Music Rainbow Ex.07

Music Rainbow Extra 07
カズン「冬のファンタジー」

さて、日曜日の朝、みなさん、いかがお過ごしでしょうか？
（これを書いてるのが、１２／１４の朝なんですね）
クリスマスまであと１０日ほど。
今年は、平日のクリスマスになっているので、仕事って方も多いでしょう。
とりあえず、２２・２３日に今年は振り替え。。。って方も多い事でしょう。
遠距離恋愛してると、なおさらそうなりますよね？
今年も、色んなところに、素直な気持ちのクリスマスが、たくさん生まれますように。

って、こんなことを言ってると、話を終わらせてしまうような感じがしますね。笑
さて、今回の曲紹介。
冬になると、どうしても聴いてしまう曲。
冬になると、何故か歌いたくなる曲。
そんな曲を紹介しましょう。
カズンさんの「冬のファンタジー」（９５年発売）です。
歌詞ははこちらをクリック！
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さて、この曲。
カズンさんの最大のヒット曲でもあります。
当時、サッポロビール「冬物語」のタイアップに使われ、大ヒットしました。
大ヒットというよりも、ロングヒットという方がいいかもしれません。
ちなみに、コーラスは槇原敬之さんによるひとり重ねだそうです。
これは、よしきも知りませんでした。

さて、この曲を何故に冬に歌いたくなるんでしょうね？
聴きたくなるんでしょうね？
ちなみに、今持ち歩いているＭＤの中にも、もちろん収録されています。笑
この曲を聴きながら、会社に行ったり遊びに行ったり。

以前、大学の関係で京都に通ってた時は、年に３～４回は雪が積もっていました。
その関係で、冬に雪を見る習慣が少しだけありました。
大阪はというと。。。年に１回積もればいいところ。
下手すると、３年間くらい雪が積もらないってこともありえます。
東京になると、年に１回くらいは積もってる記憶があります。
群馬に住んでた２年間では、確か１０回くらい積もってました。
今でも、群馬で大雪が降ったときに撮った写真、残してますからねぇ。
意外と雪に憧れているよしきだったりして。。。笑

以前からよしきが何かと話している事。
よしきが生まれた日は、大阪で雪が積もっていたそうです。
それから、誕生日によしきがいる場所に雪が積もったのは、２７年間でわずか１度だけ。
そりゃ、札幌とかにいれば、話は別かもしれませんが。。。
でも、思うことがあるんです。
雪がよく降るところで雪が積もるのは当たり前。
雪がメッタに降らないところで積もるから、ものすごく価値がある。
ロマンティックな気分にもなれる。
まぁ、仕事に行く時に大変だ。。。とか思うのは横に置いといて。笑
そう思うんです。
これは、多分雪国出身の方には、わからない心境かもしれません。
雪かきは大変やし。寒いし。などなど。
その辛さを知らないから、逆にロマンチックな気分になれるのかもしれません。

さて、歌詞の話へ。
まずは、この歌詞に注目していただきましょう。

「真夜中に君の声　"ふたりの雪が見たい"なんて
少し　とまどっていたんだ　本当は
すれ違う毎日に　はぐれてしまわないように
きらめく　想い出の場所へ　連れてって
きっと　逢えなかった時間を　飛び越える
白い奇跡を　信じていたの」

最初の歌詞ですね。
そ、これは多分、雪が降らないところの人だと、確実に思うことでしょう。
他の方の曲でも、こんな歌詞もありますからね。
「もしも雪が降ったら　電話代すごいだろうな」
なんて歌詞ね。笑
ちなみに、東京でクリスマスイブに雪が降ったのは、１２年前。
多分、ロマンティックなクリスマスになったんやろうな。。。って思うわけです。
そ、遠くに住んでると、こういう気持ちって、意外とあるんですよ。
「こっち、雪降ってる。そっちはどう？」
「いいなぁ。こっちはまだ降ってない。」
ってな会話が、電話で聞かれるわけです。笑
（おーい。よしき。空想がすごいぞー。。。）
いや、これは実体験。爆笑
ま、そうなるんですよね。笑
（ごまかすなー。）
はいはい、その話は置いといてください。。。笑
でも、気持ちはわかるでしょ？

さて、次にこの歌詞に注目。

「肩の　向こうにほら　ひろがる　銀世界
過去も未来も　包み込んでく
ただ　そばにいて　しあわせを　感じてる
ふたりの上　音もなく　舞い降りて
愛してる　言葉より　昨日より
伝えている　聞こえている　永遠に」

