娘が新クラスの集合写真を持って帰ってきました。高校3年生ですので、これが最後のクラス写真になるでしょう。
クラス写真で思い出すのが、高校時代に倫理社会・政経を教えていただいたO先生。O先生のクラス写真は、いつも先生が一番脇に立って中央は生徒が座っていました。教育の主役は生徒だとのお考えで、そうしておられたのです。
娘にも小学校から12枚のクラス写真がありますが、ついぞそのような先生にお会いしておりません。先生がどかんと中央に座っておられるのが普通です。
O先生には担任になっていただいたことはありませんが、いつまでも印象に残る先生でした。
思い出すと私は比較的良い先生にめぐり合えたと思います。
中学校時代は横着坊主の私にピンタくれたM先生。高校生になってからも私の下宿にときどき顔を出してくれました。
K先生は部活の担任でしたが、先日私が新聞で取り上げられたときも、わざわざ会社に電話してきてくれました。32年間会っていないのに。「教え子が活躍してくれるのが、私の生きがいだ。」とおっしゃっておられました。
大学時代のゼミの担当K先生は、音信こそないものの、その著書や当時教えていただいた書物が今大変役に立っています。
先日、教師が胸ぐらをつかんだということで訴訟になっていたケースで、最高裁判所が体罰にあたらないとの判断を示した判決がありましたが、その程度で訴訟になっていたら、30年経ってありがたみは出てこないでしょうね。
恩師のみなさんありがとうございます。感謝。
ちなみに娘の部活の担当教師は、いまだにピンタをしています。S先生、訴訟にならないように気をつけてね。