2007.08.07
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カテゴリ: 詩・小説
 ― こんな弱い自分は嫌なのに ―

気付くとお母さんが泣いてて、お父さんは苦しそうに顔を歪めてた。
何でだろう?
私は飛び起きて、お母さんに大丈夫だよって言おうとした。
なのに、

「っ・・・・・ぁ?」

声が出なかった。
その瞬間、思い出した。
お母さんと、お父さんの誕生日プレゼントを買いに行った帰りに胸が急に苦しくなって、倒れたのを。

どうして倒れたかなんて憶えてはいないけれど。

「優流、目が覚めたのね・・・」

「優流、気分はどうだ?」

心配そうに、でも安心したかのように問い掛けてくる両親の優しさがすごく嬉しかった。
だから、そっと頷くと両親は笑ってくれた。

「何か、飲むか?」

いらない。
首を横に振る。
本当は話をしたいのに、出来ないもどかしさがあった。

「失礼します。ああ、目が覚めたんですね」

「先生!有難う御座います」



お父さんがいち早く私の異変に気付いた。
きっと、私の顔は今にも泣き出しそうになってたに違いない。
私は首元を押さえて、小さく首を横に振った。

先生に宛てて。

「(先生、私声が出ないの。お願い、助けて!!)」



気付いて、くれた。
私と先生はすぐに診察室へ向かって、そこでほんの少し筆談をした。
その後、すぐに手術が行われて、喉に補助の声帯を入れてもらった。
声が出るようになるまでの、ほんの少しの間だけ。
また、話を出来るようになった。
でも、前みたいにはいかなかった。

「せ、んせ・・・ありがとう」

「あまり、無理はしないようにね。また手術をしてもっと話せるようにしてあげるから」

まだ、体力が戻っていないから大掛かりな手術が出来ないらしい。
声の他にも、私は多くのものを失った。
それらを一斉に治していくと先生は言ってた。

誰かに頼るのは、嫌だった。
まるで私は、弱いんだと言われてるみたいで怖かったから―――――――。

◆◆◆

一応、番外っていうか過去編です。
一話振り出し、というか五話裏話というか・・・。
昔は普通に話してました。変わったのはある日を境にしてます。
それはまた、本編か○.5話で明かそうかと思います。
謎を謎のままにしないように、頑張ります。


今日は、花火大会があるのですよ。
私の家からは近いので左程歩く必要もないのですが、何分混むので途中まで車で行きます。
今回もまた家族で行きます。
お金出さなくて済むので、嬉しい限りですね。
知っている人に会わない事を祈ります。

うん、会いたくないもん(特にクラスで苦手とする人たちとか)

あ、そういえば創作意欲がほんの少し戻ってきました。
この調子でやり通します、これから。
では、あでゅ。





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最終更新日  2007.08.07 14:01:20
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