フリーページ

2004年10月27日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
この際言わせてもらうが、JR中央線、あいつは何かこう、よからぬたくらみを持っているに違いない、実に油断のならない奴だ。

毎日毎日、朝早くから夜遅くまで、一応はマジメに働いているふりをしてはいるが、そんなものはタテマエに過ぎない。

奴の裏側にどす黒い心が潜んでいることくらい、ワタクシにかかればお見通しなのである。


今日はこの場をお借りして、卑劣極まりない奴の行状を告発したいと思う。


まず、何と言っても停車駅の問題を避けては通れまい。

ご存知の通り、御茶ノ水から三鷹の区間で、中央線は総武線と重なった路線を運行しているわけだが、
その区間において総武線が全ての駅に停車しているのに対し、中央線は適当に規模の大きな駅にのみ停車している。

そもそも同じ区間で各駅停車と快速の路線名が違うなんてことが、まかり通っていいものだろうか?


中央線の奴は、ごく軽い気持ちで


 あとはお前、頼むよ。あんまり止まりたくないんだよね。
 面倒くさいしさー」

くらいのことを言ったに違いない。

本来、JRの各路線は対等の関係にあるはずである。

どの線が上、などという考えはあってはならないはずだ。


それを、これでは総武線は実質中央線の下請けではないか。

ちょっと東京駅では1番線に入るからって、そういう思い上がりが許されていいわけがない。


通過駅の問題に関しては、かく言うワタクシも被害者の一人である。

ワタクシは、西荻窪に住んでいるのだ。

高円寺・阿佐ヶ谷と並んで、休日は中央線に通過されてしまう駅である。


バカにするなと言うのだ。




どうせワタクシ達利用者を混乱させ、間違わせようというつもりなのに決まっているではないか。



そのくせ、おいしい名誉だけは中央線が独り占めである。

不動産関連の広告などでは、しばしば「人気の中央線沿線」という言葉が出てくる。

中野から立川あたりの一帯をそう呼んでいるようなのだが、誰もこれを「総武線沿線」とは呼ばない。

住んでいる人だって、自分は人気の中央線沿線に住んでいる、と思って満足しているのだ。


「島唄」が大ヒットしたザ・ブームも「中央線」という歌を歌っているが、「総武線」という歌を歌ったアーティストは寡聞にして知らない。

いたらゴメンナサイ。

とにかく、カッコいいところには必ず中央線が顔を出す仕組みになっているのである。


そして、何より許し難いのは、中央線の野郎が下請けをやらせた総武線をアッサリ捨てていることだ。

三鷹あたりで、その黄色いボディも愛くるしい総武線に甘言をもって近づき、
首尾よくたらしこんだと思ったら、散々こき使って自分のやりたくない仕事を押し付けた挙句、
いざ彼女が千葉まで足を延ばしたいと言い出したら

「なんでオレがそんな田舎まで行かなきゃならねえんだよ。
 オレは東京に行くから、千葉行きたいなら勝手にしろ」

なんて、お前、それが男の言うことか!


まったく、こういう奴がいるから世の女性が苦しむのだ。

こういう奴がいるから善良な男までが「男なんて・・・」みたいに言われなければならないんだ。

こういう奴がいるからおれには彼女がいないんだ!!



・・・いや、失礼。

ついつい興奮してしまったが、とにかく事ほど左様に中央線という奴は油断がならないのである。


先日も新宿から西荻窪を目指して中央線に乗ったのだが、大変な目にあった。

その日は休日だったので、荻窪で総武線に乗り換えなければならなかった。

不幸にしてワタクシはその時、ヘッドフォンステレオを聴いていたため、状況把握が遅れてしまっていた。



・・・ふと気づくと、新宿を出てからずいぶん長い間、止まっていないような気がする。

不安になって窓の外を見ると、どうも阿佐ヶ谷付近と思われた。

「中野、止まったっけ・・・」

そうなのである。

ワタクシが乗ったのは中央特快(しかもよりタチの悪い新宿発)だったのだ。

そして、そんなものの存在を当時のワタクシは(ああ、神様!)露ほども知らなかったのだ!


電車は荻窪を通過した。

「あ、え・・・で・・・その・・・」

声も出ない。もちろn西荻窪も通過。


そして、ワタクシにとって本当に衝撃的な事件が、次の駅で起こった。

なんと、こともあろうに、吉祥寺駅をすら、電車は通過したではないか!


