与乃登のご祈祷日記

与乃登のご祈祷日記

2007年09月22日
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この前のお話の続きです。

若い女性が病気の父親の事で相談に来られました。
与乃登は家にある大量のお札や動物のはく製などの処分の指示を出した。

程なくして女性が病気の父親の祈祷に来られました。

与乃登「お父様の具合は如何ですか?」

女性 「おかげさまで幾分ましになってきました。」

与乃登「そうですか、それは良かった。では、ご祈祷に入りましょう。」

与乃登は早速神前に座って父親の住む家を霊視した。

なるほど。

しかも、評判の良くない札付きだ。

あぁ、かわいそうに病気の老人達が乳母捨て山のように此処に入院していたのか。
女性が聞いてきた近所の病人というのもすべてこの病院の跡地に立てられた開発住宅か。

与乃登は祟っている亡くなった病人達を呼び出した。

与乃登「お疲れ様でした。つらかったでしょう、寂しかったことでしょう。」

病気で孤独死した老人達はじっと与乃登を見ていた。

与乃登「今から、あなた方を苦しみのない、暖かな場所にお連れします。聞いていてください。」

御霊鎮めと御霊なごめの祝詞が奏上された。
やがて、龍神が呼ばれ、天津御船が用意された。

与乃登「さぁ、どうぞ、お乗りください。行くべき所までお連れ致しましょう。」

老人達は皆、船に乗り込んだ。

風がさぁーと吹き抜けていった。

与乃登「さぁ、これでいいでしょう。」

女性は泣いていた。

与乃登「どうされました。」

女性 「なんだか知らないんですけど、泣けて泣けて。」



女性 「はい、聞いていました。なんだか評判の良くない病院だったみたいで、つぶれたそうです。」

与乃登「そこは老人病院だったみたいですね。家族に見捨てられた人も多くいたみたいで、今、皆さんをお送りしました。」

女性 「そんな気がしていました。父親も同じような年齢ですから、人ごとではないですね。」

与乃登「もう、お父様の病気も大丈夫でしょう。回復に向かうと思いますよ。」

女性 「そうですね。そんな気がしてきました。」

女性は帰っていった。
それから父親の病気も回復されたと聞く。

病気の老人達にとっては、最後の時を家族と暮らさないのが何よりつらいことだろう。
今は、最後の時を家で過ごせない。
ましてや、家族から見捨てられてはあの世に行くに行けないことだろう。

与乃登(よのと)の神霊心療室
http://yonoto.com/








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最終更新日  2007年09月22日 14時24分21秒
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