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 インタビュー





<<自分自身を自分のやり方で表現するの。それがやりたいことだから>>

 デビュー曲「ピーシズ・オブ・ミー」がビルボードチャートの1位を獲得。真っ黒いウェーブヘアにばさばさのまつげ、水玉のミニスカート。そんないで たちでおなかの底からくりだされる骨太な歌声はまごうかたなきロックのそれ。実にいまどきのバランス感覚を持つ19歳の新しい歌姫がプロモーションのため初来日。恵比寿リキッドルームでコンベンションライブも披露した。
 ぴょーん、とステージに飛び出してきて、笑顔で「オハヨウ! オハヨウ!」(←…夜 だったのだけど…)と言いつつ、砂場の子どものような無邪気さでステージをかけまわる。インタビューでも、ステージと同様、終始笑顔ですごく無邪気。いすにどかっと座って、ぽーんと靴を放ったりしている姿は、本当にアメリカのハイスクールガール、という感じである。

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■■ロックは心の中が吐き出しやすいの■■

Q:昨日の日本での初ステージはどうでした? 全然緊張してないように見えましたが。

楽しかった! パフォーマンスするのは本当に大好きなの。やっているとどんどん自分がパワフルになる気がするから。自分自身を表現するということが本当に好きなのね。だからどこのステージでも緊張しないわ。だいたい、3歳でバレエを初めて(←11歳でスクール・オブ・アメリカン・バレエの史上最年少合格者となる!)、13歳からは姉のジェシカ(・シンプソン)のバックダンサーを始めたから、ステージで育ったようなものだし……。

Q:ファーストアルバムは全編ロックですが、自分の好きなテイストというものは前からはっきり決めていた?

ロックミュージックは昔から好きだったわ。でも自分でやる音楽をこれだってはっきり決めたのは5年前ね。ジェシカのダンサーをしていたとき。"わたしは誰? どんな人間になりたいの?"と問いかけてみたの。そして道が決まった。そのときできたのが、アルバムにも入っている「シャドウ」という曲よ。ロックという音楽の表現方法は、私が私を表現するときにぴったりの音楽だと思う。心の中の感情を吐き出しやすいのね。

Q:アルバムでは全曲作詞曲にかかわっていますが、自分で曲を作るこということが大事なのね?

もちろん! 自分自身のことを自分のやり方で表現する、というのがやりたいことだから。

■■ドキュメンタリーを撮られるのも抵抗なかったわ■■

Q:小さいころからステージに上ることを夢見ていた?

物心ついたときから女優かシンガーになりたいと思っていたわ。

Q:MTVのドキュメンタリー番組『the Ashlee Simpson Show』であなたがデビューするまでの道のりを追っていますが、全部撮影されてしまうことにためらいはあった?

ないわ! 私がどうやってこのアルバムを作り上げたのか、そのプロセスを知ってほしいと思ったし、どんなにカメラに追いかけられても、自分の奥に秘めているプライベートなことまでは映せないからね(笑)

Q:音楽だけでなく恋愛生活まで追っていますよね。恋人と別れて落ち込んだりしていましたが……。

今はもうジョシュのことを思っても全然悲しくならないわ(笑)! でも失恋して悲しいときは逆に曲がたくさんでてきて、ある意味、楽だったりもするわね。出したい気持ちが山のようにわいてくるんですもの。

Q:かなりタフな性格?

タフな面もあるしそうじゃない面もあるけど……でも恋愛に関しては主導権を握るほうかな。でも今は特定のボーイフレンドはいなくて、ひとりでいることを結構楽しんでるの。たまにはデートしたりすることもあるけど。

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インタビューにも登場する『the Ashlee Simpson Show』には、彼女のこのタフな性格とアルバムの制作過程を描かれている。制作方法をコントロールされかけると「ヒラリー・ダフのまねなんかしたくない!」と怒鳴ったり、思い通りに歌えず「この曲大嫌い!」とマイクを投げ出したり、はたまた初恋の人と破局して友達に相談したり。かと思えば、あぐらをかいてガムをかみつつ、レコード会社トップとビジネストーク……ステージともこの取材現場とも同じ、"そのまんま"な彼女がここにもいる(日本でもMTVで公開。ちなみに、この番組ではブロンド時代のアシュリーが見られる)。

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■■将来、ヘアスタイリストになるのもいいわね(笑)■■

Q:昨日のライブのMCで、「この衣装は昨日東京で買ったの」って言ってましたね。

そうなの! 日本でショッピングするの、大好き。日本のデザイナーはアメリカよりいいと思うわ。

Q:PVでは水玉のミニスカートでロックをうたう姿が新鮮だったのですが、ファッションポリシーは?

おてんばな感じと女の子っぽさを掛け合わせたようなスタイルが好きね。

Q:黒く染めたヘアもそのスタイルの一環?

これは突然思いついただけ(笑)! 結構気に入ってるわ。友達の間で黒くするのがはやってるとか、そういうんでもないの。ほんとに衝動的。ドラマ 『SEVENTH HEAVEN』(アメリカで放映されたティーンドラマ)にでている間ずっと同じヘアスタイルでいなくちゃいけなくて、だから撮影が終了したらすぐにでも別のヘアにしたくて、友達とヘアサロンにかけこんだの。友達は黒くはしてなかったけどね。そうそう、今夜、ホテルで友達のステファニーの髪を染めてあげる予定なのよ。私みたいに黒くして、先っぽはハイライト入れて。けっこうそういうこと得意なのよね。ロックミュージシャンとして成功したいというのが大きな夢だけど、そのあとヘアスタイリストになるのもいいかな、ってちょっと思ったりしてるわ(笑)

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ついさっきまでロックは自分の道、と熱く語ったかと思えば、いきなりヘアスタイリストもいいわね、なんて言い出したりする。ファッションと歌声の関係同様、このへんのアンバランスさが彼女の魅力だ。そのキュートなキャラクターや迫力の歌声と共に、腕をぐるぐるふりまわす独特のパフォーマンスなど、ライブの彼女は見どころ満載。こう、来日公演!




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