中野もそうだが、吉祥寺を通過する電車など存在しない、というのが、当時のワタクシの中央線認識だったのだ。

全然間違ってるけど。

「もしかして、これは特急あずさか何かなのか?
 いや、でも、確かにオレンジ色の電車だった・・・。
 わからん・・・。
 いや、それより、おれは一体どこまで連れて行かれるんだ?
 まさか、長野県とかまで止まらないなんてことは・・・」

しかし意外にも電車は次の三鷹駅で停車、とるものもとりあえず、転がるように電車を降りるワタクシであった。

久しぶりに、たかが電車で必死になってしまった。
まだちょっとドキドキしている。

そんなに遠くまで運ばれてしまわなかったのは、不幸中の幸いであったが、
それにしても憎むべきは中央特快である。

別に走らせるなとは言わない。

しかし、何もわざわざ快速と同じオレンジ色の車両を使わなくたってよさそうなものだ。

それこそ間違えてくれと言わんばかりじゃないか。


せめて黒地にピンクの水玉模様くらいのデザインにして

「快速じゃありませんからね。間違えないでくださいよ」

と、さりげなく主張するくらいの気遣いがあっても決してバチは当たらないと思うのだが。


とにかく、このようなことを挙げていけばきりがない。

中央線は、ワタクシ達利用者を小バカにし、陥れることのみを考えて日夜走っている邪悪な路線であることが、ご理解いただけたと思う。

もしもアナタが中央線にあまり乗ったことのない人なら、次に乗る時は、
ワタクシの言ったことを思い出して、ゆめ油断されることのないように留意していただきたいと思うのである。


ワタクシなどはもう、それですむ時は総武線にしか乗らないことにしている。

総武線は健気だ。

目前に迫った東京駅にも心動かされることなく、千葉のお客のために走り続ける。

平日は中央線に乗るワタクシ達が、たまの休みに乗ってもイヤナ顔ひとつせずに受け入れてくれる。


歌にも歌われず、不動産広告で持ち上げられることもなく、同じ区間を走る中央線がどんなにもてはやされても不平ひとつ口にしない。

平日も休日もやることに表裏がなく、地味な駅にも(あの大久保にすら!)きちんと停車する。


総武線こそはまさに女の中の・・・もとい、電車の中の電車である。

それに西荻窪から新宿に出る時間も、実は中央線と大差はないのだ。


早速、総武線で新宿へ向かう。

友達と待ち合わせをしているのだ。

総武線で行くと、少し早めに家を出ることになるが、時間を意識することでかえって遅刻の可能性は減少する。

電車は各駅に停車しつつ、新宿へ向かう。

万事あわただしい現代だからこそ、このゆとりが貴重な味わいになるのである。


電車は中野を出た。

あと2駅止まることになるが、この分なら待ち合わせには間に合・・・


う? 何だなんだ、なんで地下へ潜るんだ?


しまった! 地下鉄東西線と乗り入れてる電車だったんだ!


出せーっ! 降ろせーっ!



 結論・・・すべての電車は、利用者を陥れるためにのみ
      日夜走っている。






(解説)
 昔、文章を書くことに凝っていた頃に書いたものがたまたま出てきましたので、
 虫干しを兼ねて、ほとんど加筆せずに書き写しました。

 まあ、さすがに今のワタクシは、中央特快に間違って乗ることはありません・・・と言いたいところですが、
 たまに危ないときがあります。

 あと、新宿から総武線で帰ろうとして、中野止まりに乗ってしまって、
 悔しい思いをするのは、ワタクシだけではないでしょう。

 また、西荻窪から西のゾーンには、未だに慣れません。

 まったく、ややこしい電車です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年10月27日 23時46分41秒
コメント(3) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

吉田ナゴヤ

吉田ナゴヤ

お気に入りブログ

USELESS USELESS皮下さん
両国さくらのファッ… nomination1103さん
Tシャツ屋<ヒットリ… 大場レイさん
生まれてみたらTシャ… 生まれてみたらTシャツ屋さん
CALCULATE日記 CALCULATEさん

コメント新着

おおはら はる@ Re:「コシェル」 ~吉田ナゴヤ鞄コレクションその3~(11/08) すみません、私も以前、コシェルさんで、…
なごしろ@ Re:アンタの曲じゃなかったのかよ!?(02/09) 私もずっと桜坂と高橋幸宏には何らかの関…
行会船@ はじめまして 当方、生まれ育ちは多摩(一時関西居住)…
王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…
ささきだよ~ん@ Re:おお、お買い上げ!?(07/11) 難しい手続き苦手なので・・・ 直接受け…

バックナンバー

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: