2007.08.01
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カテゴリ: 詩・小説
その頃、お城に残ったグレーテルは退屈そうに庭園を歩いていました。
もちろん、王子様と一緒にです。
あまり歩くことがないのかゆっくりと亀のように歩く王子様に嫌気を感じながら、グレーテルもゆっくり歩きます。

「あ、マリーゴールド!!」

ふと視界に入って来たのは、オレンジに近い色をした花。
グレーテルはそっと、その儚い花弁に触れます。
兄も、この花が好きだったな・・・。
王子様にばれない様、こっそりと微笑みかけました。

「(お兄様・・・どうしてるんだろう)」


不安に駆られても仕方ありません。
哀しそうに視線を伏せて今は仕事で忙しい思いをしている兄に思いを寄せます。
それを、面白くないと感じている人物が1人・・・。

「(やはり、兄がいないとだめか・・・。中々思うように事が運ばないな)」

王子様です。
実は先程から何度か話し掛けているのですが、存在自体気付かれていないようです。
今も、グレーテルは花と向き合って、兄のことを考えています。
王子にとってそれは、途轍もなく腹立たしく、面白くないのでした。

「グレーテル、兄を呼び戻す・・・か?」

「・・・(お兄様・・・)。私が、残ると言ったのだから・・・」

「////!?(何だこの心臓の高鳴りは!!?)」


知らずの内に幾分か顔も赤くなっていました。

「・・・逢いたいな」

小声で、けれども王子には届くくらいの大きさで、グレーテルは呟きました。
王子はその一言に顔を顰めました。

「グレーテル!!」



「兄など忘れてしまえ」

強引に手を引き、庭園を後にしようとしました。
けれど、突然現れた人物により、その先に進めなくなってしまいました。

「なん「ちょっと、僕のグレーテルに何してるの?触るなって言ったよね?」

「!?」

「しかも何、今の台詞。まるで僕が死んじゃったみたいじゃない」

突然現れた人物とは・・・?

「お兄様!!」

ヘンゼルでした。
王子を見ているだけで射殺せそうな眼光とは打って変わった蕩ける様な笑顔で妹を見ます。

「グレーテル、迎えに来たよ」

「・・・はいっ」

ああ、もう兄妹は二人の世界に旅立ってしまいました。
王子なんてそっちのけです。

こうしてヘンゼルと王子、グレーテルを巡って第2ラウンド開始のゴングが鳴ったのでした。

◆◆◆

あれ?
何か昼ドラ風になりつつありますね。
つか、危ないですね、兄妹。
シスコンとかそういうの軽く越えてる気がしてなりません。

ちょっと、ヘンゼルの台詞が雲雀さんっぽくなった・・・?
あ、全国の雲雀さんファンの方、申し訳御座いません。
決して変な意味ではないです(何かもう必死)

そういえば、8月入りましたね。
あと、数週間で誕生日になりますよ。
ああ、また年取るんだぁ・・・。
また自分でケーキ買って一人でお祝いするんですよ、きっと(え)

で、今日は8月1日ですね。
よく見たら、パインの日ってなってました。
これは、もしや・・・。

む・・・骸さんの為の日!!?

早く、この人活躍しないかなぁ・・・(あ、逝っちゃった)

では、あでゅ。





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最終更新日  2007.08.01 23:10:23
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