ版　
　　　　　　　　　　　　７月号　2002年　すずき出版

「あら　あら　あら　あら　おおはずれ」のところを読むと、そのあとに繰り返して真似した。「ありえねー」と言いながらも楽しんでいた。

さんぞうほうしのかえりみち　せなけいこ　作　すずき出版
3年生が今週末の学芸会で、「孫悟空」をするとのことで、さんぞうほうしはRちゃん、ちょはっかいはSちゃんが演じるとのことで、出てくる絵本があったら読んでほしいとリクエストされていた。『西遊記』（講談社）は持っていったけれど、読み語りする本ではないので、他にはないと思っていたら、我が家の本棚にこの本があったのをみつけ、読んでみた。
Sちゃんは「さんにんのなまえは　そんごくう　ちょはっかい　さごじょう。」というところを読むと、「ちょはっかい」のところで、「私！私！」と自分を指差してアピールした。帰るときには「この本ちょうだい！」とまで言っていた。ほんとうはあげたい位だけれど、Sちゃんにだけあげるわけにはいかないので、あげられなかった。（Sちゃん、ごめんね。）

11月30日（火）まねっこ　内田麟太郎　作　はたよしこ　絵　
　　　　　　　こどものくにチューリップ版　3月号　2003年　すずき出版

　　　　　　　どんなにきみがすきだかあててごらん

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