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2006年01月26日
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「ウニ」「カニ」「フグ」はうまい!!













・・・ってことになってますよね。



なんかこう、これらを食べられることになったら、全員テンションを上げなければならない、みたいな感じなんですけど・・・あれ、正直、どうですか?



まあ、この書きぶりからすでにバレてるでしょうが、ワタクシ、どうもあのテンションについて行けないのです・・・。


「やったーっ、フグだって!! 楽しみーっ!!」


とか、みんなが盛り上がると、シラケちゃいけないという気持ちから同調しますが、心の中では、


「え? 本当に、楽しみだって思ってるの? みんなそう? 本当の本当に?」


などと思っています。

どうも・・・別にうれしかねぇやなぁ。






まず「ウニ」。

好きな人は好きですよね。


リーマンをやってた時、ある海鮮丼のお店に昼に行くと、かっなっらっず「ウニ丼」を食べる奴がいました。

そいつによると、ウニ丼なんてものは、ご飯の上にウニだけが載っていればいい、と。

回転寿司なんかで、ウニ半分キュウリ半分載った軍艦なんか許せない!!

のだそうですが・・・そんな美味いかなぁ?


ワタクシ、あまり積極的に好きではないもので、ウニ丼なんて食べたのは、大学生の時が初めてでしたでしょうか。

なんか、「ちょっと玉子丼風?」と思ったのを覚えていますが、玉子丼なら普通の玉子丼の方がうまいでしょう。


どうもあの、ウニの、トロッとした感じが、よーく考えると気持ち悪くなってしまうんです。

なんで、あんなトロッとしてるんでしょう?

まぁ、食べ物なんてもの、どれもよーく考えたら気持ち悪くなるものかもしれませんけどね。




あれ、本当に御馳走ですか・・・?



次いで、「カニ」。


あれこそ、騒がれてるけど、本当にそんなにおいしいか?


思うに、カニの醍醐味は、あの脚の中の肉を、長ーい耳かきみたいな奴でほじくり出す部分にあるんじゃないかと。

つまり「うまくほじくり出せた!」という喜びが、カニをして、御馳走たらしめているのではありますまいか?



それが証拠に、はじめからほじくり出されたカニ肉のみをお皿に盛られたら、アナタ、それをご馳走として食べられるんですかっちゅう話や、コレ。


火浦功さんの小説で、「今夜はカニ鍋!」の一言で、士気が下がりまくっていた軍隊が一気に団結する、というシーンがあったのですが、そんな具合でカニがさほど好きでないワタクシは、一気に団結する軍隊のテンションに、豪快に置いてけぼりをくらってしまったものでした。


「ううん・・・ま、好きな人は好きなんだろうけど・・・」


正直、戸惑いを隠せなかったわけです。

そのテンションに乗っかれた方が、絶対小説はおもしろかったはずですよね。


どうしても、同じ鍋なら、鶏肉の水炊きとかの方が好きなワタクシです。




そして「フグ」。


これがいちばん、期待を裏切る感が強いような気がします。


うまいうまいとみんなが言うから、どんなものかと楽しみにして食べてみたフグ刺し。

関西で言うところの「てっさ」という奴です。


あれはまあ、ホントに、小っちゃくて薄っぺらいものですよね。

箸でつまんで、口に入れて、


「さあ! これがフグか! 一体どんな味g・・・あれ!?」


なくなってました。


うまいのかマズいのかも、よく解りません。


長嶋さんみたいなスタイルで食べれば、少しは解ったのかもしれませんが・・・。


鍋に関しては、これまたカニと同じで、鶏肉とかの方がうれしいなぁ。

ま、これは単にワタクシが、海産物より肉の方が好きってだけでしょうけど。



以上、3点が、どうもそんなに、みんなほど喜べないのです。

これらは、本当に御馳走なのでしょうか?



あ、先に言っておきますが、

「それはお前が本物のウニ、カニ、フグを食べたことがないからだ」

って意見は、却下ですからね。


例えば「焼肉」が好きだったとしたら、入った焼肉屋のレベルが低くても、とりあえず焼肉だってことで、ある程度幸せがあるじゃないですか。

好きな食べ物ってのは、そういうものだと思うんです。


これが例えば「ウナギ」だったら、ワタクシだってテンションを上げるにやぶさかではないのです。

もちろん、一流のお店でウナギを食べれば幸せでしょうが、スーパーで買ってきたウナギ弁当だって、それなりに楽しめてしまうのです。

その方向の味が好き、ってことなのですよ。


「ウニ、カニ、フグにそれがあるか?」

とワタクシは問うておるわけです。


「なんとなく、ウニ、カニ、フグはうまいってことになっている。

   それにだまされてるんじゃないのかい? 本当にその味好きかい?」

ってことなのですよ。





で、ワタクシが考える、これらを御馳走と思えない理由。


これは、何と言っても


「これら3点には、満腹感があまりない」


ってことじゃないかと思うのです。



これらは、いずれも少量を上品に味わうものです。

ドカッと食べる、ってことがないのですね。


しかし、ワタクシはどうやら、美味の要素の中でも「満腹感」を特に重視しているみたいなのですね。


うどん、スタ丼、カレーライス、ラーメンなどなど。

こうして考えてみると、ワタクシの好物なんてものは、実に炭水化物に満ち満ちているじゃありませんか。

お腹一杯食べるってことが、うまいことでぶ。


ところが、奴らには、これがない。


ご飯と組み合わさることすら、あまり想像できない品目ばかりでして、せいぜいが「ウニ丼」くらいじゃないでしょうか?



もうひとつ、重要な要素だと思うのが、


「これらは、あまりにもうまいと言われ過ぎている」


という問題でしょう。



思い出してください、子供の頃を。

楽しかったですねえ。毎日が刺激に満ちていました。


そんな中で、初めて食べたプリン、初めて食べたカレーライス、初めて食べたポテトチップス、初めて食べたハンバーグ、初めて食べた・・・。


いずれも感動的なうまさじゃなかったですか?


「こんなうまいものがあるのか!」


と叫んで飛び上がりませんでしたか?



ワタクシ達はみな、あの記憶を持っています。


「うまいもの」と聞くと、どうしてもあの、めくるめく快感を思い描いてしまいます。


久しぶりに「こんなうまいものが!」と叫んで飛び上がることになるかもしれない、と心躍ってしまいます。



しかし、ウニ、カニ、フグのうまさなんてものは、到底子供には理解できるものではなく、それを理解できるレベルに成長する頃には、この世界のことをだーいたい解ってしまうものです。

「こんなうまいものが!」なんて叫ぶことも、ずいぶん減っているはずです。


そんな状態で、それでも、もしかしたら、このフグって奴だけは、もう一度おれにめくるめく快感をくれるんじゃないか・・・!


この、悲しい期待。


これが、食後のがっかり感につながるのでしょう。


実際、フグさんなんてものは、淡白ですものね。





なるほど。つまり、結局歳のせいだと。

この歳になってしまえば、もうめくるめくうまさなんてものはないのだと。

ちょっと悲しい・・・。


しかたないので、食べなれたうどんやラーメン、すた丼やカレーを食べて、これからも「うまいうまい」言い続けたいと思います。

やっぱり舌が貧乏性・・・?


「それでも、おれの知ってるウニ、カニ、フグはうまいぞ!」

とおっしゃる方は、ワタクシにごちそうしてくださいね!


ワタクシを「ぎゃふん」と言わせることができるか!

勝負です!












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最終更新日  2006年01月26日 22時45分54秒
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