おかあちゃんの親ばか日記
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すっかり更新を忘れて・・・1年もたってしまいましたこの1年、ユウも学校という新しい世界の中で、すっごく成長しました。2年生になって、毎日学校が楽しいと、元気いっぱい そんな毎日が本当にありがたい、涙が出るほど幸せだと思う出来事が3月に起きました。当日、あれほどまでの大災害になるとは思いもしなかった私は、自分でもびっくりするくらい冷静でのん気に構えていました。茶碗が割れ、電子レンジが落ちて壊れ、水道管が避けて水が漏れ出してましたが、立って歩けないほどではなかったからです。前々から来る来ると聞いていて、恐いな~と思っていた東海大地震が来たのだと思いこみ、それにしては大したことなかったかも・・・なんて、その時は本当にのん気にそんなことを思っていたくらいだったんです。その後、次々にに映し出される惨状を見て、自分がただ運が良かっただけだと思い知らされました。そして、家族がみな元気でいてくれること、ただいまと帰ってくる家があることを、本当にありがたいことだと、改めて身にしみて感じました。特に大川小学校の惨状は、子を持つ親にとってあまりにも痛ましく、涙が止まりませんでした。このままTVを見続けていては、私自身も精神的に参ってしまうと思い、TVを見るのをしばらく控えたほど。実際、実家の母も一時具合が悪くなってしまいました。当日、全然平気でいたユウも、TVや大人たちの会話から漠然とした不安や恐怖を感じたようで、一人で眠れなくなったり、急に恐いと泣き出したりするようになり、特にユウの前では震災の話やTVは控えました。現地で支援活動をしてくれているボランティア団体などに寄付をしたりはしましたが、私自身はまず我が子の心のケアをしなくては・・・そう思い、春休みも自粛せず、友人宅に遊びに行ったり、予定通り子供向けのバスツアーに参加したりして楽しめる雰囲気を作り、できるだけ“いつも通り”“今まで通り”の生活をするように心がけました。被災地では、そんな“いつも通り”の生活を子どもたちにさせてあげられないのだと思うと、本当に胸が痛くなります。問題が山積で、簡単に頑張ってなどとは言えませんが、子どもたちが希望を持ち続けられる未来を、復興する力を信じたいです。
2011.05.23
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