2007.07.13
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カテゴリ: 詩・小説
 ― 自由なんて何もなかった ―

『げほっ・・・』

『―――!!誰か、救急車を、この子を助けて下さい!!』

ぶれる視界一面に真っ赤な華が咲いた。
それは私から溢れる真っ赤な華。
私を支える手はカタカタと震え、声は泣きそうに歪んでいた。

どうして私は、こんなに迷惑をかけてばかりいるんだろう。

近くで、救急車のサイレンの音がした。

バタンッ



『これは、危険な状態だ』

別に死への恐怖なんてあったわけじゃなくて、ただ迷惑を掛けたくなかっただけ。
ごめんね、お母さん。

+++

「神崎、今回のテストも学年一位だったぞ」

「本当ですか?うわぁ、嬉しいです」

「次も頑張れよ」

「はい」

初めまして、私は神崎優流(カンザキ スグル)と言います。
私の通うこの学校は由緒正しい学校だそうです。
名家に暮らす生徒ばかりがこの学校にはいるそうです。


お母さんも、きっと喜んでくれますね。

「神崎さん、一緒に帰ってもよろしい?」

「あ、大谷さん。ええ、どうぞ」

「貴女とご一緒出来るなんて光栄だわ」

「そんな・・・、私も大谷さんと一緒に帰れて嬉しいです」


いつも私に声を掛けてくれます。ただ、彼女についてあまり良い噂は聞きませんけど。
それでも、私にとっては心のおける方なんです。

「神崎さんは今回のテストも一位だったんですって?」

「はい。私にはこれだけしか取りえが無いので本当に嬉しいです」

「勉強だけって・・・。そんなこと有りませんわ。」

「?」

「貴女は色んな方に愛されているじゃありませんか。それも一種の取りえだと私は思いますけれど?」

「大谷さん・・・。あの有難う御座います」

「ふふっ。ああ、ではまた明日学校でお会いしましょう。ごきげんよう」

「さようなら」

色んな人に愛されている?

本当にそうでしょうか?私にはそう思えません。
いくら私の傍に多くの人がいるからといっても、本当に私を理解してくれる方なんてこれっぽっちもいません。
理解してくれない人がいても楽しくなんかないんです。

そう思う私は、我儘でしょうか。自分勝手だと思うでしょうか。
確かに、私の周りには多くの人が来てくれます。話していて楽しいと思うときもあります。
けれど、でも私は独りなんです。

ただ1人の理解者も今はいません。もう逢う事も出来ない遠いところに行ってしまったんです。
その日から私は何かを忘れてしまったんです。

どうしたら、このぽっかりと開いた穴は塞がってくれるのでしょうか?

【続く・・・】

◆◆◆

はい、新連載スタートです。
つか、この主人公何気にネガティブですね。
まぁ、必ずしも人は多かれ少なかれ闇を抱えてるってことです。
この子は全面的にそれが出ていますが。
今回は、ほんの少し嗜好を変えて、何か日記形式っぽく。
一回やってみたかったんです(楽しそうだな、おい)

今日は、検定がありましたよ、HACCPとかいう。
あれもうダメです。終わりましたよ。
ついでに明日も検定があるんですが、無理だ。
今日返ってきたテストを見て再確認しました。
もーいーよ!!(投げやり!!)

あ、嬉しかったことと言えば受験番号が69だったことです。
これって骸さんだよね!!って1人で興奮してました(笑)
あっはは、パイナップルの神様降臨!!てな感じでひゃっほーい!!(完全に痛い子だな)

では、あでゅ(文脈がもう可笑しい)





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最終更新日  2007.07.13 19:59:52
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