Sports WA 05-19


Sports WA 05-19
「One Chance」



さて、昨日は西京極にサッカーを見に行っておりました。
というわけで、見に行けなかったサンガサポのみなさんのためにも、レポートです。

さて、西京極に着いたのは、午後6時過ぎ。
丁度、アウェイの徳島ヴォルティスのアップが始まった時間帯でした。
それから15分としない間に、ホームの京都パープルサンガのアップがスタート。
選手も出てきて、結構盛り上がってるように見えます。が。
最初から感じたのは、「サポートの声が少ない。」事。
徳島で阿波踊りがあった関係もあって、ヴォルティスサポの入りもイマイチ。
ホームのサンガサポも、ゴール裏すら埋められない現状。
誰が観客1万人超えを目指すだ。。。と思いながらの試合観戦です。

さて、スタメンはやはり予想通りの布陣。
1トップにFW松田。1.5列目にMF中払。
以下、MF美尾・星・斉藤・米田、DF三上・鈴木和・リカルド・鈴木悟、GK平井のスタメン。
サブは、FW田原ユタカ・小原、MF加藤・石井、GK西村。
というわけで、予想通りのメンバーでスタートです。

さて、前半総括。
簡単に言うと、点を全く取る気配のないサンガ。攻撃する機すらないヴォルティス。
前半は、相当に不満の残る展開になりました。
ヴォルティスの特性として、FWが故障者続出ということもあったんでしょうが。
そして、ヴォルティスの攻撃の起点となるMF秋葉の動きが全く目立たない。
こうなれば、ヴォルティスの攻撃は全く機能しません。
逆に、サンガは松田が全く動けず。
ま、前回もそうだったんですが、サンガが守ってるときとかは、松田が1人だけ残ってるという状態になるんですよ。
松田はキープ力がある選手でもないために、攻撃してもすぐに取られる展開。
前半は、はっきり言うと眠たい展開で終了です。

前半セーブ気味に45分を乗り切ったヴォルティス。
攻めているものの、最後の詰めが甘いサンガ。
ハーフタイムでどういう攻撃の変化が出るかが注目です。

さて、後半。
やはり松田の動きが良くありません。
そうこうしている間に、後半早々にサンガがまず動きます。
FW松田 → FW田原ユタカ
徳島戦3得点を全てたたき出しているユタカが、ここで期待を背負っての登場。
サンガのゴール裏は大歓声。ヴォルティスのゴール裏は大ブーイング。
そんな感じでのファーストプレイは、何とCKで3人がかりで抑えられている姿でした。
(相当マークが厳しかった模様。)

ユタカが前線に入ったことで、サンガの動きが一気に変わります。
というのも、松田と決定的に違うのは、自分が下がってでもボールをもらいに行くこと。
しかも、キープ力があるので、ユタカ→両サイドという動きが出来るようになります
(特に、MF美尾との相性は相当よさそうですね。)
そうこうしてると、サンガに大チャンス。
ゴール前でユタカがボールを持ち、中払にスルーパス。
これを相手DFが倒してしまい、PKの大チャンス。
もちろん、PKを蹴るのは、今年PKだけで5得点のPK職人 DFリカルドです。
キッチリとゴール左に決め、これで1-0。
喜んでいる状態でも、サンガは手綱を緩めません。
今度も基点はユタカ。
ユタカから美尾にスルーパス。美尾がちゃんとミートしてのシュート。
これがポストに当たりますが、そこに詰めていたのが中払。
PKからわずか1分での追加点。これで2-0。
流れを見てると、ほぼ勝負あり。という感じの雰囲気になりました。
こうなると、ヴォルティスも勝負を賭けてきます。
この頃から、前節で不安を残していたサンガの右サイドが少しずつ破られるようになります。
決定的なチャンスも2つ・3つありました。
ただ、ヴォルティスの決定力のなさに助けられたカンもありましたね。
ゴール前フリーのFWが、シュートをミートできずにGK平井の目の前にコロコロ。。。ってのもありましたしね。
逆にサンガも2点とって安心してしまったかの雰囲気。
で、ちょっと流れを変えるための選手交代。
中払 → 小原 です。
FW小原、5月の草津戦以来の登場です。
なかなか小原の動きが良かったですよ。
相手DFが、動きについて行けなかったところもありましたし。
(結構相手DFが、小原の動きについて行けなかったのもあったので。)
ま、久しぶりの出場なので、シュートは惜しくもゴールには結びつきませんでしたけど。
そして、ロスタイムには、美尾 → 加藤 の交代。
多分、FKやCKを蹴るために、星を残したんだろうという予測です。
ロスタイム3分もキッチリ抑え、久しぶりの完封勝利でした。

完封勝ちには満足。ただ、ヴォルティスが動かなさ過ぎたのも事実です。
そして、ワンチャンスで一気に2点を取ったのは良かったですが、後半3点目を一気に決めて、
ヴォルティスを完全にあきらめさせる雰囲気を作って欲しかった。
次が首位攻防戦のアビスパ福岡戦なので、ちょっと厳しく見た感じの評価です。
ただ、2点取ってからは、久しぶりに安心してみることが出来ましたね。
しかも、ホームでは7/2の横浜FC戦以来の勝利。
ヒーローインタビューを受けていた中払のコメントにも現れていましたね。
「ホームで負けることは、許されないこと。」
そう、ホームのサポを満足させないことは、チームの収入に直結しますからね。
(ちょっといやらしい言い方ですが。これは事実なのでね。)

さぁ、次は首位攻防戦のアビスパ福岡。
とにかく現在絶好調のアビスパです。
今日も、ロスタイムでモンテディオ山形に追いつきましたからね。。。
博多に乗り込む方々、よろしくお願いします。
ここで勝てば、この後の昇格争い&優勝争いに、大きく前進しますからね。

とりあえず、区切りの勝点60達成。
次の試合で、勝点63になるように。願ってます。


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