Sports WA 05-10


Sports WA 05-10
「Mind 1」



さて、世間ではゴールデンウィークが始まりましたね。
というわけで、GWの最初の週末。
いきなり、福岡へ飛ぶことにしました。
というのも、J2第1クールの大一番、アビスパ福岡-京都パープルサンガの試合があるためです。
ここまで7勝1分のサンガ、4勝4分のアビスパ。
そう、首位攻防戦であるとともに、無敗対決や、J2の大一番とも言われ、注目度は抜群となりました。

さて、そんな当日の朝。よしきは横浜にいました。笑
朝3時に起きて、無理矢理目を覚ますためにお風呂へ。
お風呂に入って、洗濯をして4時半過ぎには家を出ました。
(というのも、シングル26枚も借りて、レンタル屋に返さなきゃいけなかったんで。笑)
横浜駅に着いたのが5時20分。
ここで合流する人の分の羽田空港へのキップも買って、5時半過ぎに横浜駅を出発。
羽田空港まで20分かかりませんでした。笑
そして、福岡行きの飛行機に乗って、福岡空港へついたのが8時20分頃。
結局、荷物の関係もあり、福岡空港を出たのは、9時前くらいになりました。

そこから、関西から来ているサポ仲間と合流するために、天神のとあるお風呂屋さんへ。
そこで、いきなりいいことが起こりました。
地元のおばちゃんがいきなり肩をたたきます。
「お兄ちゃん、招待券2枚あげるわ。これで、お風呂入っておいで。
早く友達にも渡してあげて。」
いきなりビックリしましたよー。でも、メッチャ感謝です。
(この一件で、福岡への好感度少しアップ。笑)
結局、お風呂代700円が浮いてしまいました。笑
それからお風呂に入ってリフレッシュ。
結局、博多の森のスタジアムへ着いたのは、11時前くらいでした。

サンガサポは、およそ30人ほど集結しておりました。
ここまでくるサポーターは、ホントの意味でのコアサポーターですからね。
(よしきもある意味コアなんだな。。。笑)
で、試合開始2時間半前の11時半に開門。そして入場。
結局、ゴール裏の最前列に陣取ることになりました。
(ま、アウェイのゴール裏はガラガラでしたからね。)

さて、朝から何も食べてなかったので、お昼を探すことに。
で、ここで甲府でサポ仲間から言われていたことを思い出します。
「博多の森に行くんやったら、ステーキ串食べといでー。」
その言葉を信じ、ステーキ串とから揚げと鳥のおにぎりを買いに行くことに。
とにかくねぇ、福岡の食べ物はおいしいです!
(みなさんも、博多の森に行く機会があるのなら、ぜひぜひ行ってみて下さい。)
そして、試合開始前にちびっ子の試合が行われてました。
紫のチーム、小さい子ばっかりってどういうこと???笑
(明らかにサンガへの嫌がらせとしか思えません。。。)
ま、そんなわけで、試合開始前をまったりと過ごします。

そうこうしている間に、選手のアップが始まろうとした頃。
またもビックリする出来事が!
首位攻防戦だからかはわからないんですが、親会社の京セラ様の会長 稲盛会長が、試合観戦に来ておりました。
その稲盛会長が、サンガサポーターが陣取るアウェイのゴール裏に歩いてくるじゃないですか。
というわけで、サンガサポーターは最前列に整列状態。
もちろんながら、よしきも、稲盛会長に握手してもらいました。
その稲盛会長を見て、思いましたね。
「すごい謙虚な方やなぁ。。。上に立つ人って、やっぱりあぁなんやろうなぁ。」と。
このことで、サンガサポの士気が上がったのは、無理もありません。

というわけで、今年のJ2をも左右する大一番が、キックオフされました。
前半は、一進一退の攻防。
やはり、首位攻防戦というだけに、レベルの高いサッカーが展開されます。
その空気をぶち壊しにしかけるプレーが。
前半30分過ぎ、ゴール前のボールにFWアレモンが詰め寄ります。
アビスパのGK大田も突っ込んできます。
アレモンが倒されたように見えましたが、何と判定はシュミレーションで、アレモンにイエロー。
ここから、明らかにホームのアビスパ有利の判定が目立つようになります。

そうやってイライラしてると、アレモンが相手選手にエルボー1発を見舞ったとの事で、一発退場。
(これで、イエロー累積とレッド1枚で、最低でも2試合出場停止か。。。)
ただ、サンガにとってラッキーだったのは、FWが退場になっても影響がなかったことですかね。
ここから、アビスパの数的有利にたった波状攻撃が始まります。

結局、前半はそんな展開で終了。
後半は、完全にアビスパの波状攻撃が45分続くような展開になりました。
それでも、サンガもチャンスが全くなかったわけじゃなかったです。
唯一のチャンスは、MF星大輔が前に行き、FWパウリーニョへクロス。
そのパウリーニョのヘディングシュートにGK全く動けず。
しかし、ボールはゴールポストにはね返されます。
サンガの唯一のチャンスはこんなもの。
逆に、アビスパはとにかく1点を取ろうと、攻撃に攻撃を仕掛けますが、決定力不足を露呈する形に。
しかも、後半のロスタイムは5分もありましたが、何とかしのぎます。
結局、数的不利はありましたが、何とか0-0で引き分けという形になりました。

まず。10人になってからの選手・サポの頑張りは光りましたね。
試合終了直後に、柱谷監督が選手1人1人に握手を求めていた姿。
この試合で「勝ち点1」を積み上げたという、意味の大きさを感じましたね。
いや、勝ち点1を積み上げたというよりも、アビスパに差を詰めさせなかったというのが一番大きかったと思います。
しかも、J2のほかの試合の情報でさらにビックリ。
3位湘南ベルマーレは、ベガルタ仙台に0-3と大敗。
4位モンテディオ山形は、水戸ホーリーホックに0-1と惜敗。
結局、2~4位は揃って勝てないという、首位サンガにとっては、ありがたい結果になりました。

さて、試合終了後のバスの中では。アビスパ福岡のサポーターが話しかけてきましたね。
「いやぁ、やっぱり強いですねぇ。」てな感じで。
(多分、酔っ払ってたんでしょうねぇ。笑)
そして、博多駅で見かけたのは、清水直行のマフラーを持っているロッテのファンの方。
ロッテが知ってたんで、お礼を言っておきました。笑
ちなみに、その方はロッテのキャンプ地 鹿児島の方だとか。
わざわざ福岡まで遠征にこられるんですから、ホントにロッテファンもアツイですわ。笑
ちなみに、博多駅では、おいしいクロワッサンも発見。

というわけで、そんなわけで福岡から大阪へ帰ってきました。

試合の中でも外でも色々ありました。
それでも、下位のチームに差を詰めさせなかったのは、ここでは大きいことなんだと再認識させられました。
ただ、試合を評価しろと言われるのなら、10段階の中では4~5ですよ。ホント。
唯一の救いが、差を詰めさせなかったということだけなんですから。

昨年、川崎フロンターレが「Mind 1」ということを掲げ、J1昇格を果たしました。
そう、勝ち点1への執念。今年はサンガが見せる番です。
そういう勝ち点1への執念を感じた、そんな試合だったと思います。


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