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2004年12月31日
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起きたら大雪。ビックリしました。

奈良でこの時期にこんな大雪が降るのって、いつ以来でしょう?


一瞬「これで大会も流れるかな?」とヨコシマな期待をしてしまいましたが、
次男君にメールしてみると「ギリギリまで天候の回復を待つ」とのこと。

ま、そうだわな。んじゃ、まあ、行きますか。


・・・電車の駅までバスで出るのに1時間ほどかかってしまいました。



しかし、ワタクシが大阪入りした頃には天気も回復し、アム茶ではスタッフのみんなが懸命の準備、
そしてお店の周囲には、大阪を中心に全国各地のDDRerが集うという、大晦日のこの店独特の
絶妙な空気がかもし出されています。



この5年間、大晦日は毎年ここにいたワタクシです。

そして、今年。「もう最後」と誰もが思っている、大晦日の大会です。

最後まで、少しでもこの空気を味わい続けようと胸に誓います。

でもって、とりあえず少しは「ジャム」の練習をしておかねば・・・。


大会は2部構成で、ワタクシが出場するのは第1部。
採点とかナシのエキシビジョンです。

DDR最後のバージョンである「EXTREME」を使って行われ、アム茶最後のチャンピオンを決める本戦は、
第2部として行われます。


ところが、夕方になって、ワタクシが

「ところで、大会って何時から・・・?」

と思い始めた頃、残念な知らせが、ワタクシの元へ舞い込みました。







・・・いやあ、正直ホッと・・・




じゃなくて。

えー、そうなのー、せっかく練習したのにい、じゃあ、ナゴヤ、出番がなくなっちゃうのお?

なーんだ、残念。残念だなー。

じゃあ、しょうがないから、観客として楽しもうっと。
















というワケで、残念ながら、あくまでも「残念ながら」観戦に回るワタクシなのでした。





夕刻、いきなり第2部の本戦からという形で、大会はスタートしました。


最後になって、史上最多組数、なんと40組を超える数のエントリーがあったそうで、みんな、
最後まで本当にDDRが、そしてパフォーマンスが好きだったってことが、よく解りました。


見ごたえのあるパフォーマンスが多く見られ、最後まで手を抜かずに高い次元で楽しみ続ける
DDRerのみなさんの気迫は、すばらしいと思いました。


大会は3時間近くも続いて、ようやく全組の演技が終了、審査員の採点を集計して、アム茶最後の
チャンピオンを、いよいよ決定するという、クライマックスに入りました。


その時です。


あの男。DDRとパフォーマンスをこよなく愛し、この最後の大会を主宰していて、大会中はなぜか
メイド服を着込んでいた(色白でキレイな顔立ちの彼には、それがまたよく似合ってたんですよ!)
アム茶の名物店員・テル様の手下の大会スタッフが、ワタクシに伝えた言葉。


その内容は、こうでした。


「点数集計の間、客人をただ待たせるのも何なので、急遽エキシビジョンを行う。
 ついては、お前にも踊らせてやるから、準備しておけ。
 曲は何でも可。ただし、2番目に呼ぶので、呼んだら直ちにDDRの上に出頭のこと」






うおお! またか! な、なんてことをしてくれてやがるんですか!






ここで、解説。

この大会会場に設置されたDDRは「EXTREME」という最新機種。
ワタクシが昨日から必死に練習してきた「ジャム」は、古いバージョンの曲なので、収録されてません。

つまり、練習はすべてパーになり、ワタクシは急遽「EXTREME」でのネタを紐解かねばならないのですね。


では、ワタクシの独白にお戻りください。




うおお! あんなに練習した「ジャム」をソデにしておいて、今度はEXTREMEでのネタを見せろと!


お、鬼だ・・・ここの大会スタッフは、マジで鬼だ!!!








