この本だいすきの会２０周年
記念誌を発行しました。その際の原稿です。（２００４、４、２更新）
「たくさんの励ましにささえられて」
私が、この本だいすきの会に入会してから、５年半になります。
この５年間に、子ども達はどんどん成長し、今年４月には、長男は小４、二男は
小１になりました。
読み語りする絵本や子どもの本は、お父さんまで巻き込んで家族の共通の話題に
なり、わが家の生活の一部になりました。私は、読み語りという行為によって私自
身が励まされ、子育ての励ましになってきたことを実感してきましたが、それだけ
では、私の子育ての不安や悩みの壁を乗り越えていく力がなかったような気がしま
す。「こんな母親でよかったのか」と自答自問し落ちこんでいるときに、この本だ
いすきの会の支部仲間、たくさんの先輩、同じような不安をもつ友人からの励まし
がありました。
人は人によって励まされ、人によって支えられることを再確認させてくれたのが
この本だいすきの会だったと思います。
たくさんの絵本や子どもの本が人によって届くことで、子ども達は人とのつなが
りの大切さを感じているのかもしれません。
これからも、人との出会いを大切に、励まされるだけではなく、励ます側に成長
していけたらと思っています。
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