Heartful Rainbow 15


Heartful Rainbow vol.15
「故郷の言葉」



さて、先日、よしきは考えさせられることがありました。


よしきは、結構友達に恵まれていると思ってます。
ただ、色々と使い勝手がいいだけなのかもしれませんけどね。笑
ま、それは置いといてと。
ただ、その中でも、色々とケンカしたり、時には励ましあったり。
毎日生きてる上では、色々とあるんですよね。まぁ。
最近では、東京の仲間と話すときは標準語、大阪の仲間と話すときは関西弁。
自然とそういう言葉になってしまっている自分がいました。

でも、よく思うことがあるんです。
それは、ある言葉がキッカケでした。
「よしきの場合、ホンネで話すときは、絶対に大阪弁やんな。
標準語で話してるよしきは、何かウソ臭く感じるとき、あるんやけど。」
「よしきは、やっぱり大阪弁やないと。よしきらしさを感じへんわ。」

最初にその言葉を聞いたのは、夏のこと。
知らない間に、標準語を使っている自分がいたってことですかね。
大阪弁(厳密に言うと河内弁)ってのは、ものすごくガラの悪い言葉と思われがちです。
よくネタで言うのが、
「ねーちゃん、茶しばかへんけー?」って言葉。
(今時、こんな言葉を使う人は、大阪でもいないですけどね。笑)
自分は丸くておっとりした人間だってことを表現するには、標準語でいる自分の方が、楽なんだと思ってました。
ま、大阪の連中と、あまり話す機会がなかったんで、知らない間にそうなってたのかもしれません。

最近、色々と家族と話す機会がありました。
ま、色々と家族の間に立って、両方の意見を聞いたりしてたもんでね。。。
その時に、気づいたことがありました。
「建前を言ってる時は、標準語を使っている。
ホンネを言ってる時は、大阪弁を使ってる。」
あくまでちょっとしたことで感じたんですけど、何かそんな気がしたんですよね。

「大阪弁で話すことは、大阪におったら当たり前のこと。
横浜に住んでるのなら、標準語を使うのは当たり前のこと?」
知らない間に、最後の「?」マークが、「。」になっていたような気がします。

言葉の違いに素直に気づいたのが、先日の飲み会。
ちょうど、関東出身と関西出身が半分ずつになってたんです。
お酒がすすみ、みんないい気分になって。
その時、自然と大阪弁を使っているよしきがいました。
東京にいるときは、人にふっかける(相手に答えを言わせるとかね。)ためにわざと大阪弁を使ってたり。
大阪弁をいいように使い分けている自分を、恥ずかしくも思いました。
確かに、標準語を話すときは、ワンテンポ遅くなるんですよね。

言葉を聞く → 大阪弁に訳す(相手が標準語の場合だけ) → 大阪弁で答えようとする
 → 標準語に翻訳 → 標準語で話す

標準語で話すときのテンポは、こんな感じです。
(これが、一瞬で頭の中で進んでいくんですけどね。)
これが、大阪弁になると。。。

言葉を聞く → 大阪弁で答える

なんと、シンプルになるんでしょう。
これは、北海道が故郷の友人も、同じことを言ってました。
北海道の地元の連中と話してるときのほうが、すぐ言葉に出るってこと。
いつの間にか、故郷の言葉を使うことを、忘れていたような気がします。

そういえば、妹とホンネで話してるときも、やっぱり大阪弁やったもんなぁ。
妹も、東京に出てきてるので、たまに標準語、たまに大阪弁。そんな感じになってるようです。
ま、彼氏が大阪にまだいてるから、影響はあまり受けてないようやけどね。


そのことにちゃんと気付かせてくれたのは、東京に住んでる関西出身の女の子でした。
たまたま、帰り道でそんなことを聞いてみると、彼女も彼女なりに同じようなことを言ってました。
電車の中では、2人とも大阪弁で話してましたけどね。もちろん。
でも、「自然に話せるよしきが、そこにいてた。」こと。
これが、メッチャ新鮮でもあり、メッチャ懐かしかったのは事実です。
照れくさいけど、言うとくわ。「ありがとうな。」


ま、会社で大阪弁で話すのはよしきだけなんで、色々と苦労はあります。
けど、ま、知らん間に浸透するでしょ。
とりあえず、いい意味でのカラーは出しとこかな?
ただ、プライベートはなるだけ大阪弁で話そうと。
徐々に戻ってくると思うんで、ま、変な関西弁を使ってるときは、突っ込んでやってください。笑


やっぱり、故郷の言葉って、メッチャ重要やな。って。
みなさん、故郷の言葉、もう一度見つめなおしてみませんか?


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