２番の後半の部分ですね。
雪が降って来た。都会のネオンと粉雪が一緒になる。
東京だと、ミレナリオを見に行った時に。。。
神戸だと、ルミナリエね。
（あぁ、ルミナリエ見に行きたい。。。）
札幌だと、大通りのホワイトイルミネーション。
（って、よしき、何でそんなに知ってるの？？？）
ん？それは気にしないのー。笑
で、話を戻しましょ。
そんな時に、あ、粉雪が降ってきた。
そんな感じですよ。笑
うーん。ロマンティック。笑
（そういう時こそ、現実に戻るべきじゃないの？）
ん？何か言ったか？笑
ま、ムードがどーたらこーたら。とか言い出したら、キリがないのでパス。笑
でもねぇ。ミレナリオは見た経験があるので、神戸のルミナリエは是非是非見たいです。
関西が地元なのに、ルミナリエを見に行ってないのが、ホンマに悔しい。。。
今年のルミナリエを見た方、是非是非ご感想もお願いします。

さて、もう１つ歌詞を紹介しましょう。

「今　空を舞う　粉雪を溶かすように
ぬくもりから　この冬をはじめよう
街の灯も　ざわめきも　届かない
ふたりだけの　物語が　輝き出すよ」

最後の歌詞の部分ですね。
そ、粉雪って、意外とはかないもの。
手のひらにフワっと乗っては、すぐに解けてしまう。
でもね。そこから、新しい物語が始まったりするんです。
CURIOさんが歌う「粉雪」とは違う、ホントに全てを包んでくれるって感じです。
ウン。で、世界中の色んなところで、愛を確かめ合ったり。

さて、ちょうどいい話の展開です。
実は、愛には４種類あるといわれています。
「アガペー」・「フィリアー」・「ストルゲー」・「エロース」。
この４種類の愛があるといわれてます。

「アガペー」というのは、キリスト教が新しい意味を与えた言葉で、無条件の愛を指します。
神の愛はもちろん「アガペー」です。
でも、その愛を受けた人間もアガペーをもって、人を愛するわけです。
つまり、キリストによって神のかたちを回復するわけです。
「光の子として歩きなさい」という言葉も、世の光であるキリストと同じ光を持たなくてはおかしいわけです。
つまり、伝道とは、キリストが私たちを無条件に愛してくださったのと、同じ愛をもって、隣人と命を分かち合うことなのです。
ですから、「アガペー」は神の愛であると同時に、神に愛された人間の愛でもあるわけです。
無条件の無私の愛を指すのです。愛の本質と言ってもよいでしょう。

「フィリアー」というのは、現代ギリシア語では「キスする」という意味です。
新約聖書でも、ユダが接吻するときにこの語が用いられています。好むという意味もあります。
よく、「フィリアーは隣人愛のこと」とか言われたりしますが、そうとも限りません。
人間の情緒として「好むこと」とか「愛しく思うこと」が、このフィリアーです。
もちろん、愛の情緒面も、この「フィリアー」に入ります。

「ストルゲー」というのは、聖書には出てきませんが、肉親愛を指す言葉です。
肉親ならば、「ストルゲー」を持つと共に、「アガペー」も「フィリアー」も持つでしょう。
現代ギリシア語では、聖書ギリシア語の「フィリアー」のような意味を持ちます。

「エロース」は、恋愛です。愛というより、恋と訳した方がよいでしょう。

こういうことを言ってると、ものすごくよしきがクリスチャンに見えてくるでしょ？笑
実は、こういうことを知ってるのは、中学・高校の環境のおかげなのかもしれません。
中高一貫の、キリスト教主義の私立に行ってたため、授業の中で「聖書」っていう時間があるんですわ。
仏教主義の学校に行くと、お経を読むとか言うのと同じ感じね。
そこで、徹底的に教え込まれたわけです。笑
ま、それを未だに覚えてしまってるわけなんですが。。。

そういえば、何で聖書の話をしたのかって？
最後に、覚えておいて欲しい事が、１つだけあるんです。
クリスマスは、キリストが生まれた日を祝して行われる行事なんですね。
そう、恋人たちの愛を確かめ合うためだけの日じゃないってことなんです。
世界中では、特にキリスト教主義の国では、礼拝が早朝から行われたり。
実は、クリスマスが世界的に休みなのはね。
そう、色んな愛を確かめ合う日であって欲しい。
そう思うんです。

今まで側にいてくれて、一緒に過ごしてくれた恋人に。
いろんな面で支えたり、励ましたりしてくれた友達や仲間に。
どんな時も一緒に歩いて来てくれた家族に。
色んな時にお世話になった上司や先生に。
周りのみんな、全員に感謝してみるのも、悪くないんじゃないかなぁ？
そんな気持ちでクリスマスを迎えると、もっといいことがある。
そう信じたいな。よしきは。

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