確かにEXTREMEは、数ヶ月前までよく遊んでいた機種であり、実際そこでやり込んだネタというものも
若干あります。


しかし、ここ数ヶ月ほとんどDDRに乗ってない上に、今回は頭が「ジャム」で一杯になっているのです。



できるのか!? マジでできるのか!?

一応、ワタクシだって、ここの表台では、スーパーヒーローだった(かなり誇張)んだし、
下手なパフォーマンスは見せられないぞ?

いや、そんなことより、何をやる?

ネタ・・・ネタ! 何だ、おれの、EXTREMEでの代表作は何だ!?



ここで名前を呼ばれたワタクシは、おとなしくDDRの上に出頭しました。

ニコニコ笑って準備をしながらも、まだどの曲をやるのか考えています。


結局「JET WORLD」という曲を選びました。
明るくてバカでノリノリの、いい曲です。

2年前のこの大会で、当時リリースされて5日目のEXTREMEを題材に行われたパフォーマンス大会で、ワタクシは
この「JET」で参戦。
5年を越すDDR歴で唯一、大会で優勝したのがこのときでした。


久しぶりだけど、この曲ならなんとか、背面で踊れないこともないだろう!





・・・だって、この曲の矢印は、とても覚えやすくて簡単だったから・・・。





ほとんどヤケクソで曲をスタート、ほとんどヤケクソで踊ります。

今まで、どんなに沢山の人に見られながらやっても、こんなに力んだことはないってぐらい、力みっぱなしのまま、
曲が終了しました。

最後に、着ていた上着の前をはだけると、中にナゴヤ堂の「よい子」Tシャツ、という反則技が、ややウケました。


・・・ウケていたと信じたい・・・。


とっととDDRを降りました。


その後続いたエキシビジョンは、いずれもアム茶のDDR史にその名を残す、歴戦のパフォーマーばかりでした。
多分、その人選はテル様の一存だったはずです。


ふと、思いました。


テル様は、最後にこういう形で、アム茶におけるDDRの歴史を振り返っておきたかったのではないだろうか?


いや、根拠はまったくないです。

ですが、ともかく、このエキシビジョンに、ワタクシを参加させてくれてありがとう、と、そうテル様に言いたい
気持ちなんです。



で、表彰式。

最後まで、DDRとパフォーマンスに挑み続け、今日のこの場を最高に盛り上げた優秀なパフォーマー達が表彰されました。

パフォーマンス大会の採点というのは、どうやってもどこかから文句が出るものですが、ワタクシには、非常に妥当な
採点、妥当な順位だと思えました。

入賞者のみなさん、おめでとうございます。



そして最後に、今大会の主催者・テル様の挨拶がありました。

DDRを愛し、パフォーマンスを愛し、自分ではDDRはやらないものの、数々の大会を主催し、裏方として支え続けた彼が、
こういう公式な場でマイクを持つのを、少なくともワタクシは初めて見ました。

シャイな彼の挨拶は、誠実で訥々とした、実に彼らしいものでした。

表台がなくなったとき、おそらく、どんなDDRerよりも悔しがったのが、彼だったでしょう。

いろいろと思うところもあるはずです。


しかし、彼の挨拶は、いろいろな人へのお礼の言葉で満ちていました。


ワタクシは、聞いていて、少し辛かったです。


そして、そんなテル様は、とてつもなくカッコよかったです。









メイドのカッコだけどな!!








テル様、そして長男次男君を始め、今大会の実現のために働いていたスタッフのみなさんに、ワタクシからお礼を言いたいと思います。

ワタクシはいつもフラッとやってきては、彼らが準備したものに乗っかって、大いに楽しませてもらってきました。

ありがとう。楽しかったです。


もう大会という形で、こんなに大勢集まって、遊ぶってことは出来ないかもしれませんが、ワタクシはこれからも、
踊れる気持ちを忘れずに生きて、いろんなことに挑み続けたいと思います。





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最終更新日  2005年01月03日 02時35分51秒
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